2020年02月22日

温度差

2月22日、竹島の日だ。
先日、JR出雲市駅で掲出されているポスターで改めて知るくらい
自ずと意識しているものではなかったことを感じた。

島根県の県庁ではその日に式典を行うのに伴い、
駐車場の利用に制約が生じることが告知されていた。

国で制定している日ではなく、
県で独自に決めている日なので
広く認知度はないのかもしれないけれども
領有権を考える上で避けて通れない課題なのも確か。

このタイミングで目にしているポスターは
他ならない島根県にその日の前後に居合わせたから
たまたま目にしているだけであって、
自分の生活圏で目にすることはない。

北方領土問題についての領有権に対する意識を持とうという
そういう呼びかけのポスターは見かけたりする。
国が積極的に主張しているものと、そうでないものの差。

これを受けて自分が見ている範囲というのもたかが知れていて
取り扱うニュースの量も時間制約というものが
付きまとうこともありながらも
話題にされることもなかったように思うのは
生活圏とそういった問題との距離があらゆるものであるからなのかも。
温度差に戸惑った。

それがなければ温度差を何も思わない自分がいるわけで。
仲がいいって何だろうね……。
あらゆるものでそういうものを思わないことはない。
posted by 小林 慶太 at 22:10| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月19日

のぞみはいつもそこにある

その世代の方にしてみると今日まで引き継がれている
「AMBITIOUS JAPAN!」と「いい日旅立ち西へ」のメロディや
それぞれのアーティストを連想される方が多いのかも。

少なくとも自分が一番最初に連想するのはソレだ。
のぞみはいつもそこにある
積極的な投資ができる展望を持っていて
それを実際に可能にすることができる資本を持っていても
長距離を高速で日々運用される条件下にあるとはいえ
東海道新幹線の世代交代は早い。

JR東海が2020年3月のダイヤ改正から
1時間に現行最大10本設定している「のぞみ」を
今度は本数を12本に引き上げることにしている。
東海道新幹線を走行する車両をN700A系に統一することで
それだけの過密なダイヤが実現できるようだ。

そういった需要を持っている路線であり、
運用に就くのも応えられるスペックを持つからこそなのだと思われる。

東京駅の時刻表、「のぞみ」が5本、「ひかり」「こだま」が5本
それぞれ表示されるようになっている中で
全ての車両がN700A系という状況が珍しくないところに推移している。

相対的に最大で60編成を抱えていたJR東海の700系は
今や2編成が現役でいるのみで、しかも臨時列車に投入されるだけ。
2020年3月8日以降は現役を退き、
新たな過密ダイヤを可能にする陣容を整えた上で
改正当日を迎えることになる中で
これまでの先達と同じような歩みを辿ることになった。
のぞみはいつもそこにある
この日も新大阪駅までの1往復のみの設定。C53編成。
700系ありがとう東海道新幹線のラッピングを
❝カモノハシ❞の「くちばし」にまとって運用に就いた。

1999年デビューでその20年を長いとみるのか短いとみるのかというのも
やはりそれぞれに歳月の捉え方がある中で
自分は非常に短く感じるのは
それだけ同じように歳をとったからなのかもしれない。

JR西日本では700系は引き続き活躍してもらうことになるものの
16両の編成を組む列車はやはり波動用での登場に限られるというので
「のぞみ」での日々はさほど残されていないに等しい。
のぞみはいつもそこにある
車体側面のエンブレムも思えばこの新幹線の登場が契機だったのかもしれない。

遠出するようになったころには
既に東海道新幹線で500系とともに主役を張っていたものが
こういう日を迎えるというのは歳月に対して感慨深いものがある。

人込みは避けるようにといわれる中でも多くの方々に迎え入れられた
700系の「のぞみ」もあくまでも終焉が近いことに対する注目度であって
新大阪駅までの空席状況は需要の多い時間帯の臨時列車というのも
考慮しても随分と余裕があるところだった。
のぞみはいつもそこにある
運命的なものなのか、意図されたものなのか、
この日は運用された「のぞみ313号」の入線前の16番線ホームに控えていたのは
世代交代のバトンを受け継いだN700A系から
さらにバトンを受けていくことになるN700S系だった。
のぞみはいつもそこにある
新幹線の進化に留まることはないといわんばかりの対面となった。
JR東海は世代交代を積極的に進めながらも
あくまでもカラーリングは白地に青いラインという
代名詞的なものを一貫しているという
相反するような非常にこだわっている部分をあわせもっている。
のぞみはいつもそこにある
「希望」と「欲望」。
いずれも「のぞみ」であって
登場時にあふれていたものと東海道新幹線からの引退を前に
これを考えるとその言葉に充てる文字は
どちらにあたるのか自問してしまうものがある。

「ひかり」はまだ差しているのか、
希望の言葉はなおも「こだま」するのか。

天井をどこまでも見上げることができるところと
考えなければならないところと
それすら思えないところと
非常に歴然としてきているように思えてならなかった。

それでもそのメロディや存在が
歳月がどんなに流れても彷彿させるものを持ち合わせているのだから
非常に不思議なものだったりする。

過去に執着する人間は滑稽で愚かだといわれようとも。
posted by 小林 慶太 at 20:40| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月16日

天空ノ鉄道物語その2

天鉄
その過度なくらいに都市開発が進んでいく有り様もさることながら
列車型式が統一されることで運行間隔が過密化しているものを
さらに、というところまで大量輸送を可能とし、
それを必要とするだけの需要が絶えることのない光景というのは
スゴイという感覚を超越するものがある。

京葉線の東京駅って有楽町駅に近いよね、といわれるくらいの
乗り換え距離なのだというのを
ようやくここで実感した。武蔵小杉駅。

あの台風を受けてから実にここで初めて多摩川も見た。
可能にする沿線開発とそこを拠点にされるライフサイクルも。
日常ではそれがウソだったかのように思えるくらいだけれども、
やはり報じられていたことは確かだったと伺わせる部分も
今もなお河川敷に見受けられるところにあった。
天鉄
あらゆるものが特化したところに集中していく傾向が顕著で
そういう追い風を受けて相乗効果を弾き出していく光景。
ミライトワとソメイティのラッピング車両も登場している埼京線。
気の遠くなるような先の話だと思っていたものは
既にカウントダウンへと入り、
スポーツイベント以上にその先の経済動向を懸念しなくもない。
それだけのものを特定のところは補えるだけの感覚を手元に持っているし
事実そう感じさせるだけの訪問客が国内外からあるのだろう。
自分の近辺にはない感覚。
ほかの人は微塵も疑わないところに持っていたりするらしいけれども。
天鉄
母校(大学)に行った。あくまでもついで。
こちらも埼京線のホームが山手線とのホームと距離があったものが
東京五輪の開催に前後してこれを並ばせるために
350mほど移動させるために日々終電から初電までの3時間を用いて
この移設作業がなされているのだという。

またこれにガンダムのスタンプラリーのフォウ・ムラサメスタンプ台が
新南口改札に設置されていて、
非常にその移設の模様を体感できるような仕掛けがなされている。

登場人物のポスターのセリフはソレに因んだもので
リアルタイムな世代にしてみるととても秀逸。

山手線基準で巡ってもらうことを前提にして
原作準拠のセリフをアレンジしているから
思わず吹き出してしまいそうだ。
天鉄
学校には要はなく、あくまでも近くまで来たので、という程度。
在籍していた頃から校舎が大きく様変わりしているので
そばの区立図書館の方が変わらないこともあり、
むしろ安堵するものがあった。

ともあれ目的はこの犬に因んだところにある。
いうまでもなく忠犬ハチ公像。
大館駅のソレと違って天下の往来でひっきりなし。
とにもかくにも外国人観光客の方がカレに引っ付いて
記念写真をされていくことの多いことといったら。

何とか合間を縫って撮影したところになる。
天鉄
ハチ公のそばにある観光案内所として利用されている
青ガエルが渋谷駅から忠犬ハチ公の出身地である大館市に引っ越すことになり
そのプロジェクトが立ち上げられた
今回は久しぶりにこちらへと足を延ばすことにした。
秋田犬の里に設置されることになるらしい。無償譲渡。
ハチ公の存在が渋谷区と大館市を結ぶ縁になっていて
防災協定を締結したりしている。

かつては東横線は桜木町駅までだったものが
今は、というのを掘り起こさなければならないほどに歳月は経過している。
天鉄
しばらく来ない間に大きなエポックがあって
東京メトロ銀座線の渋谷駅が東急百貨店から若干移設されて
新たに明治通りの上部にホームを有する構造に変わった。
この年末年始の間にその引っ越し作業が行われた。
背後にそびえるのは渋谷ヒカリエ。
天鉄
旧・ホームの方を見ているところになる。
大がかりな工事がまだまださらに続いていき、
それに見合うだけの人びとを引き寄せる磁力を持っており
限界に近いようなところにおいても
なおも成長余地を広げるような開発がなされていく。
どこにでも真似のできるものではない、非常に特殊な場所。
天鉄
渋谷駅から都営バスで六本木駅前まで向かい、
六本木ヒルズ52階の森アーツセンターギャラリーで開催されている
日本テレビ主催の特別展、「天空ノ鉄道物語」の後期展示の見物をした。
天鉄
後期展示もさることながら
1月に出かけた旅で史料としての時刻表を紐解く必要性に駆られた部分もある。

1982年の東北新幹線開業前後の時刻表によると
今日1日1本しか列車が来ない駅は当時は7本の列車設定があり、
国鉄末期は3本に絞り込まれ、
そこからJR北海道は2016年まで3本の列車を
旅客人口の減少を受けながらも維持に努めてきた事になる。
それもまた2020年5月の廃止に廃止を迎える。

牽引する産業の情勢や道路構造の更新、
そして高速道路網の整備や人口動態を照らし合わせると
よりその背景に突き当たるものが浮かび上がるわけで
当時は意識しなかったものを
改めて照らし合わせることは今日を再確認することにつながる。

1964年時刻表復刻版などは
オイルショック以前の物価を反映しているから
そういうものを意識して読みとると
ただの列車記載の雑誌に留まらない史料的な価値を帯びていたりする。

大きな天空ノ鉄道物語をモチーフにした表紙の
JTBと弘済出版社の時刻表、いずれも表紙デザインは変わっていないけれども
来訪時期にちゃんと合わせて月表示を変えている。
天鉄
北海道の路線図、上は国鉄時代のもの。

石勝線が登川駅止まりで新得駅までつながっていなかったり、
上茶路駅までの白糠線だったりするので1970年前後のもの。

下は夕張支線がなくなっているので2019年5月以降のJR北海道。
線路はあっても不通区間を抱えていたり
既に廃止を前提に話が進んでいるところも含めて
これだけのものに絞り込まれている。
天鉄
新規展示の一つ。
0系からN700系、H5系に至るまでフル編成の新幹線車両の模型が一同に勢ぞろい。
16両の長大編成から6両〜7両編成まで圧巻。
あらゆるものにおける進化の過程とともに
走行路線ごとにおけるその必要とする輸送量を物語っているものでもある。
天鉄
やっぱり500系を中心に見てしまう。
何で新幹線ごとに車両の編成数が違うんだろう、と
そんなことを述べられていた方がいらっしゃった。

旅客需要に見合う輸送量に準拠しているということを
とりあえず引き合いに出しておけば宜しいでしょうか?
新幹線に限ったものでもないけど。
天鉄
以前も触れている話ながら
石炭産業をはじめとした国内産業の隆盛とともに
それを担ってきた貨物輸送、
一時はトラックの前に過去のものになるという
そんな評価を受けていたこともあったけれども
大量輸送を必要とする特定の条件を満たすと
やはり二酸化炭素の排出量が少ないことや、
それを運ぶにあたってたくさんのドライバーを必要とするものを
運転士一人で済むことによるコストダウンや人員の制約などから
むしろ将来の展望を見据える上で
まだまだ可能性があるものとして評価をされるようになっている。
天鉄
これが一番見たかった。
「ウエストエクスプレス銀河」!!
6両一編成、117系の改造とはいえ
大幅にリニューアルを遂げて生まれ変わった寝台列車。
デザインをされているのは他ならないイチバンセンの川西康之さん。
この特別展のデザインを受け持たれている方。
そういう縁もあって、
ここでエクステリアデザインのお披露目となっていたようだ。

列車は3つのフリースペースをもっている。
先頭と最後尾がグリーン車。うち1両は個室になってる。
天鉄
外周の天空駅と段ボールによる原寸大1号機関車。
祝日は子ども連れの方がかなりいらっしゃって
制服を着て記念撮影、という企画やシュミレーターは
非常に賑わいを見せていた。
カフェも長蛇の列が出来ていたり、駅弁の販売もなされていた。
天鉄
天空駅から東京タワーととうきょうスカイツリーを一コマにまとめたところ。
限界を超えるくらいに高層ビルがそびえ立つところに
さらに、というくらいにプロジェクトが立ち上げられていく。
そういう一方で集約化が図られる程、
どこかの集落や町村レベルの人口がそれらから消失しているのも確かなことで
大枠で括れば発展の余地をまだまだ持っているという
そんな形容をあてはめることができるとはいえ
全てを物語っているものではない。
天鉄
実物大のものをつくりあげてしまうから
ディフォルメしたものは造作もないことなのかも。
大井川鉄道のパネルを前にD51も段ボールで再現がなされていた。
線路も段ボールで出来ている。
天鉄
地方交通線の廃止に伴う最終列車のヘッドマークには
三江線のヘッドマークと構内案内図が加わった。
ほかのヘッドマークに比べると小ぶりで地味だけど。
天鉄
前回は触れなかった私鉄紹介コーナーにおける
京急と京成電鉄のそれぞれのボード。
やっぱりお世話になっているところなので。

いずれも所有している路線図を記載していて
京急は京急ミュージアムの紹介を、
京成電鉄はスカイ〇イナーの20分間隔の運行と時間帯の拡大、
そして3100形の特徴について触れられている。
それぞれ各事業者が独自でボード構成を練り上げているものと思われる。

東武鉄道のものは、親子連れの方が夢中になっていて
なかなか退いてくれなかったから記録するのをあきらめちゃった。
SL大樹が代名詞的な存在としてピックアップして
そちらへの観光を呼びかける構成になっているものだ。

個々の列車にスポットライトがあたるのは
最晩年まで活躍をしていた夜行列車。
天鉄
いわずと知れた寝台特急「北斗星」
天鉄
急行「はまなす」
天鉄
そして「トワイライトエクスプレス」
天鉄
いずれも青函連絡船から北海道新幹線に至るまでの
津軽海峡における輸送形態の変遷で不可欠な存在という
そういった共通項を持っていた。
昼間の輸送を担っていたのは789系「スーパー白鳥」。
今日では活躍の場を変えている。

前回は地元の全11万人が総力を注ぎこんで具現化した
高架工事の進捗把握をしてからこちらにやってきたので
非常に駆け足染みた部分があったものの、
休工日にも重なったので時間を注いで見物する事ができた。
posted by 小林 慶太 at 23:18| 千葉 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月15日

食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020

食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
この間の建国記念日(2020年2月11日)に公休が入った。
川口市にある寝台特急北斗星の食堂車グランシャリオ、スシ24-504を用いた
レストランが土休日は予約不要でモーニングを食べることができるので
そう頻繁にある機会ではないので、即座にこれを思い立ち、
今回は早起きして東京メトロ南北線から埼玉高速鉄道を経由して
東川口駅へと現地入りしてしまうのだった。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
やっとようやく、ついに、初めて埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線に乗った。
終点・浦和美園駅までの1駅を残しているけれども
地下を走行していく路線、荒川の下を通って
ず〜っと川口市を進んでいくので窓の外はまるっきり、というものであっても
体感的にその市域の広さを改めて思うものがあった。

昨今は駅構内のデザインやホームドアの構造とかにも
興味深いものがあるし、トンネルも敷設年代で差異があるので
何だかんだ会社線跨ぐと初乗り運賃が加わっていくというものを
ズシリズシリとのしかかりつつも、
今まで通らなかったところを辿っていくというのは
非常に新鮮味があった。

復路で武蔵野線の運賃表を見て冷静になる自分がいたりするのも確かだけど。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
北口ロータリーに面した埼玉高速鉄道の東川口駅2番出入り口を撮影したところ。
構内は各駅にイメージカラーが施されていて
ホームからコンコース、そして地上へと出てくるまで
空間構成にリングしていた。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
北口ロータリーのプール部分には
埼玉高速鉄道2000系が描かれたシールドを模したオブジェがある。
あくまでもオブジェだけれども、
これでトンネルを掘削してきたところに今日の列車が往来する姿は成り立っている。

建設年代や敷設背景など、加えてその兼ね揃えたインフラを踏まえると
運賃というのは比較対象となるものを照らし合わせれば
自分の収入の多い少ないを基準にしなければ、納得するものがある。

国際興業バスが岩槻駅や新越谷駅(南越谷駅)などへと路線バスを
こちらを拠点に設定している。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
高架駅の武蔵野線東川口駅を通りぬけると
南口にあたる埼玉高速鉄道1番出口のもとへ。
こちらには絵を描く子犬と
それを見守りパイプを持って寛いでいる紳士風の犬のブロンズ像。
地下に駐輪場がある南口のロータリーからは
京浜東北線の川口駅や西川口駅を結ぶ国際興業の路線バスや
コミュニティバスみんななかまバスが設定されている。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
東川口駅から県道381号を道なりに南下していく。
埼玉高速鉄道が地下に延びているので
引きかして歩いていくといった格好になる。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
ホンダカーズ埼玉や夢庵を過ぎてアズ企画設計のもとにやってくると
前方には戸塚陸橋が架かっていて
これを潜り抜け、セブンイレブンをまあ絵にした左側にあらわれるのが
プアヴィレッジなぐらの郷のスシ24-504グランシャリオだ。
脇にはミニシャリオと名付けられた自動車を従えている。

東オク、東急車輛昭和48年、JR東日本新津車両所昭和63年改、
JR大宮工場平成元年改といった履歴銘とともに
「25-11大宮総合車セ」の文字が入っている。
以後は新たな数字や銘を刻むことはない。

寝台特急北斗星の運行終了が2015年8月のことなので
さらに歳月が流れて5年の時計の針をそこまで巻き戻す必要がある。
デビューは1989年3月、ここまで30年超。
それ以前の経歴を持っていながらも良好な状態を
足元に至るまで保って頂いている。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
側面部からミニシャリオとともにスシ24-504グランシャリオを撮影。
車内、もとい店内への出入り靴にはEF510の顔出しパネルが設置されており
それに合わせて
「電車レストラングランシャリオ営業中焼き立てパン食べ放題」の幟が
はためくようになっていた。

モーニングはベーカリーグランシャリオで申し込む。
350円までのドリンクとスープ、サラダがセットになっていて
これを500円で買い求めてこれにパンをプラスして手配し、
「乗車」するという手続きをとる。

維持費のため、
長く存続してもらうための買い物というものを意識することになる。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
動かない外の景色は別にしても
この車内に足を踏み入れる感覚というのは
リアルタイムで体験したり、近いところにいた人にしてみると
何度でも甦る記憶や感覚があると思う。

内装は現役時代そのもので、歳月が流れていても変わらない状態にあるし、
厨房や冷蔵庫なども現役で使って頂いているのは
非常に傍から見ていてもありがたいし、
譲渡された立場からも本望なのではないだろうか。
何よりもそれが立ち上げられ、続いていることが素晴らしい。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
今回は2人がけのテーブル席でモーニング。
エアコンのところにはカシオペアと北斗星の時刻表があって
本来であればどの辺を走っているところで
このモーニングを食べているのだろう、というところに突き当たることができる。
そういうものを目にしたら意識しないことはない。

注文したサラダやスープを待っている中でパチリと。
現役時代は晩ごはんに奮発した時の緊張感に対する思い出が一番強い。

東北新幹線で福島駅へと「北斗星」を追いかけた時に
その食堂車で食事を楽しむ方とそれをもてなす方の姿を見て
選択肢として思わなかったものに対する価値観が変わり
そう頻繁に出来るものではないとはいえ、
それを果たせたからこの感慨があるのかもしれない。

同年代の方がお子さんを連れていらっしゃっていた。
5年時計の針を戻すと、お子さんは物心がつかなかった年齢だったのだろう。

歳月は随分と流れたけれども、変わらない感覚がある。
奥もそういう境遇にはないけれども
果たせるべき夢は適えた人だったりする。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
役者がそろったところで、頂きます、と。
こうしてまた夢と再会して至福のひと時を過ごさせて頂いた。

譲渡を申し出てこのような活用をなさって下さったことや
そういうところで食事を提供して頂けたこと、
遡ってはそこに至るまでのリアルタイムな旅路で
その空間を彩って下さった当時の方々に改めて感謝。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
そういう感慨に浸る一方で時計の針は確実に刻まれているのは確かで
武蔵野線も世代交代が着実に進んでいて
205系がやってくる場面というのも次第に少なくなり
転属してきた209系や231系の活躍の場が広がっていくのも
大いに実感する日だった。
posted by 小林 慶太 at 22:45| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月07日

自由と権利

東武アーバンパークラインだと見出し記事が2行にわたってしまうけれども
東武野田線だとキッチリと新聞記事で1行に納まる、ということが
実に素晴らしい事だと思うのは
21世紀を生き残れない自分のような異端児だけなんだろうなぁ……。

スタンプラリーの開催が新聞記事にも取り上げられていて
冒頭のような感想を抱いた中、早速これに出かけてきたのだった。

柏駅並びに流山おおたかの森駅以遠は
こういう動機づけがないと利用する機会が極めて少ないので
この機会に野田市の立体交差事業の進展や
沿線の土地利用に宅地開発、市場構造、社会インフラとか
少しばかり見物するものとさせて頂いた。

アトラクションのようにしか列車乗っていない人だけど
「子育てにやさしい社会を望む!」という方は
やはり人々の暮らし、ライフサイクル、ヒトの流れ
沿線の産業や人口構造、企業立地など
掴みとる情報とその分析に怠るものはないはずかと。

だってスマホあれば一発であの学校の児童数が何人でとか、
工場は何をつくっていて、とか、道路は何処につながっていて、とか、
交通量は……とかすぐにわかるところにあるし、
そういうためのWi‐fi対応じゃないんですかね……。
野田線スタンプラリー2020
まずは新鎌ヶ谷駅からスタートしていく。61612編成。
野田線スタンプラリー2020
船橋駅へと出て、ここから引き返すことに。
結果的に塚田駅界隈で進められている大型開発の
プレミスト船橋塚田や塚田第二小の工事現場を往復していくこととなった。
野田線スタンプラリー2020
船橋駅もやっぱりダイヤ改正を告知するポスターが3種類掲出されていた。
柏駅までの速達列車の登場による
所要時間の短縮と終電繰り下げがとりあげてある。
なお鎌ヶ谷駅や六実駅には「急行通過します」のポスターはなかった。
まぁ、ホームから見える範囲でのことだけど。
野田線スタンプラリー2020
高柳駅に行くよ〜。こちらは改札内にスタンプが設置されている。
やっと明るい時間帯に新路線の状況を見ることが出来た。
1番線で1日に1本しかない現行の急行列車を迎え入れたところ。
運用に充てられていたのは8165編成。自分よりも年上の車両。

大して興味ないけど全11万人が死力を注ぎ込んで
その展開を見届けていた新京成の高架工事に付き合わされていたこともあって
何か知らないけど、線路状態に目が向いてしまうので
強い要望をされていた方々や気になっていると述べられていた方は
もっと深い着眼点を有しているに違いない。
野田線スタンプラリー2020
柏駅。今回のスタンプラリーの裏テーマを象徴する一コマ。
東武鉄道が不動産事業で推し進めている
ソライエブランドのマンションと宅地分譲のアドボード。
プロモーションを兼ねているから
清水公園駅がスタンプラリーのポイントに取り上げられている。
前田敦子さんが登場しているのは
流山おおたかの森駅に近接して建設しているマンション。

オーソドックスに自分の敷いている沿線にマンションや宅地を開発して
そこへのアクセスを優遇して入居してみたい、暮らしてみたいと思えるように
広域的な人々からその雰囲気に触れてもらう機会にしている。

誰でも住めるように思えるけど、
それを買える所得や将来展望を持っていること、
沿線から副次的であってもアクセスが勤務先へと図ることができる、
できれば公共交通を用いる条件下など
売り手の意図する対象と、
買いたいと思って手が出る、出せそうな対象というのは自ずと限られたものになる。
(全然仕事と関係のない方に住もうと思う人はあまりいない)
野田線スタンプラリー2020
柏駅での上下線急行列車同士の行き違いをパチリと。
柏駅以遠は急行列車の設定が毎時2本なされている。
野田線スタンプラリー2020
流山おおたかの森駅へと向かっていく。
TXへの乗換駅でそちらの改札を近接している
このポジションに掲げているのは
ソライエ清水公園アーバンパークタウンの上部を横切るアドボード。
対象を非常に意識した広告の掲出位置になっているというのは一目瞭然。

新鎌ヶ谷駅や鎌ヶ谷駅にも掲出していても、
こういう大掛かりなものをやらないっていうことを引き合いに出すと
そのマーケティングとなるものが浮かび上がると思う。
野田線スタンプラリー2020
今度は11631編成の登場を迎え入れるところ。
東武鉄道は新鎌ヶ谷駅と流山おおたかの森駅という
非常に乗降客数の多い乗換駅をいずれも自治体や開発事業者の請願、
相手方の建設費の負担を受けて設置して今日に至っている。
野田線スタンプラリー2020
続いて向かうのは運河駅。
東京理科大の最寄り駅にあたり、
一部時間帯で区間運行の設定がなされているところ。
ここは改札内にスタンプが設置してある。
野田線スタンプラリー2020
駅の名前の由来となっている利根運河を渡っていく。
江戸川と利根川を結んでいて、その貨物物流の存在に突き当たる。
物流網の変遷とともに導水路としての役割を担ったりしてきた。
野田線スタンプラリー2020
スペシャルスタンプ設置駅である清水公園駅へ。
清水公園のある西口寄りの旧・1番線ホームは駅名表示板がなく
時計も×で塞がれている上に、
島式ホームは改修を受けているので非常に対照的なものになっている。
野田線スタンプラリー2020
スカイツリートレインの顔出しパネルの背後が
旧・1番線への階段を控えていた部分にあたる。
野田線スタンプラリー2020
自ら宅地分譲を積極的に行っている東口側は
ソライエゲートと称してアクセントを施したり
さりげないところにおいても
ブランド化に相応しい空間づくりを試みている。
野田線スタンプラリー2020
ソライエ広場とアーバンパークタウンを控えた東口の様子。
ものづくり工房やピザ窯があったり、
そういうライフサイクルを描けることを提案するのとともに
コミュニティがこういうものを礎にして
組み立てられることができる家族像、入居者像が思い描かれているようだ。

宅地開発に比較的余地を残していたところに
積極的な戦略を打ち出してきた。
野田線のアーバンパークラインへの改称もこの布石で
実際にそういうものを受けて地価も上がっている現実がある。
野田線スタンプラリー2020
川間駅を出て江戸川を渡っていく。
野田線スタンプラリー2020
春日部駅、アーバンパークラインの7・8番線は
駅名表示板にアクション仮面が登場している。
こちらは東口改札を前にしたところにスタンプ台。
東武アクセス売店もクレヨンしんちゃんグッズや
それに関連したお土産でコーナー化がなされているほど。
野田線スタンプラリー2020
待合室もこの子たちで賑やかそう。
もちろん駅メロディは「オラはにんきもの」だ。
野田線スタンプラリー2020
元荒川を渡ると岩槻駅は間近だ。
並行する橋には「人形のまち いわつき」とある。
野田線スタンプラリー2020
岩槻駅も橋上駅舎改札向こうの自由通路は
「ようこそ岩槻へ」と出迎えるのとともに岩月人形の紹介がなされていたり、
ホームの列車案内表示器にもイベントの案内が合間を縫って掲出されるようになっていた。
近日に人形博物館がオープンするとか。
スタンプは改札内。
野田線スタンプラリー2020
岩槻駅から8171編成に乗車。
野田線スタンプラリー2020
終点・大宮駅でスタンプラリー10駅パーフェクト達成となった。
野田線スタンプラリー2020
大宮駅では❝まめの木❞をそばに天井から
大宮西高のOBOGの方にホームカミングウィークや閉校式を開催するので
是非参加して欲しいという大掛かりな吊るし広告が掲出されていた。
全ての卒業生の人に連絡する手段がないので実行委員会の方が
このようなものを媒介にして呼びかける措置を講じているという。
野田線スタンプラリー2020
というわけで家路へとついて
全11万人の人びとが悲願としていた高架工事の以後の進展を
それなりに巡りましたとさ。



「自由と権利」

みんながみんな自由にやりたい放題だったどうなるのか、というものや
同じように付与されている権利を駆使したらどうするのか
一切考えて下さらない方が少なからずいらっしゃることを
ひどく痛感するスタンプラリーだった。

高柳駅で自分の前にスタンプを押されていた方が
ラリー台紙を持ってスタンプを押していた。1枚。2枚。
あぁ、お孫さんにあげるのかなぁ……。
これぐらいはそれなりの許容範囲だと思うのだけれども……。
何か一向に終わらない。3枚、4枚……、突き詰めると10枚近くに及んだ。

一部の駅には「お一人様一部でお願いします」と文言があった。
強制力はないのかもしれない。
そういうものを付与せざるを得ないところに物事はあるようで。

交換所の方もいざこういうものを提示されたら
どのような対応をとられるのだろう。
消費者ありきなので応じざるを得ないのだろうか。
傍から想像するだけとはいえ後味の悪いものを感じるばかりだった。

昨今は欲しい人に価格を付与して渡す、
俗にいう転売ありきで
そういうものに参加される方もいると伺うくらいなので
その人が必ず、というわけではないけれども、
達成感をかき消されるようなところで
ラリーは半ば続けることになったのも確か。

コレクションだからいい、というものでもない。

アナログ的なスタンプラリーは非定期需要の底上げや
こういうツールによる派生効果を重宝する部分もあるけれども
やはり見直すべきものもあるのだと思う。

小さい子がやっていたら、まだしも、
相応の年齢の人で思うものがないというのは
もう先行きはないことを再確認するしかない。
posted by 小林 慶太 at 23:55| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月12日

すっぽり

その1
立て続けに2週続けて愛車のパンクに見舞われ
某商業施設に修理依頼に駆け込んだ。呪われているかのようだ。

夜間まで修理を受けて下さる方を配置して下さっているので
非常にありがたいものの、やっぱりこうも支出が重なると……。

その某商業施設、ミライトワとソメイティのグッズをはじめとした
東京オリンピックの商品陳列がなされていて
非常に傍から見ていても華やかさを感じるものはある。

スポンサーになっている飲料会社やビール会社は
こういうイベントを絡めてCMを打ち出すことが出来るし
限定商品を売り込むこともできるので
そういったものに目がない人はやっぱり飛びつくのだろう。

オリンピック開催にかかる費用負担や
その後の施設維持・活用などを鑑みると否定的な人間なので
仮に自分の理論のもとで、
それがないことを前提にした経済となると
これらがすっぽりと抜け落ちるわけで「効果」と
消費マインドというのを思わないことはない。

ところが、そのハイテンションがどこまで続くのか、というのを問うと
先例を持ち出すのにはいうに及ばず、
高揚感が引き上げられれば、そうなるほど、
その水準を維持したり、同じ次元のイベントを体現して
パフォーマンスを繰り広げるのは並大抵のことではないので
一過性に終わってしまったり、
それありきで考えると、フッとその火が消えた時の落差を
非常に懸念してしまう自分がいる。

もちろん跳ね除けられる人は跳ね除けることができるだろうし
滞りなく、実体化した成長曲線を弾き出せる方はできる。

ふとした瞬間にその興ざめをした言動を
自分みたいなどうでもいい身の人間が呟いたところで
さほど影響力はないけれども、
俗にいう公人の発言は株価をはじめ、企業業績を左右させたり、
場合によっては年金の運用にも関わる場合があるから
そういうものを仮に視野に入れていても強く訴えることはなく、
翻弄されていくばかりなのかもしれない。

賢い人は真実を的確に見通すのではなく、
それを見据えた上でどのようにその事態(マイナスの未来)を回避して
意図するものへと導いていくのか、というのを
入念に思慮を重ねていくのだろう。それも出来れば、の話。

前回の東京オリンピックの時代は
自然に人口が増えていく時代だったので
こういったテンションに近い水準を
さほどムリすることなく
実体に近いところに維持したりすることができたのだろうけれども
あまりにもその時と置かれている状況は違い過ぎることを
改めて噛みしめるのだった。



その2
色々と釘を刺さなければならないものもあるけれども、
祝ってもらわないと自分の首が絞まるんです。

美容室や写真屋さんが異様に早い時間帯に明かりを灯していた。
さて、何ででしょう……。
そういう需要が生じる日だからだ。

18歳以上に選挙権が付与されるようになっていて
この間の県会議員選挙の投票率が
10%をかろうじて上回る程度の水準になっているので
色々と深く考えなければならないことが多いような気がするのだけれども
こういうのを登壇して呟くと盛り上がりに水を差すし
支援(要は自分に投票してもらう)してもらえなくなってしまうので
何はさておき「おめでとうございます」で流しておいて
自分の名前を売り込んでおかないと
次の選挙が見据えられなくなってしまう。(思いっきり皮肉)

パーティもド派手にしてもらったり、
飲食や娯楽でおカネを気持ちよくつかってもらうことができる社会と
いくら人口減になっていても、
今日ありきでそれを否定して抜け落ちてしまう経済を鑑みると
どのようなものが見えてくるのだろう、というような話。

自分の近辺は市場規模が小さいので替えが利く、というのもあれば、
その水準に適うものを持ち得ない、というものもある。

そういう中で一日というのを見据えてもらいたい。
僕が呟いても全然説得力ないけどさ……。

「カネがかかることがわかった」というのは
どういうものを見据えての認識だろうか……。
posted by 小林 慶太 at 22:11| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月04日

新顔

職場の排水ポンプが壊れてしまい水浸しになったため
エレベーターが使えなくなり
階段で荷物搬入や商品陳列を行うことになった。
大詰めの年末ではなく、比較的量が少ない状況だったのが救い。
昨年の台風における高層マンションで停電に陥られた方というのは
このような状況に近いものだったのかもしれないと思うのだった。

帰路は帰路で愛車がパンクしてしまい、
某商業施設の自転車売り場に駆け込み、修理をして頂いた。

お正月、加えて、この時間帯というところで
間口を広げて下さっていたのは非常に助かった。
危うく次週の公休日まで、という事態を回避することが出来た。
立体交差事業2019年1月4日
新鎌ヶ谷駅東口交通広場で
RYO YUHARAさんがカバー曲の弾き語りをなさっていらっしゃった。
植え込みのところに例の看板はあるけれども
こういった志を持たれる方が
この場所を選んで下さるのはやはりありがたいものだと思う。

家に帰ったら帰ったで、
僕の将来妹になるであろう方が入れ違いで来たらしい。
非常に父が上機嫌だった。

年賀状じまいを改めてこの場で述べておく。
そういう未来の輪に入るのにも限界だと。
逆にこちらに、というのも望むべきものではない。

お互いが笑うためにはそういう決断をすべきだ、と。
自分がその立場でも執ることを考える。

漫画やアニメの主人公の背中を見送るような役回りで
そういう結末を迎えたかったけど、
自分じゃ端役程度にも及ばない。
posted by 小林 慶太 at 23:26| 千葉 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月02日

後ろめたいもの多々

2020年1月2日
バージョンアップ!!
東武アーバンパークライン新鎌ヶ谷駅コンコースの
SL大樹ことC11-207に国旗が掲揚されるようになった。

俗にいう3が日が職場でも公休になったので
実に就職活動をしていた時を除くと
中学校時代以来、これら3日間が休みというところに身を置くことになった。
他はアルバイトしていたりするので無縁の生活だったもので
うらやましくって仕方ない部分はあっても
いざその境遇に身を置くと
満身創痍のあとの1月1日は別にして、
非常に感覚が染みついているものもあって
はたらいている人々の姿勢に対して、後ろめたいものが多いものだと思う。

同時に普段は全然知らないといっても過言ではない
1月2日の明るい時間帯の街のライフサイクルを見る貴重な機会だったのも確かで。

やっぱり案の定、これだけ時間があっても
高架工事が本題でしかないので線路の撤去状況や
関連側道の様子に対して状況把握をされたり
アクセス道路整備に対しての
市道11号と県道57号に対して展望を抱かれているような方は見受けられなかった。

だから「熱意」だとか「要望」を拾い上げて
隣に駅前広場を持つ駅がそばにあるのに
工事がはじまって10年近く経って気付くような方が
議員の方を含めていらっしゃるわけですね(皮肉)。

鎌ヶ谷ショッピングセンターもアクロスモールも
いずれも入居テナントがいずれも営業日に合わせることなく
それぞれに定休日を設定するようになっていたので
時代の推移とともに商業施設が主導しているよりも、
むしろそういうものを受け入れなければ
テナントを埋める事が難しい局面にあることをひどく感じるものがあった。

そういう裁量を一切許さないところにあったものから
融通を利かせることができるようになった、というのは
その運営者側の価値観の変化に因るものも少なからずあると思いたいものの
実際はとりまく状況が
非常にそれぞれに厳しいところに推移しているような気がする。

カフェで譲れない場所にも大衆的な飲食店を入れたり、
休診日のある医療機関を受け入れたり、というのも
本来であれば運営側が望む条件を受け入れる存在があれば
決してあり得ない選択肢だった。

少ないと思っている人は少ないと思っているのだろうけれども、
最低賃金が現在の内閣が発足してから200円近く上がっているといわれる。
サービス業の賃金はこの水準をかろうじて上回るところが多い。

俗にいう稼ぎ時に+αの報酬を払いやすいのは
やはり賃金が低い時代のことであって、
賃金上昇に見合う売上や利潤を弾き出せなければ
そういうことをするのが非常に難しくなるから
定休日という選択肢を企業が執る傾向にあるというのも
必然的なものなのかもしれない。
同時に上回る水準の方々が
それに等しいほどの賃金上昇を描いているのか
問うと必ずしも、というものがある。

もちろん羽振りのいいところはどこまでも羽振りがいいのでしょうが。

またアクロスモールではトイザらスが2020年1月5日を以て撤退する。
アクロスモール開業以来入居していた旗艦テナントの一つ。
少子化もあるとはいえ、
比較的購買力の高い方々とその世代の方々が近隣にお住まいになる場所でさえ
こういうものを維持することが難しい現実をもっと考えなければならない。

企業の努力が足りないなぁ、と仰られる諸氏は
どの程度、維持や発展に貢献なされる努力を
隈なくそれら対象に果たしているのだろうか?

自問しないと一生人間愛せる。
posted by 小林 慶太 at 23:55| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月01日

ご加護

色々と言葉の響きだけで都合よく誤魔化しているものが多いけれども
「はたらき方改革」のお題目のもとに
24時間営業を原則としていた
コンビニエンスストアも定休日を考える時代になってきた。

休むといっても日持ちがするのはとにかくとして
商品を売り切ったり、
休み明けにゼロに近いところから品揃えをしたりする必要もあるから
休みます、といって簡単に休みにできるところと
そうでないところがあったり、
売上や給与をどのように補填していくのかというものも
今日ありきの経済の中でなおも上昇志向を目指していくと難しいものがある。

前日は2時起き、4時前に職場入り、というスケジュールだったので
この日が休みというのは助かる。
唯一目覚まし時計を気にせずに眠りについている日。
一日の活動時間が極めて短い日でもある。

といってもずっと寝ているのも年のせいかしんどくなっていて
次第に難儀になっていく傾向にある。嗚呼。

どこかに行こう!と思い立っても、
やっぱりそのどこか、という思い当たるお店や施設は
当然のように営業をしていることを前提にしていて
「子育てにやさしい社会を望む!」と主張されている方は
その託児所や保育所が休みの中でも
はたらいていらっしゃる方がいらっしゃることを念頭に置かれていると思うし、
自分のように自動車を運転しない身にしてみると
移動手段となるべきものを司る事業者においても
やはりそれに関わる方々がそういう日にちを跨いで
そのインフラを引き継がれている方が
いらっしゃっていることを念頭に置かれていると思う。
立体交差事業2019年1月1日
東武鉄道、アーバンパークライン!!
第276号踏切にて8492編成を迎え入れる一コマ。

警報音が鳴り、遮断機が下り、列車が通過していく
その時間に初詣に向かう人、帰路につく人が
さりげない会話を重ねていく光景がある、ということが
非常に味わい深いものがある。

踏切で列車を待つ、という光景があるからこそ成り立つ光景。
まぁ、そんなものがなくとも人生何の得にもならないし
失ったからといって路頭に迷うこともないのも確か。
立体交差事業2019年1月1日
その東武アーバンパークライン、
新鎌ヶ谷駅コンコースにはSL大樹ことC11-207のもとに
「2017賀正」の文字の入ったヘッドマークが掲げられ
梅の花が両端を飾り、リバティとの間にも「謹賀新年」のボードが設置された。

一月一日から多くの人々が
お正月モードで歓談に浸ることができるのは
地道に支えて下さる方々と
さりげないものから大がかりなものに至るまで
演出をされて下さる方がいらっしゃるからだ。

