2010年06月22日

市内の駅2010年版

800形の引退に際して通勤・通学旅客需要の減少の話が出てきたので
久しぶりに市内の駅とその乗降客数についてみてみよう。
数字は2008年度のもの。統計資料から独自算出したのもある。

まずはくぬぎ山駅。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は6985人。新京成全24駅中20番目に位置する。
もちろん新京成本社があるお膝元。
統計によるとここ5年間はほぼ横ばい傾向を維持している。

続いて北初富駅。立体交差事業の舞台。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は5169人。新京成全24駅中24番目。
つまり一番乗降客数が少ない駅。
若干減少傾向にあるところ。08年度から200人くらい減っている。
駐輪場有料化と新鎌ヶ谷駅との距離が絡んでいるのではないかと。

そして新鎌ヶ谷駅。まず新京成から。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は28618人。新京成全24駅中7位。
微増傾向がある特異な駅。
そりゃマンションも建設中だし、商業施設もあるんだから、という
そういう要素と乗換駅としての要素が絡んでいる。
同時に北初富駅と初富駅の乗降客数も奪っているのも否めないところ。
駅間が徒歩圏内の距離なんだから。

北総鉄道。ついにブログで7300形に登場して頂いた。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は22797人。北総鉄道全14駅中3番目(推測)。
北総鉄道沿線自体が開発をすすめていることと
その乗り換え需要の関係で増加傾向がある駅。
京成成田空港線との直結効果はどれくらいなのだろう?
運賃問題と絡んだ乗り換えが未だに濃く残っている。

東武野田線新鎌ヶ谷駅。
また野田線に冷たいブログって形容されてしまいそう。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は32142人。こちらも増加傾向がある。
市街地の形成とともに乗り換え需要が絡んでいる。
同時に鎌ヶ谷駅の乗降客数の増加要因を若干奪っている。

というわけで3線直結で一番乗降客数が多いのは東武野田線。

今度は初富駅。おや!?
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は5760人。新京成全24駅中23位。
つまり駅前広場を持とうとしている市内の2駅で
新京成の乗降客数の少ない駅の上位を占めている。
しかも新鎌ヶ谷駅と駅距離も近いという状況下。

市内からの乗換えを前提とすると
初富駅ならびに北初富駅から新鎌ヶ谷駅の運賃140円に
東武野田線・北総鉄道の初乗り運賃が加算されるので
この辺は徒歩圏内ということで拾い上げられてしまっているかと。
3駅は利用客を一部地域で食い合っているんだ。

初富駅も新鎌ヶ谷駅に乗客需要を食われて減少傾向。
昨年度から300人くらい減っている。
鎌ヶ谷ショッピングプラザが近くにある駅。
外需取り込みが新鎌ヶ谷駅地域の存在の前に難しいものとなっている。

今度は東武野田線鎌ヶ谷駅。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は22676人。
新鎌ヶ谷駅の登場によって
初富駅への徒歩連絡、という乗降需要もなくなって久しい。
それでもマンションや宅地開発が行われていて
かろうじて横ばいになっている。
開発がされているのに横ばい傾向というのも問題があるんだけどさ。

そして鎌ヶ谷大仏駅。関東の駅百選の一つ。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は14899人。新京成全24駅中11位。
木下街道鎌ヶ谷宿地域の面目を維持する主要駅だけある。
船橋市や白井市からの利用やバス乗り換えなども絡んでいるのだ。
ほぼ横ばいだけど少し減っているかな。まぁそれくらい。

最後に東武野田線馬込沢駅。ちゃんと8000系に登場してもらった。
市内の駅2010年
一日の平均乗降客数は27306人。
船橋市との境界に位置するので
当然船橋市地域の需要がこの乗降客数を支えているのは否めないところ。

立体交差事業と沿線人口、乗降客数は重要な要素として絡んでくるので
ここで一まとめにして北総鉄道と東武野田線にも触れてみた。

沿線利用者が横ばい、もしくは減少傾向がある中で
新鎌ヶ谷だけが増えていく、というのは異様な状況なわけで、
これをどう考えていくのかというのも大変な話。
posted by 小林 慶太 at 22:22| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | 地元の駅紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然に申し訳ありません。

教えていただきたいのですが、昨年までの東武野田線、各駅の乗降者数を知りたいのですが、東武鉄道のHPでは20年度しかありません。

おわかりでしたら教えて下さい。
Posted by 秋本かすみ at 2010年08月22日 16:29
ご質問ありがとうございます。

2009年度東武野田線の各駅乗降客数は
2010年8月段階では
公開に至っていない模様です。

おそらく公開できる資料として
完成に至っていないと考えられます。

お力になれず申し訳ありません。

Posted by 筆者 at 2010年08月22日 22:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック