2019年12月01日

踏切の音というこの街のリズム

しばらく踏切は「旧・北初富6号踏切」以外、
従来通り「〜〜〜踏切」表記ということで。

高架・上り線供用開始に伴い、
各地点では踏切の警報音が鳴らなくなり遮断機が下りなくなったので
くぬぎ山1〜3号踏切と初富3〜9号までの踏切の警報音が
ここまで心地良いものだと思わなかった。

東武野田線(当時)の踏切が中心市街からなくなった時は
さほど思わなかった、まだ新京成に踏切があったのもあるけれども、
生活習慣に染みついていなかったことも大きいのかもしれない。

停止線でもう自動車は止まらなくてもいいのに
生活習慣として止まってしまう自動車を見る度に
そのドライバーに染みついているんだなぁ、という思いを抱いてしまう。

というわけで、信号がなくなった市街地、
自動車の走り心地はいかがでしょうか!?

渋滞知らずで抜群のスムーズさ!
「みたか高架工事に否定的な見解を示していた愚かな公共交通愛好家め!」
そんな声が各地で湧き立ったものと思われる。
いくら踏切がなくなっても
みんながみんな集中的に自動車を運転すれば
やっぱり渋滞が生じてしまう。

実際は高架工事が始まった当時から
感応式とはいえ、信号機が増えていたり、
商業施設は広域的な自動車での集客を図っているから
「実数値」を示されると「さもありなん」と思う程度で
あぁビックリ、というところまでは至らないところにある。

とある商業施設を3つなくすと交通渋滞が格段になくなる。
同時に関係者の顔が青ざめる。
それぐらい渋滞と商業施設には関わりがあるくらい無縁ではない。
売上などは別問題で集客などにおける話。

前話で本編の主役の一つである初富駅が出ていないことにお気付きだと思う。
これを夜にキャッチアップしているので
除去された踏切の状況とともに辿っていく。
一部例外があるものの、ほぼいずれも「段差あり」の看板が設置されている。
立体交差事業2019年12月1日
旧・北初富交差点から北初富1号踏切を撮影したところ。
前方がさくら接骨院と北初富1号踏切になる。
初富交差点方面から来ると
この場所に交通誘導器具が配置されている。
掲出場所がこの位置なのは
市道の道路幅の兼ね合いと土地所有の関係と思われる。
立体交差事業2019年12月1日
北初富2号踏切。
実は高架・北初富駅駅舎供用に先駆けて
踏切構内脇を舗装して少しばかり歩道の幅を確保するようにしていたりする。
細かいところに手が届く配慮をしてもらっている。
誘導器具は車道挟んで向かい側。
立体交差事業2019年12月1日
夜の旧・北初富駅駅舎。
シャッターは半開きで駅務室には明かりが灯っていた。
立体交差事業2019年12月1日
高架・北初富駅駅舎と並行する
旧・北初富駅2番線ホームと上り線を撮影。
うって変わって真っ暗だ。前日までがウソのよう。
立体交差事業2019年12月1日
現・北初富交差点から
北初富2号踏切と旧・北初富駅駅舎や高架・北初富駅ホームを見ているところ。
立体交差事業2019年12月1日
北初富3号踏切は一部警報機が黒いシートで覆われている。
遮断機は竿自体は取り外しながらも
これも黒くテープで覆ってある。
一気に踏切廃止とともに照明がなくなったので
不気味なくらいに真っ暗となってしまった。
立体交差事業2019年12月1日
新京成の高架下から北初富4号(旧・6号)踏切を
鎌ヶ谷総合病院方面へと撮影したところ。
警報機と遮断機は撤去してある。
左に見えるのが「段差あり」の看板。レンタルなんだよね……。
立体交差事業2019年12月1日
こちらも真っ暗。
奥に控える鎌ヶ谷ショッピングセンターの明るさがまばゆい。
旧・新鎌ヶ谷駅地上ホームを見ているところになる。
立体交差事業2019年12月1日
鎌ヶ谷ショッピングセンター側から見ている新鎌ヶ谷1号踏切。
三角コーンが置かれているところに
遮断機と警報機が置かれていた。
立体交差事業2019年12月1日
そして洋服の青山を控えた新鎌ヶ谷2号踏切になる。
立体交差事業2019年12月1日
新鎌ヶ谷3号踏切はシグナルや竿が取り外されながらも
その設備は残されたまま。
構内と線路脇は柵で仕切っている。
立体交差事業2019年12月1日
新鎌ヶ谷4号踏切。
ここも三角コーンが置いてある場所が遮断機と警報機が置いてあった場所だ。
立体交差事業2019年12月1日
高架・初富駅、上下線が高架上になったこともあり
列車がデータイムは同時発着する光景が再び見受けられるようになった。
立体交差事業2019年12月1日
旧来の連絡通路は侵入防護壁で遮断し、
誘導員の方がこの付近に配置されていた。
立体交差事業2019年12月1日
高架・2番線ホームの供用開始とともに
階段には昇降の矢印と番線表記並びに目的地が表記されるようになっている。
立体交差事業2019年12月1日
高架・初富駅駅舎地上部改札付近を
旧・初富駅前立体駐輪場跡地方面へと撮影したところ。
この段階でインターホンは調整中。
自動改札は旧・駅舎から引っ越したものになる。
立体交差事業2019年12月1日
こちらはコンコース方面へと改札を見たものになる。
改札内外、それぞれにインターホンが設置されている。
窓口には連続立体交差事業全線高架化記念乗車券の見本が貼り出されていた。
それとともに休憩時間にあたる業務を扱わない時間帯の案内もあり
有人時間帯においても駅員さんの配置が削減されている事も
ここから伺える。
立体交差事業2019年12月1日
初富第一架道橋側と駅前広場用地側に
それぞれ設置された駅名表示板を撮影したところ。
ケヤキのある駅前広場用地と旧・初富駅前立体駐輪場跡地は
この通路を挟んでそれぞれゲートで遮っており
点字ブロックが市道2347号につながるようになった。
立体交差事業2019年12月1日
ケヤキのある駅前広場用地への工事車両搬入口に掲げられていた
初富駅の案内表記が市道2347号と暫定初富駅アクセス道路との
交差付近に掲出されるようになった。
これも引っ越し作業が行われたからで。
立体交差事業2019年12月1日
供用を迎えた暫定初富駅アクセス道路からケヤキのある駅前広場用地と
旧・駅舎への連絡通路を見ているところになる。
立体交差事業2019年12月1日
通用口を確保して侵入防護壁で周囲を塞ぐようになった
旧・初富駅駅舎を市道2347号から撮影したもの。
少しばかり現・高架駅舎と距離があるので
そちらにも誘導員の方を配置して頂いている。
立体交差事業2019年12月1日
初富1号踏切から旧・初富駅2番線ホームへと旧・上り線を撮影。
こちらも静まり返っていて非常に淋しい。
立体交差事業2019年12月1日
ウィルパートナー側から県道57号、初富1号踏切を見ているところ。
誘導機材が歩道と踏切脇に跨って置かれている。
旧・上り線と構内は柵で仕切っている。
立体交差事業2019年12月1日
初富2号踏切。こちらはフェンスで仕切ってある。
三角コーンが置かれている場所が警報機と遮断機があった場所。
立体交差事業2019年12月1日
「大仏R1」躯体の足元に撤去されたこれらが保管されていた。
立体交差事業2019年12月1日
高架・上り線と旧・上り線の切り替え地点付近を見ているところ。
防音壁先端付近の信号機が点灯するようになった。
未点灯だった他の2箇所の信号機もいずれも点灯している。
立体交差事業2019年12月1日
地元広報誌2019年12月1日号(通算1268号)は運行開始日にあわせて
やっと新京成の上り線高架運行開始が表紙を飾った。

今後は側道整備や駅周辺整備、高架下の利用を勧め
さらなる魅力あふれるまちづくりにつなげていきたいとしている。

この完成によるメリットは
踏切の一日平均遮断時間が4時間48分あったものが0分になり、
分断されていた市街地が一体化し
利便性の向上と魅力あるまちづくりが可能になることを触れている。

「魅力ある」って聞こえはいいけど非常に曖昧だし
捻出するコストがあってこそ体現できるわけで。

新鎌ヶ谷2号踏切、初富1号踏切、まなびぃプラザ付近の今昔のスナップ写真と
高架駅舎のイメージカラーの紹介、
記念式典が行われたのでそのテープカットのスナップ写真が
それぞれ掲載されている。

初富駅のテーマは文化で、窓ガラスは紙飛行機をイメージしている。
北初富駅のウェーブの窓は風や雲をイメージし、
共生をテーマとしている。

で、新鎌ヶ谷駅は創造がテーマ。
横長の外観に縦方向のラインを強調することで
未来に向けて力強く成長することを表現してあるらしい。
立体交差事業2019年12月1日
3駅それぞれ普通に帰ってきた時も売ってたよ……。
連続立体交差事業全線高架化記念乗車券。

熱意と悲願の文字があれば瞬殺される勢いで完売したり
長蛇の列ができるというのに。
立体交差事業2019年12月1日
記念乗車券は3駅それぞれ200円区間の硬券で構成。
年表はちゃんと関連側道整備予定と2024年度の事業完了予定まで
しっかりと記載がなされており、
地上駅だった時代を示す写真は
いずれも仮線への切り替えを行う以前の駅舎が取り上げられている。

ともあれ、「初富駅周辺の将来像」がより具現化されていくことが求められている。
けやきネットの意見はそちらに反映されていると
首長の方が以前、市議会での答弁で自ら仰っていたので
率先してそれを導かれていくものと思われる。

協議会が開催がなされることが現実的ではないし、
構想案は広く共有される状況に至らなかった上に
牽引役となるべき存在がいないので懸念するものは多い。

それぞれがごく自然に体現できるものであればいいのだけれども、
鉄道、行政、市民という3枠が
お互いにそれぞれ意識しながら歯車をかみ合わせて行って
ようやく、というところなのに。

将来像を描くこと、高架化すること、が
それぞれのゴールではない。
ここからがはじまりだ。心してあたるように。もとよりその覚悟があってこそのもの。
posted by 小林 慶太 at 23:59| 千葉 ☀| Comment(0) | 立体交差事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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