2014年04月13日

惰性とリピート

糸魚川市街編
2014年3月7日、前日は普段よりも3時間早く寝ていて
この日は1時間遅く起きているくせに眠い、というそんな中で
浴場に向かうと前夜と打って変わって
10人以上の人たちが先にこちらにいらっしゃっており
賑やかな朝を迎えた。

団体客の方々とご一緒したこともあって
朝食もまたその提供を受けるべく長蛇の列が出来ていて
夕食時にお世話になった方が状況に対応しながらサポートをされていた。
そういったものを自分も享受させて頂いた後、チェックアウト。

列車までの時間を使って姫川沿いを歩いていく。
糸魚川市街編
今井橋と北陸道に架かる姫川橋の方面を見た姫川。
対岸は西廻りの塩の道などがある今井ジオサイトにあたる。
糸魚川市街編
セメント工場が多い糸魚川市。
良質な石灰石が採取されることに起因していて
姫川越しに稼働している重機の姿が見える。
この時、その奥に控えている山の名前を深く意識することはなかった。
「見ている」というそれだけであって、
これ以上のものがない、というのが自分の見聞の限界。
糸魚川市街編
桜並木とともに上流部を見ているところ。
行動範囲も限られていて、訪ねる季節も非常に限定されているので
開花期には「そうなるんだろうなぁ」というものは思っていても
それ以上のものを知ることもないまま。
河口にすら行ったこともなく、
全てが断片的なモノに過ぎないことをひどく思う。
糸魚川市街編
その断片的な範囲の中で目に入る建物というと
旧・姫川病院で、建物の姿はそのままに歳月ばかりが経過していく感は否めない。
玄関付近は立ち入り禁止の掲示がなされているものの
その警告が文字通りに遵守されていない結果であることが伺え
明るい時間帯でありながらもどこか不気味雰囲気が漂っているように感じた。
糸魚川市街編
姫川駅のホームから線路を跨いで形成されている
姫川ニュータウンの様子を見たところ。
大野コミュニティが公園を維持管理されているのが伺える一方、
駅を間近にしていながらもその交通機関との接点は非常に乏しいようで。
糸魚川市街編
8:41発の糸魚川行列車を待つ間に、
待合所に置かれていた駅ノートを見ていても
教習所に通う方や、自分と同じように温泉に立ち寄った方が
言葉を刻むことはあっても、生活圏に身を置く方の言葉はあまり。
そういう性格の冊子というのもあるけれども。

去年と同じ冊子だったので、自分が記録したあとに
どういう方がこちらを訪ねて文をしたためたのか追随して
これを読んでみると個々に単発的に言葉を呟いている傾向があるものの
絡み合っている印象を受けるのも確かだった。

大体、列車の本数と時間が限られているので
利用されている方もほぼ限定される中で、
姫川駅からの乗客は僕と男性の方の2人だけだった。

列車はキハ120-329と341の2連。
糸魚川市街編
姫川ニュータウンをあとにして美山トンネルを抜けて右へとカーブを描いて
北陸道をくぐると明星セメントの工場がそびえ立ち、
マックスバリューをはじめとする糸魚川ショッピングセンターの先で
さらに右にカーブして北陸新幹線の橋脚の下をくぐって
信州踏切と一宮踏切を通ると8:46、糸魚川駅に到着。
糸魚川市街編
開業を控えて推移していく北陸新幹線糸魚川駅を
在来線ホームから見たところ。
糸魚川市街編
改札を抜けて日本海口に出て
タクシーが常駐するロータリーから海岸方面へと
ヒスイロードを見た一コマ。
重機稼働する駅前に対して道路にはアーケードがない。
そして奥には日本海が間近に控えていて
文字通り「新幹線で日本海に一番近い駅」になる。
糸魚川市街編
駅舎側からヒスイ王国館とのあいだにおける
駅前広場整備工事の様子をみたところ。
モニュメントが区切られているのは昨日記事よりも
よりはっきりとしたアングルとなっている。
糸魚川市街編
9:00発のいくマイカーの東循環線を待ち構えて
こちらに乗車。
つづく
posted by 小林 慶太 at 23:42| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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