お世話様です。新年からありがとうございます。
立体交差事業2019年1月1日
そして同じく地元で列車運行に関わって下さっているのは北総鉄道も然り。
新年から一日乗車券で出かけられるのはこの上ないこと。

駅員さん(男性)に「行ってらっしゃい」といわれるだけで
いい歳してでも天にも昇るような気持ちで上機嫌なところで
新鎌ヶ谷駅で7318編成を迎え入れている一コマ。
立体交差事業2019年1月1日
ちなみに7300形と京成電鉄3700形は共通設計で
細部は異なるものがあれども、ほぼデザインや設備に似通ったものになっている。
こういった京成グループの共通設計は
次代の京成3000形、新京成N800形、北総7500形や千葉ニュータウン鉄道9200形に及び
さらに対象を広げ大幅なコストダウンを図るのとともに
乗り入れ路線との運用に弾力を広げることに貢献している。
みんなどこかで見かけた同じ顔、ということになっているのだけれども。

さて京成電鉄。
「東京」と「成田」を結ぶから京成電鉄という名前になっている。

昨今は成田というと成田空港を連想するし、
スカ〇ライナーの存在からも空港輸送を本題とする鉄道路線という
そんな印象が強いものの、
本来は成田山新勝寺への参拝客輸送を見込んで敷設された鉄道路線で
京浜急行と川崎大師(平間寺)、京王電鉄と高尾山薬王院のように
寺社仏閣と切っても切れない関係にある。

安産祈願からお宮参り、七五三をはじめ
子どもの健やかな成長や家族の健康を願う対象であるのだから
「子育てにやさしい社会を望む!」という方は地域信仰に造詣が深く、
寺社仏閣とも関わりの深いインフラや
「カネがかかることがわかった」と述べられるように
そこから派生する経済循環も深く意識されるものがあると思う。

京成電鉄においてはとりわけ関係が深い成田山新勝寺のほかにも
題経寺、法華経寺が門前町と駅、鉄道敷設に絶大な影響があり、
速達性を体現するのとともに旅籠などが淘汰された部分はあるとはいえ
大量輸送を実現することによって
なおも地域経済の原動力として欠かすことができないものとしてある。

金町線は運転間隔が10分間隔になり、
本線もうすい駅行きが京成成田駅まで延長運転をするなど
とりわけ初詣シーズンは今もその絶大な影響力を垣間見ることができる。
立体交差事業2019年1月1日
普段走っていくスカ〇ライナー。
京成高砂駅では1番線を通過してそこからポイントを渡って
京成本線に入り、京成上野駅へと進んでいくことになる。
立体交差事業2019年1月1日
このポイントで北総鉄道から押上線へと進んでいく線路から
本線へと渡っていく光景というのは
京成成田空港線が開通して以来、当たり前のものとなっている。

ところが1月の3が日と土休日は
モーニングライナーやイブニングライナーに加えて1本だけ
本線を走る有料特急列車「シティライナー」が日中も復活する。

たった一本で、なおかつ途中停車駅は青砥駅と京成船橋駅のみながら
その列車を立ち上げるというところに
京成電鉄の成田山新勝寺への参拝客輸送にかける姿勢というのが
なおもこういう時期に絞られるところになりながらも残っている。
立体交差事業2019年1月1日
例になく3・4番線ホームで待っていたところで
ダイヤ改正を受けて特急佐倉行が3番線に停車している中で
こちらの列車が2番線ホームを通過していったので
あいにくポイント部分を真っすぐ進んでいく場面しか撮れなかった。

「シティライナー92号成田山開運号」を撮影。

隈取りを施した車両を登場させての限定運用。
❝令和二年❞の年号が入るようになっている。
立体交差事業2019年1月1日
この列車に絞り込んで旅客需要の多いか少ないかという点を考えると
日中に定期列車として本線を走る有料特急列車が既にない上に
1本のみの設定ということからも
必ずしも多いとは言い難いことを想像してしまうけれども
需要を見込むシーズンに限りながらも設定している点に
京成電鉄の成田山新勝寺への参拝客輸送に対する並々ならない姿勢が示されている。

3100形もちゃんと成田山新勝寺のお札を
運転室に取り付けるスペースを確保した上で
設計していたりするのだから推して知るべし。

もちろん「商売繁盛」じゃないよ!「交通安全」だ!!
京成電鉄は成田山新勝寺のご加護を受けて
運行を受けて成り立っているというのは過言ではない。
立体交差事業2019年1月1日
北総鉄道も成田山新勝寺のお守りを吊るしている。
グループとして関わりの深い寺社だ。

初詣をする、という行動から派生するサイクルを引っこ抜いた経済を
今日ありきで考えるとその落差を補うものがないから
ゾッとするものがあるのも確かで、
どんなことがあっても多くの人に高揚感に浸ったり
清々しい気持ちで新年を迎えてもらわなければならないというのも
ある時代を経験した人に述べると説得力があるのかもしれない。

関東鉄道は筑波山神社なのかな……。

いすみ鉄道の古竹社長様から年賀状が届いて驚いた。
会社としてのものだけれども、
同様のものを投函するだけでもかなりのコストを伴うだけに
そういう投資に感謝するのとともに
報いられるように努めなければと思うのだった。
もちろん小湊鐡道にもかんばってもらわなければならないし、
多くの公共交通機関の活躍がそれぞれにあってのこと。

昨今が災害が多いので
この一年、そういうものがない一年でありますように。
天皇陛下が仰っていらっしゃったように
ヒトのチカラではどうすることもできないものはあるとはいえ
たぶん多くの方が願ってやまないことだと思う。
posted by 小林 慶太 at 23:27| 千葉 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月15日

「おのぼりさん」

2019年12月15日
六実駅は松戸市に、高柳駅は柏市に所在地があるとはいえ
そこに至るまでの区間においても
東武アーバンパークラインはうちの街を走っているし、
総括的に運行体系を見据えると大きなエポックなので
ここで話題にしておきたい。

この日、高柳駅の上り線ホームの供用がはじまった。
新しい1番ホームで61611編成を撮影した一コマ。

旧来の1・2番線は柏駅方面の下り列車専用となり
3・4番線の番号が当てられた。
2019年12月15日
現段階では両端の1・4番線ホームから
それぞれ上り、下りそれぞれの列車が出発着するようになっており
本格的な全面供用は2020年3月14日のダイヤ改正から。
それまでは2・3番線ホームは淵に柵が講じられた状態。
2019年12月15日
ダイヤもまた現況のものが引き続き用いられるものの、
新たな複線構造となった区間で
それぞれ上下線、それぞれの線路を列車が走るようになっている。
これもまた遠からぬ未来に
ラッシュ帯を中心に真価を発揮することになる。

1990年代初頭にこのエポックを迎えれば
間違いなく狂喜乱舞しているであろう一人ながら
人口が国内で見ると減少傾向にある状況下で
なおもそれなりに人口が増える地域に幸いにありながら
さらなる開発が進められていく一方で、というものを思うと
一概にそれだけを喜べるものとは必ずしも言い難い部分がある。

どこまでも運行本数を過密化することができるだけの
人口構造を沿線として描きにくかったり
それを具現化すると相対的に衰退していく地域が増えていく事になる。

強くなることを考えなければならない時代になっている。
純粋に「強くなろう」を考える時代ではない。

皮肉にも「アーバンパークライン」や「ソライエ」ブランド化が
沿線の価値を上昇させていくことも
胸中非常に複雑なものがある。

こういうことが展開できたり、
追随できるのが優秀な人材というわけで
「野田線でいいじゃない!?」というのは
非常に無能な人間の戯言なのだというのを身につまされる日々。嗚呼。
まわり出した水車は水が枯れるまでまわらなければならない。



2019年12月15日
北総鉄道新鎌ヶ谷駅では改札を前にしたところに
列車案内表示機が新設された。

これでプレスリリースされていた
新鎌ヶ谷駅のリニューアルによって成されるインフラが
一通り揃うようになった。

新しい列車案内表示機は行先と列車種別が白字、時刻は黄色を採用しており
黒を基調としたシックなデザインで
一通り構内をまとめているのは例外ではない。

こういうものも投資をしてもらえるところと
なかなか難しいところがあって、という
そんな話を持ち出すとご理解頂けるでしょうか。

隈なく具現化するのにはあらゆるものでムリなものがある。



地元広報誌2019年12月15日号が出ている。
これに初富2号踏切の夜間車両通行止めの記事がある。
期日は2019年12月20日と21日。

こちらにおける
❝ありのみ便り❞のタイミングには非常にガッカリした。
この記事をどうして初富開墾150周年となる
10月に照準を合わせてもらえなかったのだろう……。



夏は比較的涼しいところで、冬は暖かいところで仕事ができ、
赤字でも期末手当が支給され、
給与水準は大手企業の平均を加味したもので
年末年始をはじめとしたカレンダー通りに休みが消化できるようになっていて
なおかつ子どもの学校行事などにおいても
ピッタリとそれらが重なりやすかったり、休みを合わせやすかったりする。

救う気があるのであれば
その対象はもっと多くの人が享受できるものであって然るべきなのに。

蜘蛛の糸を垂らすお釈迦様は慈悲に富んでいるようでいて
どこか非常に残酷なものだ。
posted by 小林 慶太 at 23:04| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月11日

天空ノ鉄道物語

天鉄
久しぶりに六本木ヒルズに行った!
北総鉄道を皮切りに大門駅に向かい、
そこから大江戸線に乗り継いで六本木駅へ。

首都高に沿って地上部、六本木通りを歩くと
目の前にそびえ立つのがこの超高層タワー。
全然自分の生活と無縁のセカイ。
天鉄
目的は六本木ヒルズ52階の森アーツセンターギャラリーで
開催されている日本テレビ主催の特別展、
「天空ノ鉄道物語」の見物だ。
2019年12月3日〜2020年3月22日まで開催中。
天鉄
入場券を買うと「天空駅行き」の硬券をともに頂いて
エレベーターで一気に52階へと向かい、その会場へ。
鉄道の歩みを中心にアーツセンターギャラリーを展開されている内周と
「天空駅」をはじめとしたスカイギャラリーの外周からなり、
見学順路としては上野駅改札を模した内周から巡っていくことになる。

