2020年02月12日

果たせるサイクル 果たせないサイクル そして続くサイクル

大多喜遠征編2019冬
2019年12月25日、20:09、城見ヶ丘駅からいすみ301大原駅行きに乗車した。
これが上り最終列車になる。折り返してくる下り列車を1本残している。

シナガワグースへの高速バスは21:00発。
鉄道の方が「店じまい」は早いとはいえ、
沿線の旅客を拾い上げる余地がある。

冬休み、年末も差し迫った時期なので、
大多喜高の方々の姿はなく、
恐らくはデンタルサポート大多喜駅からと思われる男性お二人が
先客としていらっしゃるばかりだった。
定期需要としての高校生、大多喜高と大原高の登下校が
この路線の存在理由を裏付けるものとして非常に重要。

切通を抜けて平林物産のそばから国道465号が近づいてきて
神保電器の先で夷隅川を渡り、
真っ暗闇から第一エレクトロニクスを通って
NIGO上総中川駅に着く。
立ち寄っていくばかりで、というヒトの流れを確認していくに等しい。

さらに国道465号と並走して築堤にあがり
切通を抜けて水田から大原消防署の夷隅分署のもとへ出て
国道465号と交わって焼き鳥みずほ分店にセブンイレブン、コメリに続き
商店街の裏手を進み、20:18、風そよぐ谷・国吉駅着。お一人が降車された。

パチンコABCから林に入って夷隅川を渡り、
新田野ライスセンターのそばで国道465号と再会して
これを右に移して並走しながらサンテック新田野に立ち寄り、
切通へとひた走り落合川を二度ほど跨いで
平野木材の裏手にまわり込んで上総東駅へ。

程なく国道465号と分かれて山林に入り、
これを抜けると水田に出て真っ暗闇をゆったりと。
やがて左から国道465号が接近してくると 西大原駅で
子山保育園の先で山に沿って右にカーブ描き
民家が集まる中、塩田川を渡って外房線に合流。
上総通運やファミリーマートをそばに
20:35、大原駅2番線に列車は滑り込む。
大多喜遠征編2019冬
列車は折り返し最終列車デンタルサポート大多喜駅行きになる。
特定日運行の臨時列車の設定もないので
この範疇で公共交通を必要とするであろう方々のライフサイクルは
十二分に納まるようで、
それ以上の投資をしても需要を
コストに対して納得できる水準まで掘り起こせるものではないのだと思う。

最終列車の設定はダイヤ改正を前にアンケートを行い、
それを受けて今日のダイヤを結論付けているのでなおさらに。
大多喜遠征編2019冬
4分ほどの乗り換え時間。

大原駅ロータリーのイルミネーション、
こちらが暗くなってから撮影したもの。

完成形だけでなく、仕掛けを明るい時間帯に見て、という
2段階の過程を経るとまた味わいに深いものが出てくるような気がする。

平日はとりわけこういうものを
外出機会の動機づけにつなげることができる人というのは
さほど多くないので目にしてもらうことを最大級の目的とすると
非常にもったいないものがある。
大多喜遠征編2019冬
JR東日本の1番線にやってきた209系6両編成千葉駅行きに
大原駅からは乗車していく。

大原踏切を通りぬけて塩田川を渡り、
少し離れて並走する国道128号沿いには
モスバーガーやヤマダ電機、MGM、カインズ、ベイシアといった
ロードサイド店と鶴岡木材の工場が並び
みかど台団地に差し掛かったところで、こちらは三門駅に立ち寄り、
暗闇をひた走って長者町駅に向かっていく。

岬総合運動場を通りぬけ、やがて高架に上がって夷隅川を渡る。
そしてスワンクリーニングのそばで地上に下りて
コメリの脇から太東駅へ。
切通から椎木堰を通って細田跨線橋の下を潜っていき
列車は東浪見駅に滑り込み、タイミングよく対向列車と行き違いをする。
右手に延びていた国道128号が頭上から左に移り、
留置線のもとへと出て右にカーブして
20:57、JA長生一宮支所がある上総一ノ宮駅3番線に至る。
大多喜遠征編2019冬
駅舎があるホームが3番線にあたる上総一ノ宮駅、ここで下車。
降りたってこの普通列車を見送り、
後ほど本納駅で追い越していくことになる。
大多喜遠征編2019冬
跨線橋で1・2番線ホームへと向かっていく。
ヒトの流れを考えると駅へと街へと降り立っていくよりも
ここから帰る人が目にするような位置関係にあるのだけれども
新設される東口の設定が
これを目にするヒトの機会を増やしていくことになるのかもしれない。
玉前神社の鳥居が「ようこそいちのみやへ」とともに
跨線橋の階段に描かれるようになった。
大多喜遠征編2019冬
東口の開設に向けて建設が進む跨線橋の工事現場の様子。
年に2度しかほぼ通りがかることはないけれども
とりあえず「気になっている」程度の事は呟いておく。

別に住んでいる街で工事がはじまって10年近く経って
隣の駅に駅前広場があることにようやく気付くような方々ですら
「気になっている」と呟いて「悲願」と
寝言のようなものをそこまで盛り上げられるレベルなのだから
ちゃんとそれなりに記録しているところとなれば、何ら呟いても支障はないはず。

普通、他人がどのように街づくりに真摯に向き合っているのか
時系列を追いながら対峙したりするから
そういう言葉が出てくるのだと思うけれど。
大多喜遠征編2019冬
千葉市街へのヒトの流れが列車に占める割合として高いから
同じように乗り換えていく人は少なくない。

