2008年12月12日

北初富駅C

今日は新京成の北初富駅をご紹介。
立体交差事業に関連した駅なのに自分のブログにはあまり出てこない駅。
それは近隣の施設の移転とかを巡る話題に主眼が置かれていることに由来している。

それはさておいて立体交差事業で新鎌ヶ谷駅寄りに高架化されるとともに
移転することが決定している駅で、
これに伴い初富駅とともに駅前広場が新設されることも決まっている。
北初富駅9北初富駅5
国道464号から見た北初富駅移転先の様子がこちら。

初富駅との位置関係を道路上で確認すると
県道57号線〜初富交差点〜国道464号という直線距離で結ばれており、
これに対して新京成は初富駅から新鎌ヶ谷駅を通り迂回して
北総線の高架橋と並行して北初富駅に至ることになっている。
北初富駅8
こちらが北初富駅駅舎。橋上駅舎で対向式ホーム。
右に見える高架線が北総線だ。
出口は東西にあり、東口にはエスカレーターが設置されている。
ホームは市内の駅で唯一電光掲示板を有していない駅。
駅利用者は統計かまがやによると
06年年間91万8000人の乗車と103万人の降車があり、
一日平均で2515人の乗車と2821人の降車ということになる。
新京成の駅で一番乗降客数が少ない。
そのため無人化計画第3段階で無人化がなされることが
規定路線としてすでにあるらしい。
一番最初に無人化がなされないのは立体交差事業の兼ね合いから。

1992年に新京成の新鎌ヶ谷駅開業まで、北総線がこの駅から乗り入れていた。
一日数本ながら折り返し列車もあった駅。
京成津田沼や新津田沼からの鎌ヶ谷大仏行列車が松戸まで直通するようになったのもこの時期。
そのため初富駅は市街中央に位置しながら、
列車本数は他の駅に比べ恵まれていなかったことになる。

この新鎌ヶ谷駅開業を境に北初富駅利用者がシフト。
両駅はわずか800mしか離れていないことがその原因だ。

新京成は一駅間隔が短い駅が結構ある。
一番短いのが松戸新田−みのり台間と高根公団−高根木戸間の600m。
ホームの先で次の駅が見えちゃう。
次が上本郷−松戸新田間と北習志野−習志野間の700m。
そして現在の北初富−新鎌ヶ谷間は800mなんだ。
北初富駅は新鎌ヶ谷駅寄りに移転するからこの距離間をさらに縮めるものになり、
初富〜新鎌ヶ谷〜北初富と3駅それぞれに駅前広場ができる。
乗降客数も決して多くなく、近隣にも関わらず。
釧網本線の清里町〜緑間みたいに一駅離れていれば話は別だけど。
加えて行政はおカネが有り余っているわけではないのに。

現在の駅舎は二十年くらい前から。
以前は初富方面の東口はなく、西口に駅舎と改札があり、
島式ホームとの違いはあっても、反対のホームに行くのには改札を抜け
踏切を渡るという初富駅と同じような感じだった。

北初富駅7
こちらが国道464号から見た北初富駅。
初富駅に比べて空間が窮屈な印象を受けるかもしれない。
歩道が若干狭いこと、頭上に北総線の高架橋があること、
自動車の往来の激しい国道464号に面していることがその理由。
北初富駅3
こちらが西口。
道路を挟むように新京成のグループ企業が管轄する有料駐輪場がある。
北初富駅4
国道464号をくぬぎ山交差点方面へと見て撮影。
ガードレールもあって歩道が狭いけれど、
しっかりコミュニティバスききょう号のバス停も設置されている。
こちら側、2年前と変わったのは西口側の駐輪場が拡張され、
国道464号を挟んでともに有料化されたこと、
ファミリーブックやじゃんじゃん軒というラーメン屋さんが
出来たこと、
そして北総線高架下にミニストップに代わってすみれ歯科が入居したこと、
さらにオリンピック鎌ヶ谷店が営業形態を変えKマートに変わったこと、
マツモトキヨシ北初富店が撤退し、やまやがオープンしたことが挙げられる。
多くのお店は北初富駅利用者よりも国道464号の自動車往来による集客を
意図している。
マンションも近隣には多いものの、いずれも商業施設は苦戦が続く。
ファミリーブックはゲーム販売をやめているし、
Kマートも飲食コーナーピッコリーを閉店。
加えて駐車場のタイムス24の活用をはじめているなど
生き残りに必死だ。

北初富駅1
こちらは東口。
手前駅出入口の脇にはシャッターの閉まった店舗が3軒がある。
写真左端の建物がそう。色んな事情から開いてない。
これに隣接してスーパータカセがある。
スーパータカセは大型店相手に大健闘している個人経営のお店。
全日食チェーン。
北初富駅2
国道464号を初富駅方面へ見たところ。右のお店がスーパータカセ。
立体交差事業の関係で何らかの決断がとられると思われる。
まだ確定事項とはいえないものの、
そう思わせる状況下が北初富駅周辺には迫っている。
それがみどり幼稚園の移転だ。
北初富駅10
北初富駅2番線ホームの裏手。
ポッカリ空いたところにみどり幼稚園があったものの、現在はなく、
ほぼ立体交差事業の用地として使用されるのが明らかになっている。
ちなみにこの道はものすごく狭い。歩行者同士でもすれ違うの大変。
北初富駅11
くぬぎ山駅方面のホーム先端部を撮影したところ。
高架橋は北総線のもの。
東口から国道464号沿いには華屋与兵衛、元気寿司、アオキなど大型店が出店しているものの、
これも道路を走る自動車からの集客に依存している。
ほかには名倉接骨院や黒木屋伝兵衛という居酒屋さん、
フローラルクボノという花屋さんも並んでいる道路。
駅移転とともに大きな変革に巻き込まれるのは
やはり規模の大きくないお店。
北初富駅6
夕日とともに北初富2号踏切から高架用地、北総線高架橋とともに
北初富駅、スーパータカセをのぞんだところ。
この街が描く未来地図は果たしてどれだけの人を幸せにするのだろう?
その中に僕は……いないのかもしれない。
posted by 小林 慶太 at 22:37| 千葉 | Comment(0) | 地元の駅紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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