博物館のような展示にしては珍しいくらいに
映像以外は撮影可能という企画展。
監修をなさっているのはイチバンセンという建築士事務所の川西康之さん。
展示手法がデザインのセカイと重なっている。
天鉄
走行履歴を物語るヘッドマーク。
歴代寝台列車のほかに一部気動車特急のものが展示されていた。
天鉄
導入部となっているのは国鉄時代で
展示手法や案内表記に趣向を凝らしているというのは
この一コマで一目瞭然かと。
0系の新幹線は丸ッ鼻部分が本物。
天鉄
国鉄時代を象徴するのは路線図で
とりわけ地方交通線とバス網が張り巡らされていた北海道は
今日の鉄道網と比較するとその差が目まぐるしい。
同時にそれを必要とした産業の隆盛と変遷を物語っているものでもある。
天鉄
JR発足は青函トンネルや瀬戸大橋の開通によって
日本列島が鉄道網で結ばれたことが一大エポックだったので
海底駅の駅名表示板や瀬戸大橋における試運転列車のヘッドマークが
やはり展示されていた。

簡単に綴っているけれども
これら歴史的な資料がこの場所に集結するのには
各鉄道事業者の協力なしにはあり得ないものだったりする。
天鉄
国鉄とJRの転換期を触れている展示ブース。
動輪を模したショーケースには
JR発足当時の各社を代表する列車の模型が展示されている。
いずれも今日現役で線路上を走ることがないほどに
歳月が経過しているのとともに
世代交代を果たせてきていることに他ならない。
天鉄
サンライズ出雲・瀬戸まで絞り込まれることになった
列車の変遷を紹介しているパネルとともに
ヘッドマークを撮影したもの。
天鉄
特定の列車にスポットライトを充てている展示もある。
いずれも寝台特急や青函トンネルに因んだ列車。
その一つがトワイライトエクスプレスだ。

車体は糸魚川市のスギを使っている。
つまり木造で、JR西日本や京都鉄道博物館が協力して
イチバンセンが企画設計を手掛け、
施工には猪又建設をはじめとした糸魚川市などの事業者が集結し
これを再現しているものだった。

糸魚川の街を元気にするプロジェクトの先行公開。
トワイライトエクスプレスの
糸魚川市付近の日本海に沈む夕日をモチーフにした
ネーミングであることが大きいという。
天鉄
若干ディフォルメしているけれども
スイートの先頭車両の一部とダイナープラヤデスが
実車さながらに再現されているのは圧巻のひと言。

特にダイナープラヤデスは一度きりとはいえ利用した身にとっては
京都鉄道博物館でもここまで至近距離で見ることが出来なかっただけに
歴史の一部を体験していたことと
そこにまた巡り合えたことにただただ見入るばかりだった。
天鉄
歴代バックナンバーのJTBの時刻表と
弘済出版社のJR時刻表の表紙が壁面を飾り
今回の天空ノ鉄道物語を模した両者の表紙が立体的に大きく共演を果たす。

東北新幹線開業間もない時期や国鉄からJRへと転換する時期の時刻表は
実際に手に取ってめくることもできた。
どれもこれも歴史的資料に昇華される程に歳月が流れ
列車運行の範囲に留まらないものをダイヤが示していたりするわけで。

非常にムダなことに記憶力を使っていることを
ここで改めて知った。
天鉄
過去だけでなく現在、そして未来を見据えたものにおいては
新幹線が主題になってくる。

2000年代以降の年表を読みとっていくと
主要事象を取り上げているということもあるけれども
その鉄道の歴史は災害との歴史であったことを実感する。

中井精也さんが三陸鉄道の復興を記録して
これをギャラリーにしているのも
過去から今日、そして未来へと繋げていくことを象徴していた。
復興の一番列車をみんなが待っていたと旗を振ったりする様子もあり
あくまでも鉄道は生活の一部で
災害を経ても営んでいくヒトの暮らしに焦点が当てられている。

新幹線に関しては近未来に既に現実になっていくであろうこと、
つまり北海道新幹線の札幌延伸による
東北シニアとインバウンドの取り込み、
北陸新幹線の延伸やリニア中央新幹線による
高速ネットワークを日本の真ん中に形成することで
国際競争力を高めてアジアへの成長にリンク、
九州新幹線の長崎方面へのルート開業に因る
交流域の拡大を図る、といったものが紹介されている。
天鉄
同時に未来を見据えるものとして
貨物輸送が取り上げられている点も特筆される。

鉄道による貨物輸送の価値の見直しが社会になされ、
大量輸送を必要とする分野においては
こういった未来のカテゴリーに組み込まれるところにある。
天鉄
デザイナーの方が手掛ける、ギャラリーで展開される企画展らしさが
こういったパネルとちょっとした簡単な作業で
参加意識をもってもらうところに反映されているような気がする。
キーワードに用意されているものを
観覧者にそのパネルに描いた理想や未来に貼ってもらうというもの。
天鉄
外周はコレに尽きる。
天空駅と原寸大の1号機関車。
蒸気機関車は段ボールで全てつくられている。ボルトみたいなものまで全部だ。
一日の時間の経過とリンクさせて空間を捉えることを意図されているようだ。
天鉄
天空駅から見ている東京タワー。
どんなに高層建築が進んでも技術が向上しても
この存在感は決して埋もれることはないと思うのは
やっぱりその時代を生きて来た身だからなのだろうか……。
天鉄
この辺の展示ブースは期間によって中身が違うらしい。
地方交通線の廃止に伴う最終列車のヘッドマークとともに
平成初期に相次いで発足した第3セクターの
開業を祝うヘッドマークの展示が行われていた。
天鉄
アニメや玩具における鉄道についても触れられており
こちらにはシンカリオンやトランスフォーマーも登場。
未来のミライに登場する列車の座席なども再現したりしている。
天鉄
ガチャガチャコーヒーと東京メトロを盛り込んだカフェ。
空間構成が美術の領域にあるのだと思う。
天鉄
カフェで奮発して食べた。
相鉄12000系をモチーフにした雪化粧列車のチーズケーキ。
12000系の車体が色だけでなく顔まで再現しようとされているのだから
その精巧ぶりを思えば自分の収入感覚に見合わないだけで
むしろ、というところなのだろう。
カフェラテはカシオペアのものを頼んだ。

後期は三陸鉄道をモチーフにしたチーズケーキが登場したり
ヘッドマークも変わるというので
この辺も楽しみにされると宜しいのではないかと。

一番の収穫はトワイライトエクスプレスを模した車体が
この展示期間終了後にジオパルに移設して内部を自由に出入りできたり、
ダイナープラヤデスで糸魚川市内の飲食店が提供する食事を
この車内で頂けるように予定調整をしているということ。

また行く目的が増えてしまった。
どのみち公休がとれたら復興過程を辿っていくことと
お世話になったホテルに泊まるように行くつもり。

諸行無常が本質の中にいても
街を営んでいく事は普遍的なもの。
果たせるものは何とか果たしていけるように。
posted by 小林 慶太 at 23:17| 千葉 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月27日

オレンジ 一線を画す

前日2019年10月26日、京成電鉄のダイヤ修正が行われ
この日から成田空港線に3100形の導入がはじまった。
オレンジ
タイミングよく一発で2編成しか現段階ではないという
その3100形を京成高砂駅で迎え入れたところ。
こういうところに自分の運をムダに使っているような気がする。
オレンジ
本線運用主体の3000形までに施されていたラインカラーと一目瞭然。
加えて北総鉄道とも類似していた青を車体から取り除くことで誤乗を防ぎ、
乗車案内で用いているオレンジを主体とすることで
実際の車両と照らし合わせやすくなっている。

正面は空港輸送のシンボルともいうべき飛行機が描かれていて、
カラーを刷新しても車体側面を多くの飛行機が彩っているデザインも
3050形から引き継がれているものだった。

ウワサのロングシート見た。真ん中折りたたんでいるところもあった。
どういうタイミングで周囲に配慮して
スーツケースを置いたり、座席に転換するのか定かではないものの
いかんなくその機能を利用者が駆使されているのを目にした。
オレンジ
成田空港ばかりが京成線沿線を代表するものではないので
各車両にはシンボライズされた名所が
飛行機とともに描かれている。
もちろんこちらは成田山新勝寺。
オレンジ
京成押上線や乗り入れ先にも視野を入れた
東京スカイツリーに浅草寺の雷門。
オレンジ
富士山を背後に控えたビル群は
千葉県から富士山を眺望した風景をイメージしているらしい。
オレンジ
行先表示は多言語に対応するのとともに
ナンバリングが示されるようになっていた。
「アクセ〇特急」の下地のオレンジと車体の色を統一させている。
といっても旧来通り京急の車両もこちらの運用に入るわけで。
オレンジ
順次塗装変更がなされるとは耳にしていたけれども
こうも早くその姿を目にするとは思わなかった。

3052編成は早速3100形と塗装を合わせた
オレンジのラインカラーをまとい運用に入っている。
それとともにシンボライズされた
新勝寺、雷門、スカイツリーなどのイラストも
3050形と統一するように施されるようになった。
オレンジ
家路はあくまでも北総鉄道で辿るのだった。

「鎌ヶ谷トレイン」見物以来の北総鉄道帰宅という
至福でこの上ないぜいたくをしてご満悦。

滅多にほとんど利用しない時間帯の旅客動態や
沿線のライフサイクルは
とにもかくにも新鮮なものこの上ない。

ちゃんと初富駅の防犯カメラ設置状況も確認する手間を惜しまなかった。

アクセ〇特急と本線特急並びに快速特急が近接する時間帯に
京成高砂駅にやってくるダイヤが組まれるようになったので
後続のアクセ〇特急の到着時刻が本線特急よりも早い、
要は逃げ切れない場面が多々あるようになり
速達性がより強調されるようになっている。

成田空港は周辺の方々への配慮から
離着陸の時間に制約を抱えている中で1時間ほど拡張されており
今回の京成電鉄のダイヤ改正はこれにも絡んだものとなっている。

ダイヤには暮らしが反映されている。
背景にある「社会」というものを読みとる姿勢を持ちたい。

愛好家は鉄道の範疇で留まっても何ら問題ないけど、
崇高な社会を思い描く方が狭い範囲の次元でしか
物事捉えないなんてことあるわけないじゃないですか!?

金曜日(2019年10月25日)の雨で
先日復旧をしてもらったばかりの久留里線が
一部区間で再び不通になってしまったり、
千葉県内の交通網のみならず、
弱り目に祟り目といったそんな状況が続いている。
そういう状況であっても
物流を成り立たせて下さる方がいらっしゃって
商品やサービスが届くということには旧来以上にありがたみを思う。
posted by 小林 慶太 at 22:49| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月19日

150年

初富稲荷神社2019年10月19日
明治初期の小金中野牧の初富開墾に際して
農業を司る神様として勧請され
2019年で鎮座150周年を迎える初富稲荷神社。

東葛飾地域の高度経済成長期の牽引を果たしてきた
団地の造営はこの開墾を皮切りにして
切り拓いてきた土地の上に成り立っているから
そういう意味ではルーツというべき場所なのかもしれない。

明日2019年10月20日は秋の例祭ということで
拝殿脇にはテントが一張り用意され、
もう一張りはすぐ組み立てることができるように
その準備がなされたことが伺えた。

天候に恵まれるように。
願うだけで叶うものではないのは
十二分にわかっていても、やはり思わないことはない。
posted by 小林 慶太 at 22:39| 千葉 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月14日

意義と経済と教訓

地元広報誌2019年10月15日号(通算1265号)が発行された。
最終面にちょこっと
「新京成線連続立体交差事業12月1日から松戸方面の高架運行を開始」とある。
紙面媒体での告知はここが初出となっている。
新京成の各駅でのポスター掲出はまだ行われていない。

なお表紙を飾っているのは2019年10月26日と27日に開催される
第31回産業フェスティバル&農業まつりだった。

また市の基本構想案のパブリックコメント告知も
紙面上でなされているのは今回の広報誌においてであって
総合基本計画の体系において最上位となるものを
策定するものであることを図示するのとともに
提出方法などが記されている。

「子育てにやさしい社会を望む!」と主張される方は
やはりこの先の未来を積極的に描かれるべく
資料に手を取り率先して精査なされるものと思われる。

同日、新聞折込で市議会の某会派が❝ニュース❞を発行している。
タイムリーに「災害に強い鎌ヶ谷へ」という見出しとともに
災害時のライフラインの確保を要望書に盛り込んだことを述べている。

まぁ、この辺はもっともな部分なので
釘をさすようなことではないのだけれども
その紙面をクルっと裏返すと
「一般会計2018年度鎌ヶ谷市決算19億6000万円の黒字に」という
相変わらず「黒字」を強調する文字が躍っている。

よく考えなくともわかると思うのだけれども
補助金依存や地方交付税の上に成り立って
この「黒字」というものが弾き出されていることは言うまでもない。

本当に黒字であれば、印西市のように
地方交付税の非交付団体になるべきであって
「黒字だから要らない!」という姿勢を示す事ができるはず。

補助金に頼らないで黒字が弾き出せるのであれば
初富駅の駅前広場も自動車進入を可能にするのは
補助金を受けるための条件だから、
これを拒否して自主財源で行えば、
滞りなく公園のような駅前広場をつくることで
現況以上の用地を必要としないで解決する糸口を見出すことが出来る。

安易に「黒字」というものを鵜呑みにされないように。




本日は鉄道の日だ!というわけで初富駅にも日の丸が掲げられていた。
めでたい、というのには到底及び難い日となってしまった。

北陸新幹線は長野駅〜糸魚川駅間が不通で、
東武鉄道も日光線がところどころで寸断された中での区間運行をしたり
決壊した秋山川と何度か交わる佐野線は終日運転を見合わせていた。
復旧に目途が経たないところも多いと伺う。

秦野駅〜新松田駅間の運休をしている小田急は
ロマンスカーが箱根方面へと走らせることができないとなると
観光客による経済的な恩恵を享受する地域には
様々な影響が生じてくるので、
その及ぼすものというのは思っている以上に遙かに大きい。

翻って思うと鉄道の日、というその日を
どこの鉄道事業者も災害に打ちひしがれることなく
復旧に向けて勤しむこともなく、
ほぼ平常に近い運行がなされて迎えることが出来た年というのは
数えるばかりしかないのではないかと
今さらのように思うくらい行き届く世界の範囲が狭い自分がいる。



もちろん初富駅の日の丸は鉄道の日を祝うものではなく、
体育の日を祝っているものに他ならない。

10月10日が体育の日ではなくなり
10月第2月曜日ハッピーマンデーになって20年が経過するらしい。
要は祝日が意義よりも経済を重視するようになって
それだけの歳月が流れた、ということ。

リアルタイムに生きていた身ではないとはいえ
1964年の東京オリンピックの開会式が10月10日に行われたから
「体育の日」だという風に捉えていた、教わっていたし、
加えて晴れの特異日というところにも
10月10日でなければならないことを
後押ししていたように思っていたものが
こうも流動的になって20年という時間が経過している事実には愕然とする。

同時に「体育の日」は2019年が最後。
2度目の東京五輪が開催される2020年は「スポーツの日」となり
開会式の7月24日へと移り、「海の日」をその前日に移して
4連休を形成することになるという。
2020年のカレンダーを見ると絶望する。

「体育」という言葉には堅苦しいイメージしかなく
それに対して「スポーツ」には、というのが相対的なものらしいけれども
カタカナにすればなんでも、というものを
象徴しているように思えてならなかったりする。

経済とそれに都合よく与る人ありきであって
意義というものでつなぎとめていた対象を削ぎ落すと
どんどんと乖離していくものが増えていくばかりだ。



職場で先日の台風19号の際に避難所に身を寄せた方がいらっしゃったので
他人事とは思えなかったのでお話を伺った。

東日本大震災時の被災された方の
避難所の様子などは断片的に報道や資料室の展示で
見聞することはあったけれども
より肌身の近いところで知るべきものがあった。

1か月前に台風15号が襲い、直接的にも間接的にも
その恐怖をまざまざと感じとったので
やはり先手を打たれた方が少なくなかったそうだ。
一番避難する際に困ったのは
漠然とした食料と飲み物などは自分で手配する、という中での
それらをどれくらい用意するのか、というものだったという。

確かに自動車で身を寄せることになると
持っていけるキャパシティは増えるけれども、
基本的に徒歩で向かうとなると、
何食分くらい、手で持っていけるのかという部分と
どれほど滞在するのか、というものを想定しないと
その荷物もハッキリとわからないところにも不安があったという。

食料が尽きたらコンビニに買いに行けばいい、という選択肢は
あの強風と豪雨を前にすると物理的にムリ。
朝昼晩、簡素にしても持っていけるもの、
食事の組み立てというのは限られるものだと。

台風一過後に晴天が訪れても
すぐに帰宅できることを思い描けることばかりではない。

幸か不幸かはさておいて、
そういうところに身を置いたことがないので
いざ避難をしようと思い立った時に
確かに経験がないから
災害とは別の漠然とした不安に対する処方箋がないので
より困惑する場面に突き当たることがあり得るのかもしれない。

自衛隊はたまにそういった時に提供するお風呂を開放して
どのようなものなのか体験する機会を設けているように
なかなか現実的には難しいものがあるとはいえ、
避難所となるようなところに
それらを想定した「お泊り」をして
「足りない」ものを精査し、非常時に備えるべきなのかもしれない。

どんなに備えをしても、万全というのはないのだろうけれども。
posted by 小林 慶太 at 23:54| 千葉 ☔| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月13日

一過

前日からの荒天がウソのような晴天に恵まれた。
まさに台風一過とはこのことか、といわんばかりだったものの
そういうことを思えるのは偶然の上に身を置いていることに過ぎなかった。

当初では関東地方直撃と予報されていた台風19号は
想像以上に規模の大きなもので及ぼした範囲も
その猛威も凄まじいもので、
前日は東海道新幹線が終日運休になるのも頷けるほどに
東海地方にまで影響を及ぼし、さらに夜間から未明にかけて
千曲川、荒川、多摩川、田川、那珂川、阿武隈川に夏井川……、といった
大きな河川の氾濫や決壊を招く事態まで進展するに至ってしまった。

北陸新幹線の長野新幹線車両センターが千曲川氾濫で浸水を受け
30編成近くある陣容のうち、3分の1が被害を受けたことが報じられていた。

経済を牽引して地方交通線を維持していくという図式を保ってもらうための
原動力となるべきものですら
壊滅的な被害を受けてしまうと堪えるものがある。

「がんばろう日本」「復興した日本を見てもらう」
そういう旗頭の題目は皮肉にも遠のいていくようで堪える部分はあるけれども、
気持ちの連鎖が経済に派生して
さらなる悪循環を生みだしかねないところにあるので
何ともいえないものがある。

ニュースに映し出される画像は
失礼ながらついこの間までは映画を見ているようだ、と思えるものが
「またか」という言葉が出てくるくらいで
追い打ちをかけるように自然は容赦がなかった。

つい数時間前まではまさに当事者にあった界隈は
それが過ぎ去ると、どこ吹く風といった感覚に陥ってしまうから
非常に自ら戒めて置かなければならないと思う。

この日は新京成と北総鉄道は始発列車から平常運行だった。
JR東日本の各路線や東武鉄道は追って日中にかけて
点検や試運転を行った後、多くの路線は運転再開にこぎ着けた模様。
全てが全て、というわけではない。

あまり前者を当たり前のように捉えてはいけないという事。

雨が止んだらすぐにお店が再開できる、と思われても困る。

商品入荷も然るべき過程をとるのだから
こういった状況下を挟んだところとなれば
むしろ手配できたり入手できる事に感謝すべきものであって
「何でないんだ!」と思われるというのは
あまりにもそういったものを意識していないことに対して
無自覚なものが多いと思う。

普段でも朝に北海道から魚を獲って来たものが
午前中に関東地方のお店に並んでいるというように
何ら疑うことなく、
子どもの顔や孫の顔を見て、生涯を終える方もいらっしゃる。

東日本大震災をはじめとした経験を重ねて
こういう状況に陥っても、そういう方もいらっしゃる。
これが現実だと思う。

その日のものじゃないとわかると「古いんだ」とサラッと述べる方もいる。

当然、至らないものも多々あって当然とはいえ
そういったところに配慮がなかった、
意識が及ばなかった、と思うべきものがあって
そういうものを蓄積していくのが糧になっていくのではないだろうか。

こういう状況でもワールドカップも行われるし
クライマックスシリーズも行われる。

むしろ行って経済循環を果たしていかなければ
負の連鎖が相次いでより苦境へと陥っていくので
なされていかなければならないことであろうし、
それを断ち切る意味でもすべきものであって、
根底にどれくらいそういった人たちの暮らしが意識にあるか否かという
目に見えないものを自問すべき点は常に付きまとう。

災害があるとなおさらに痛感することながら
本来的に考えると日常においてもあるべき姿勢なのだろう。
posted by 小林 慶太 at 23:53| 千葉 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月12日

