2011年07月07日

初富駅の近況

本日は初富駅の紹介だ。このブログで一番登場回数の多い(はず)新京成の駅。
所在地は「初富」ではなく「中央」という字名に位置していて
駅舎から島式ホームへは改札をくぐり踏切を渡って行くという過程をとる
新京成唯一、最後の構内踏切のある駅だ。
初富駅2011
エスカレーター、エレベーターの設置されていないバリアフリーの行き届いていない駅ながら
超究極のバリアフリー駅でもある。

構内踏切から緩やかなスロープが設けられていて、
巨額投資を講じる事もなく、車いすでも難なくホームへと上がることができるし、
そういう様子を見かければ誰もがさほど負担を意識することなくそれを手伝う事ができる、
そんな光景が描かれる場所。
5000人以上の人たちが日々乗り降りする駅でこの構造で難なく解消してしまっている。
初富駅2011
ケヤキとならびシンボルツリーとして誰もが思うヒマラヤ杉と市が管理する立体駐輪場。
初富1号踏切から初富駅への道にある光景はこれに尽きる。
市内で市役所とここだけになった市が管理する掲示板があり、
駅の売店も構内ではなく、この道路上に位置している。
この辺は道路が新京成の所有地であることに起因。

周辺地域の位置関係として県道57号線千葉鎌ヶ谷松戸線が走っていて、
駅から歩いて1分くらいのところに県道8号線船橋我孫子線との初富交差点と
東武野田線の高架線がある。
道路向かいには鎌ヶ谷ショッピングプラザ、中央公民館。
初富駅2011
初富駅周辺を代表する広場がこの鎌ヶ谷ショッピングプラザと中央公民館に囲まれたこの一画。
ちなみに鎌ヶ谷ショッピングプラザに隣接する東京三菱UFJ銀行は
市内の金融機関で唯一初富駅界隈に支店(正しくは特別出張所)を有している店舗。
もとは現在の郷土資料館の位置にあったという。

ホームからショッピングプラザに行くのにはまずホームで踏切を渡り、
駅舎の改札をくぐり、初富1号踏切をまたいでいくのが地元の人のごく一般的な挙動。

伊勢屋という商店の前と、初富交差点にも信号機があるけれど、
地元の人は踏切が下りるタイミングや県道の車の流れを見て渡ってしまう。
2000話目
このブログの2000話目を飾ったワンシーン。うちの街を体現する光景だった。
立体交差事業2011年6月
ホームからも見える位置関係に鎌ヶ谷市立図書館、郷土資料館がある。
少し迂回しなければならないけど。

三十年近く前には市役所があった場所が今日の市立図書館。
市役所中心で物事をはかるのもどうかと思うけれど、市の中心部なのだ。

それに字(あざ)も中央だし、鎌ヶ谷小、鎌ヶ谷中という
市内最初の小中学校がつくられたのもこの辺り。
現在の所在地とは異なりほぼ鎌ヶ谷ショッピングプラザの敷地がそこにあたる。
初富交差点寄りに中央公民館の脇にそれを示す碑が立っている。
初富駅2011
文教地区と形容される方々も多いのではないかと思われる。

忘れちゃいけない地元の有力企業茂野製麺のお膝元でもある。
初富駅にはしっかりと看板を出して頂いている。
初富駅2011
高架化された後に設けられる駅前広場に位置するケヤキの木。
このブログ登場頻度の多い駅でもあるわけで、説明することは改めて、というものもないけど
大きく変容を遂げる中心市街地の渦中に位置している。

その一方であまり話題に触れていない周辺地域の変化に目を向けてみると、
AMPMが5月末日で閉店をしていて7月12日にデイリーヤマザキとして開店を控えている状況。
この辺は店舗維持が困難というものではなく資本提携的なものが背景に存在している。

ほかには「あわのや」というお店がそのAMPMに隣接して立地していたものが
県道8号側の店舗に事実上の統合して、店舗跡は「ファーストリッチ」というアパートになっている。
「ファーストリッチ」とは何!?ってファーストは「最初」、リッチは「豊かさ」=「富」というわけで
「初富」って事ですね。

そして初富稲荷神社付近の個人宅の敷地の一部が
「フローラルアベニュー初富」として宅地分譲され入居が済んでいる、というのが
前回初富駅を紹介した3年前との差かな。

鎌ヶ谷ショッピングプラザは現在2階に空き店舗が生じているほか、
初富交差点付近にある前田ビルもテナントがなかなか固定化しないのが現実というところ。

初富駅の一日当たりの乗降客数は2009年度で5760人。
東武野田線新鎌ヶ谷駅開業以来減少傾向が続いていて
ここ4年間でも100人ほどなおも減少傾向を見せている。
緩やかな人口動態を維持した市街を形成しながらも
その経済軸はピッタリと同じように当てはまらないところに
初富駅周辺地区の抱えている問題というものが潜んでいる。



今日(2011年)7月7日、七夕。一週間前くらいから職場でも笹飾りがお目見え。
いつになく短冊に込める願い事は本当に重い。そして切実なもの。
何かが欲しいなぁって思えるっていかに恵まれたことだったのかと思う。
同時にこういう時に個々それぞれが幸せな日常を手にするのを願える事、
それも幸せな事だと言い切ることができないこの現実が存在することもツラい。
posted by 小林 慶太 at 23:13| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 地元の駅紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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