2008年12月11日

くぬぎ山駅D

今日はくぬぎ山駅の紹介。
何故かくぬぎ山駅に関して書くのは立体交差事業と関係ないのに
5回目だったりする。
結構、市内における開発の地域差や、バリアフリー化に関して綴っていることが
その理由。
新京成の本社が目の前にそびえる橋上駅舎をもつ島式ホームの駅で、
始発列車や当駅止まりが設定される旅客の分水嶺にあたる。
出入口は東西2つ。
今年からエレベーターの使用が開始された。
また新京成唯一男女共用のトイレを持つ駅だったものの、
これが解消され、コンコースも明るくなった。
エスカレーターはない。
くぬぎ山駅7
くぬぎ山1号踏切から撮影したところ。
左に見える建物が新京成の本社で玄関からくぬぎ山駅西口前へ
通り抜けができるようになっている。
もちろん関係者以外通り抜けはできないけど。
くぬぎ山駅6
線路沿いに駅方面へ歩くとコミュニティーバスききょう号のバス停がある。
バス停は「くぬぎ山コミュニティーセンター」。
ききょう号はくぬぎ山駅にはバス停が設定されていない。
東口を通らないルート。
そして東西とも駅前広場もなく、タクシーロータリーなども置かれていない。
タクシーは近隣の国道464号に椚山交通があり電話すれば来てもらえる。
基本的に駅前の構造からして自動車の往来が少ない場所だ。
くぬぎ山駅3
くぬぎ山コミュニティーセンターバス停から道なりに歩くと
やがてくぬぎ山駅西口が見えてくる。
駅名表示板周辺にオレンジの塗装がエレベーター完成とともに
施された。
くぬぎ山駅2
くぬぎ山駅西口からホームと新京成本社を見たところ。
この道を歩くと「くぬぎ山コミュニティーセンター」バス停がある。
西口からのメインストリートというべき正面の道路には
松下商店と山中不動産が右側に並び、左に志村ビルがそびえ、
奥にワコーレ鎌ヶ谷がひかえている。
志村ビルは1階にAMPMが入ってる。他はマンションにあたる。
くぬぎ山駅11
そのワコーレ鎌ヶ谷からくぬぎ山駅西口を見たところ。
界隈にはマンションもある一方で、町工場も所々に点在してる。けれども往時の半分くらいだ。宅地化が進んでる。住工分離や高層化建築問題が常に存在してる地域でもある。
その一方でくぬぎ山駅は周辺の観光梨園への最寄り駅だったりもする。
市川市大町へ通じる「梨街道」もそんな遠いところでもない。
だから北総鉄道大町駅も徒歩圏内にある。
駅前の商店は紹介したお店のほかに数軒。
あとは住宅地に混在している。
松戸市の五香駅周辺ならびに松飛台商店街が生活圏の地域かな。
生活を支える大きな商業施設はベルクスというスーパーや
串崎新田にあるケーヨーD2など。
くぬぎ山駅4
続いてくぬぎ山駅東口へ向かおう。
こちらもエレベーター設置とともにオレンジの塗装が施された。
くぬぎ山駅8
正面はこんな感じ。
くぬぎ山駅1
左を向くとエレベーターとともに立体駐輪場が見え、奥に小杉商店があるのだ。
路上駐輪対策とともに作られた立体駐輪場。
北初富駅駐輪場有料化に伴い、駅利用者の動線が変わるかと思いきや
そんなことはなく、相変わらず閑散とした印象。

できた当時はそれに見合う需要があったものの、
契約した人だけが停められる自転車の台数も往時とは比べものにならない。

その一方で西口は、駅前界隈はワコーレができた他に宅地化とマンション建設が進むものの、
駅前の活性化に結びついているかというと必ずしもそうではない。
今日、くぬぎ山駅を利用する人は専ら西口からの乗降客だ。
東口への乗降はあまりない。

東口が衰退に追い込まれた理由に東側に宅地化や
マンション建設が行われなかったこともある。
正しくは行うことができなかった。
調整区域と呼ばれる地域指定が周辺に存在し、用途限定がなされている。
くぬぎ山界隈には観光梨園が多い。これは積極的な理由(農家の皆さんの努力の賜物)と消極的な理由(調整区域ゆえ宅地化がムリ)という結果。

イオン鎌ヶ谷ショッピングセンター界隈も以前は調整区域だった。市街化のために解除がなされ、あの姿になってる。
それでも鎌ヶ谷市に住んでいる人に「鎌ヶ谷市の名物っ何?」と尋ねれば
10人中9人は「梨」と答えると思う。
(それでも梨のブランド名では白井が優る。イオンで産直梨のパンフレットを見てみよう。
鎌ヶ谷と白井、同じ梨でも取り扱い店舗の数が歴然として違うことも注意)
だからといって自分もそうだけど鎌ヶ谷市に住んでいる人が
みんな梨をはじめとする農業に理解があるわけではないし、
逆も然り。
農薬散布の問題や不法投棄とかなかなか住宅地と農園の共生への糸口が見出せない。
これは鎌ヶ谷市全体に言えるんだけど。

不法投棄に限って言えば、宅地化すれば、ほぼ解決すると思う。
なぜって、人間は貝塚以来、人の住んでるところにはゴミをまず捨てないから。
でもそんなことをすると梨畑はなくなるし、里山もなくなる。
農薬散布は農園を住宅地から離せば解決するだろうね。
これだって商業的には何ら問題はないのかもしれないけれど、
市内の人たちの距離(精神的にも)がグッと乖離したものになってしまうように
僕は思う。

初富駅にはケヤキの木がある。それと同じようにくぬぎ山駅にはホームから梨畑が見える。
くぬぎ山駅10
これが梨畑から見たくぬぎ山駅駅舎。左端に水色の建物が見えるけど、その隣が駅舎。
住宅地とともにこの街を象徴する「梨」の畑が見えるっていうのは、
農業に携わる人と住んでいる人が色々と揉めたりしながらも、
解決の糸口を探し出していくシンボルのように僕は思えてならないよ。
それがこの街のカラー。僕は今でもそう思う。
くぬぎ山駅5
このホームの先に陸上自衛隊松戸駐屯地があり、
シーズンには桜のアーチを新京成の列車がくぐりぬけるんだ。
鉄道雑誌などでもよく見かけるかもしれない。
くぬぎ山駅9
統計かまがやによると
06年で年間118万人の乗車と136万9000人の降車がある。
一日平均で3233人の乗車と3750人の降車。ここ数年ほぼ横ばい。
posted by 小林 慶太 at 23:58| 千葉 | Comment(0) | 地元の駅紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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