2番線ホームに待っているE217系15両編成快速久里浜駅行きに乗車する。
通過駅をそれなりに持っている快速列車。
3番線ホームに折り返しとなるE233系5000番台がやってきて
これを受けて21:02、上総一ノ宮駅を出発。
不動開発をあとに一宮川を渡る。
真っ暗闇の中で鉄橋を渡る音だけながら
上流部は秋期の台風19号で氾濫の被害のあった地域にあたる。

左にカーブしてスピードを上げてひた走り、
長生村の文化会館が見えてきて、
コミュニティセンターとともに八積駅を通過。
長生ダイナミックゴルフクラブや双葉電子工業を通りぬけて
高架へと上がり、市街にさしかかり
関東天然瓦斯開発や宍倉医院、山之内病院のもとへ。
21:10、茂原駅着。

ぼうしんを過ぎて右にカーブして長生高に君塚病院を過ぎて
市民体育館のそばで地上におり、程なく新茂原駅を駆け抜ける。
貨物ターミナルだった土地と関わりが深い
ニトリやカインズ、マルハン、オートアールズと大型店が相次ぎ
つつじ野団地を経て水田に出て長生病院を過ぎると
本納駅で先行列車を追い抜く。
JA長生と本納中をあとにながた野の住宅地とケーヨーD2へと向かい
永田駅を駆け抜けていき、前方にミオカステーロがそびえ立ち
そこから高架に上がってアミリィやヤマダ電機を左にカーブ。
東進ハイスクールやさくらホテルのそばから
21:19には大網駅に停車。極端な乗降は生じないまま。
高台を進んで圏央道を潜り、大竹調整池をそばに林を走り、
土気トンネルに突入した後、掘割から市進学院のもと土気駅に滑り込む。
この辺から駅前と塾とそれを経営する企業の分布が顕著になってくる。

「(他人の)子育てに(も)やさしい社会を望む!」と主張される方であれば
良くも悪くも塾がなければ、というような時代になってきていたり
市場化が進められているので自ずと意識されるものに違いない。

ロータリーをあとにして土気団地と百合ヶ丘団地を通り
ファミリーマートの先で千葉外房道を潜ってスパジオを過ぎると
やがて誉田駅に着く。こちらは京葉学院がそばにある。
まぁ線路沿い、しかもその地理的条件から目にしている範囲の話だけど。

誉田中や誉田小を過ぎて再び千葉外房道がそばに延びてきて
リハビリステーションセンターやこども病院を通りぬけ
市進学院やゆみーるがそびえる鎌取駅に滑り込む。
そこから左にカーブして鎌取会堂や鎌取団地を通り
住宅地から草むらに出て生実川を渡って館山道を潜り抜ける。
南町団地から右にカーブして京葉学院とハローワーク千葉南の前へ。
21:37、蘇我駅2番線に到着。相応の乗車がある。
大多喜遠征編2019冬
コミュニティセンターと千葉メディカルセンターにグランシーナをあとに
テンボスの先で高架に上がっていくと
京成線が左に延びてきてヴィンランドと笑顔の湯を通り過ぎ
本千葉駅に立ち寄り、中央消防署から都川を渡って
千葉中央駅を横目に京成ローザ10にアサヒボウルを経て
1000シティビルとそごうがそびえ立ち、21:44、千葉駅3番線に滑り込む。

京葉線用の233系5000番台が
木更津駅行きで千葉駅にやってきているところに
お邪魔している一コマ。
大多喜遠征編2019冬
JR東日本の千葉駅から中央改札を出て
エスカレーターで下って京成千葉駅に向かっていく。
こちらは京成千葉駅を前にしたイルミネーション。

千葉駅は例に漏れずにびゅうプラザが閉鎖されていて
橋上駅舎をつくる段階でみどりの窓口と一体的に作り上げていたので
デッドスペースを抱えることになっていた。
自分の持ち合わせている時間感覚もあるけれども
転換の移り変りの速さを物語っているように思った。
大多喜遠征編2019冬
22:01発(京成)津田沼駅行きの3553編成6両編成に乗車して京成津田沼駅へ。
引き続き総武線快速に乗車しなかったのは
始発駅からの完全着席を目論んでのこと。
所要時間は思っているよりも大差なかったりするのだけれども
接続を考慮するとこちらの方が時間を要する行程になっている。

千葉中央駅からの乗客がどの程度なのかで座れるのかというのが
大きく左右することになり、
以後はみどり台駅でまとまった降車があるから
そのチャンスを見極めるだけのこと。
途中駅で乗車が多いのはやはり幕張本郷駅。

基本的にいかに座るのかという着眼点から
旅客の流れを読みとり、その背景に何があるのかを突き詰めると
ライフサイクルにぶつかるものがあると思う。
普遍的な部分と何らかのエポックによって左右されるものがあるわけで。

毎度のことながらそこから先の記述が短いのは
「気になっている」とか叫んでいる方が
15年近くも工事が行われてきた中で
沿線の旅客動態を把握されていないことはあり得ないという事で。

線路沿いに住宅地が迫っているところで
高架化要望すれば移転しなければならないことは
当然思うだろうし、広場をつくるにあたっても
道路構造を日常で意識されないことはない。

加えて乗降客数の最下位と下から2番目に位置する駅に
駅前広場を要望している図式と、
そういったものを求めている対象である企業や自治体の位置づけすら
何ら思わないことはない。

次は1日1本しか列車が来なくなってしまったところに行く話。
前回行った時は3本あったんだけどさ……。

年賀状は本当にありがとうございました。
その分それなりに来訪頻度を保つように努めなければと思う所存です。
posted by 小林 慶太 at 21:26| 千葉 ☀| Comment(0) | 旅行編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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