猛威

取り越し苦労で終わってくれれば良かった。
市民まつり開催の中止という判断が実に賢明であったかを物語るように
未曾有のような大雨や強風に見舞われることとなった。

台風19号の猛威が凄まじい。

時おり弱まることもあったけれども
昼間もかなり雨が強かったのに、
あたりが暗くなってからは
更にそれ以上のものが振りかかることとなった。

日中は東武鉄道が13時までに列車運行を打ち切った後も
新京成と北総鉄道は遅延や運行本数の削減を行いながらも
何とか運転をするように努めていたので
先日の夜間に物凄い猛威を振るった台風15号は
それ以上だったのかと思い知ったのも束の間のことに過ぎなかった。

警戒レベルが4に引き上げられ避難勧告が出た際には
とても屋外に出るのはためらう次元で
行政が避難所を開設したタイミングは早いどころか
むしろそれを果たすのにこの上ないところだったことを
今さらにのように思う。

我が家は終日雨戸を開けなかった。
とにかく停電する前に晩ごはんを食べて、お風呂を入るようにして
もう停電になったら腹をくくって寝てしまうという算段を組んだ。

この日はショッピングプラザ鎌ヶ谷とアクロスモールは臨時休業、
くすりの福太郎やKFC、東京チカラめし、ヴィド・フランスといった
新鎌ヶ谷駅北総鉄道高架下テナントも多くが
同様の措置を講じ、翌日の営業時間も未定、
もしくは従業員が出勤ができる体制が整い次第
順次開店という措置を講じていた。

ファミリーマート新鎌ヶ谷駅店と
セブンイレブンST新京成新鎌ヶ谷店は
いずれも列車運行時間帯は営業をなさっていた。
幸いにしてそのおかげでお昼に与れたのだけれども。

マクドナルドは17時頃に閉店予定とあったものの、
そこまで実際に営業時間を延ばしていたのかは不明。
もうその時間帯はうちの街は壮絶な暴風雨に晒されていた。

鎌ヶ谷ショッピングセンターはイオンが13時を以て閉店。
そちらに入居しているテナントは個々の裁量に委ねられたようで
対応の措置が分かれた格好となりながらも
みんながみんなムリにでも開店しなければならないということはなく
弾力性に富んだ運営をしていたのが救いなのだろうか。

職場も幸いにして列車運休が前倒しされる懸念があったので
帰宅できない可能性を抱えていたこともあり
早い段階で押し切るように家路につくこととなった。

納品予定の業者の方も
この日に納品することをドライバーや担当者の方に強いることもなかったし
こちらもまた求めることがなかったのも大きいのかもしれない。

あまりあることは好ましいものではないけれども
今後もそういった事態には何度も直面しうること。
対策や連絡手段に蓄積をしていかなければならないと言い聞かせるのだった。

高架工事について詰所は電気が点いていたので工区の方が
万が一に備えて常駐されていたようだった。
それを当たり前と捉えるか否かは個々の裁量によるものだけれども
意識するしないでは決定的な差がある。

これに限らず翌朝に備えて職場やその近辺で
ご自身の不安もさることながら夜を迎えていらっしゃる方も
決して皆無ではないでしょうし。
posted by 小林 慶太 at 22:17| 千葉 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月09日

えぇ!?

あまりの風の強さと雨に身の危険を感じた。
頑張るのと無謀なのは違うと自分に言い聞かせた。
家の外に出られないなんて……。
やっと連絡がとれたタクシーも運休とか……。
東武鉄道、北総鉄道に加え、新京成すら運転を見合わせる事態。
避難勧告も市内で出ているという。
安全を考えれば当然だとはいえ
自分の発想の甘さを痛感するばかりだ。
posted by 小林 慶太 at 06:23| 千葉 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月08日

奥の手

2019年9月8日
東日本大震災を契機に帰れない事態があり得ることを思ったこともあり、
近隣とはいえホテルに宿泊できるくらいの金額を持ち歩くようにした。
それもまたホテルが満室だったら行き詰まるわけだけれども、
タクシーをはじめ、行動の選択肢を確保するように努めたのは確かだ。

JR東日本が翌朝2019年9月9日、始発から8時頃までを予定して
首都圏内の路線においていずれも運休を決めた。
迫りくる台風15号に備えてのこと。

昨今は用意周到にしておいて何事もなければ
無事でよかった、と思えるくらいに
満更でもないような災害が起きることが十二分に考えられるので
予め鉄道においても、利用者においても
安全を確保するというのは周到なくらいであっても
妥当な決断だものなのかもしれない。

東武アーバンパークラインも本日23時以降の運休を決めている。
未明に向けて対応を迫られている指示系統を担う方々の姿が思い浮かぶ。

こういうところで普通に帰ってきてしまった自分がいる。

よくよく考えれば愛車(自転車)で通う距離とはいえ、
交通網がそういった対応を講じる状況なのだから
これを惜しげもなく使うべきだったのではないかと思いつつも
翌日から先も仕事に行く、ということを前提にすると
着替えを筆頭に用意しておくべきものがあることを思い、帰宅することにした。

万が一の選択は次の日が公休日だったりする事態のことであって
翌日も仕事、となると、強ちそれだけでは不備であるし、
それを職場に置いておくとなると
こまめにそれら備品を持ち帰って状態を保っておく必要もあるし
つくづく付け焼刃に過ぎないものだと思った。

もうこの記事を書いている段階で
商品を納品に向けて周到に配送されている方がいらっしゃるだろうし
台風だからといってすぐに閉店というものを
決断できるものではなかったりする。できるところはできるけど。

職場に通う手段として思い描くものも
災害に晒されようかとしている状況下でも
働いていらっしゃる方ありきのものが多いというのも痛感する。

鉄道が止まっても自動車が選択肢にある人もいる。
といったって道路状態が万全であるとは限らない上に、
誰もが思うことが同じであれば
必然的に混乱が生じることも考えられなかったりすることもある。

何分にもご自愛を、といっても、それだけで済まないのが現実。

「列車止まっちゃった、大変だ!」とか呟いていても
台風一過のあとに、いざお店に買い物に来て「何で商品がないんだろう」と
普通に述べられたりすることもあるので
その神経の至らなさを自覚しなければならないものもある。
思わない人はどこまでも思わないで
生涯を終える事が出来たりするのでしょうが。
posted by 小林 慶太 at 21:58| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月07日

行先

立体交差事業2019年9月6日
北初富3号踏切脇、新京成と北総鉄道の高架橋間における建造物、
上部において架線関連の整備がなされたものと思われる。
第1工区の可動ブラケットの取り付け範囲は変わらなかった。



この日、日中から京浜急行の京急川崎駅〜横浜駅間が復旧されたので
それに伴い、新鎌ヶ谷駅構内の行き先案内表示にも
「三崎口駅行き」など、その以遠の表記が復活した。

たかが行先が示された程度のものを話題に、と
そう思われる方もいらっしゃるだろうけれども
復旧作業に関わられた方々や、その間の列車運行の調整に奔走された方々、
代行輸送を引き受けて下さった方々の上に成り立っているものと思えば
そんなものではない。お世話様です。



テレビ東京「出没アド街ック天国」、印西市だった。
以前に放送予定としてあったものがこの日になった。

千葉ニュータウン主眼で話が進められている印象がありながらも
評価の対象となる地域が偏っている中で
要所要所でしっかりと利根水運で栄えた木下駅周辺など
成田線沿線にも話題がふられていて良かった。

うちの街は一体いつになったら拾い上げてもらえるんでしょうか……。
実現してもその回だけ視聴率すごく低そうだよね……。

洋服着せ放題で1000円で30着買える、とかいうのは
「微笑ましい」を超えて
「あさましい」という次元になってしまうような気がする。
冷静にならなければならない部分もある。
posted by 小林 慶太 at 23:13| 千葉 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月16日

JAM20

JAM20
江東区の東京ビッグサイトで開催された
第20回目を迎えた国際鉄道模型コンベンションに行った。
JAM20
今回のテーマは「東京」ということで
これに因んだ制作された模型愛好家や中学校・高校の研究会の方が集結。

ランドマークの持つ特徴を的確に捉えて再現した
L(レゴブロック)ゲージのジオラマ。

誰がどう見ても、と思える建物を
ブロックで作り上げてしまうのは圧巻の一語に尽きる。
JAM20
列車もすご〜く特徴を掴んだものが集結。

中学校や高校の研究会の方々の中には
製品化されていない車両をテーマに即して自主制作されたり
限られた条件の中で「東京」から連想させるさせるものをつくりあげられていた。
JAM20
企業ブースの方は新製品の紹介や
昨今にリリースした商品の展示が行われていた。
こちらは北陸新幹線の開通を契機にJR路線から分離されることになった
並行在来線を担う車両陣が集結しているところ。

どれだけの購買層が食指を動かすのか、というのは
新幹線に比べて格段に地域に偏りが生じたり、
市場の裾野が狭くなることも思えなくもないものの、
こういったところにスポットライトが当たってくれると
モデルとなっている地域や路線にも関心を持ってもらえることを期待したい。
短編成なので揃えやすいという点ではハードルが低い。
JAM20
トワイライトエクスプレス瑞風は2つの企業が商品展示を行い
前哨戦ともいえるようなアピールが繰り広げられていた。
JAM20
何か商品化されるらしいね……。見ちゃったよ……。

マイクロエースは所在地である蕨市長が登場されて
街のPRを兼ねてコンパクトなトークショーがなされたり
知る人は知るところにもアクションが起こされ
自治体もまたこういったところに
認知度を高めていく手法を見出しているのだと思った。

また伊藤桃さんの「小田急の歴史散歩」というトークショーがあり
駅を中心とした都市基盤を組み立てて田園都市を形成をしたり
学校が自ら土地を確保して街をつくり駅を誘致したこと、
小田急も軍の主要施設と接点があり
商業施設などの立地における土地利用に今日も脈打っていることなど
非常に聞きごたえのあるものだった。
自分の生活圏とも共通するものがあっただけに引き込まれるようだ。

このトークショーが終わると
すぐに代わって一時間後に控えていた
中川家礼二さんと南田裕介さんのトークショーへの聴衆が
どんどんとそちらに集まり「笑う鉄道」と題した
お二人のやりとりが人々を惹きつけた。

打ち合わせとは随分と話の中身が違うとか仰っていたけど。
トーク慣れしているというか、カリスマ染みているというのか
会場内から一気に惹きつける話術と
持ちネタを盛り込んだやりとりというのはすごいものだった。

妄想鉄道とかは用地買収とかの話を肌身で体験するようになると
そういう発想することすら自分はためらうけれども。
誰々の家を退かせば道路ができる、線路が敷ける、は
あくまでもそういうものを思わないセカイでの話。
幼少期はできた。
posted by 小林 慶太 at 23:58| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする