2009年11月01日

新初富駅アクセス道路第3案

第3案は都市計画道路8・7・1号線を自動車専用道路としてしまい、
従来の県道57号から初富駅への道をそのまま駅前広場へとつなげてしまうという案だ。
初富アクセス
都市計画道路8・7・1号線。将来的に歩道に戻さなければいけない。
初富アクセス
こちらを第3案は歩行者専用道路としてしまう。
なお駐輪場、ヒマラヤ杉はいずれも高架橋工事の関係で解体されるので
この景観そっくりの道を歩くとは思わない方がいいかもしれない。

第3案は歩行者の視点として
現況として変わらない利用ができること、
歩行者と自動車を住み分けして双方の安全、安心をはかったこと、
歩道を駅利用者が多い東側に設定したこと、
将来的には広場とケヤキを見ながらアクセスできるのでは、という部分と
自動車の視点として県道57号からのアクセス道路を一箇所に絞り込む、という
発想から成り立っている。

利点についてあげていくと
歩行者にしてみれば
・現況と変わらないため混乱が少ない。
・自動車と歩行者が峻別されていて双方に安全、安心の配慮がなされている。
・第2案に比べて駅利用者が多い東側に歩行者専用道を設置している。
自動車にしてみると
・出入り口が一箇所でわかりやすい。
というものが挙げられる。
北初富方面からの進入しやすい、という当初は意見があったものの
隅切りの必要性が明らかになり、結果として進入をあきらめざるを得なくなってしまった。

その他として障がい者の安全に配慮した道づくりが可能であること、
近隣住民の環境変化が少ないこと、居住地域と高架下の活用が多様な方向から検討できること、
歩道の配置、駅前広場との関係、景観づくりが合理的になっていることふぁある。

まぁ高架下の活用には新京成の理解が必要であることと、
しっかりとおカネの問題もかかわってくるけど。

不便な点については歩行者にしてみると
初富本町方面から遠回りになってしまうこと、
鎌ヶ谷ショッピングプラザなどとの歩行者導線に配慮がないこと、
踏切除去の成果が歩行者に乏しいものになってしまうことがある。
自動車はどうか、というと、
都市計画道路7・7・2号線(写真下)と都市計画道路8・7・1号線が
完全に直結してしまうので国道464号の抜け道に使われてしまうおそれがあるのと同時に
その道路幅が決して広くないというのがある。
初富アクセス2

さらにこの第3案は都市計画との兼ね合いで課題を抱えていて
新京成の土地(現在の改札への進入路)を歩行者専用道路として用地買収をすることに
市役所、新京成、市民それぞれに理解を得難い、という問題がある。

何故なのか、というと既に都市計画道路8・7・1号線は
歩行者専用道路にする、というのを前提で確保しているので
それに加えて用地買収をするというのは
コスト面についてどうなのか、という疑問を避けることができない、
ということになる。
新京成だって好意的に提供できるものとは限らない。

第1案、第2案は自動車を通す道として用地買収をする、ということで
他に該当するところがないので、合理的に成り立つのだ(そうだ)。

これを跳ね除ける決定打は見当たらない、というのが現状。

第3案は既存の雰囲気というものを重視しているところに特色がある。

他に初富交差点方面からの自動車が入りにくい、という課題が
第1案同様につきまとうものの、
これも進入をあきらめるということで事実上解消することになっている。

それは何故なのか、というのは検討した結論。
都市計画道路8・7・1号線の左折進入は用地が必要であり見直したほか、
県道57号への右折退出は技術的に困難であることも結論として出ている。
第1案に比べて若干歩道がない分道幅が広いけど、
自動車は左側を走るので自ずと隅切りの位置はほぼ変わらないものになってしまうので
そういうことになってしまう。

これを解消すべく高架下利用の技術的な可能性を探った。

すなわち都市計画道路8・7・1号線を高架下に湾曲させることで
隅切り不要で左折進入ができるようになるか、というもの。

技術的にムリであるというものだった。

そして都市計画道路8・7・1号〜7・7・2号の通り抜けというのも
物理的に排除しにくく、技術的に困難な規制はできないというものに至った。

これも第1案と同じものになってしまう。
以上が初富駅アクセス道路3案の中身。

結果として進入経路と退出経路が非常に限られたものになっている。
これを次回で紹介していく。
posted by 小林 慶太 at 21:40| 千葉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 立体交差事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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