2020年03月11日

ひとりジンギスカンの夜 具現化した街づくりの理念

非常に過去軸の人間なので
自分はルーティンを大事にするというかこだわる人間だ。
はまなす編
13年前のあの日、寝台特急「北斗星」が台風の影響で運休になり
一転して奇跡のロイヤルでの夜を夢見たところから
よもやの急行「はまなす」におけるデッキでの一夜にならなければ
その街づくりにまで触れることはなかったのだろう。

札幌駅から夜行列車に乗る際は
ほぼ苗穂駅に立ち寄ってそばの駅前温泉「蔵の湯」でひと風呂浴びて
そこから、というのが自分の組み立てていたシナリオ。

急行「はまなす」に乗車する際は
ここに❝ひとりジンギスカン❞が加わって
行動範囲が幾ばくか広がったこともあって
そこから苗穂駅移転橋上化を
中心とした街づくりをしているところに突き当たる事となった。

ご存知のように急行「はまなす」に至るまで
北海道を出発着する夜行列車は4年前に全廃に至ったので
それを最後に現地に向かう事はないと思っていたものの、
札沼線の北海道医療大学前駅〜新十津川駅間の列車に乗車するためには
札幌市街地で前夜泊をしなければならないこともあり
ここで4年ぶりに苗穂駅周辺に降り立つことを思い描くことにした。
夕張遠征編2020
目的は苗穂駅と周辺の街づくりが主眼ではなく
ジンギスカンを食べに行くであって、
あくまでもそれらは副次的なものなので
やっぱり行程上、やってきたのは辺りがすっかり暗くなってからの事だった。

2020年1月28日、18:28、苗穂駅にやってきた。
普通列車小樽駅行き735系から降車して移転して新しくなったホームへ。

現・駅舎とホームに移転してから2年の歳月が経過しているところ。
下り列車はやはり札幌駅に流れていく人を運んでいくので
降車していく方はまばら。
一方の上り列車は札幌駅からの人を運んでくるので
わずか一駅とはいえ相応に降車があり、
この時間帯は双方向とも列車を待っている人はそう多くなかった。
夕張遠征編2020
全てが刷新されている苗穂駅。
駅名表示板と列車到着案内表示機を撮影したところ。
後者はフルカラーLEDを採用しているので
白い文字もまた非常にキレイに示されているものとなった。
千歳線と函館本線が乗り入れるので
この時間帯は普通列車とはいえ10分に1本くらいの間隔で列車がやってくる。
相応の本数と運行間隔が維持できるところにあるのが
乗降客数の増加傾向の恩恵を導いている背景の一つにある。
札幌遠征編2020
橋上駅舎となった中で、2面4線のホームを結ぶ改札内コンコースの様子。
階段を上がるとところどころに煉瓦を採用している部分に
その歴史を有する地域特性のエッセンスが採り入れられ、
これが反映されていた。

もちろん煉瓦の壁面に広告を掲出しているのは
これからジンギスカンを食べに行くサッポロビール園を経営している
サッポロビールに他ならない。

そばに立地している看板的な存在であるところが
こうして広告を掲出してくれているというのは
当たり前のように思えるけれども、ありがたい事だと思う。

中央部はベンチが窓を前に配置されていて
近隣に位置している北海道鉄道技術館がある苗穂運転所や
JR北海道苗穂工場を意識したロケーションを
ビューポイントとしてこれもいかんなく取り入れたものになっている。
札幌遠征編2020
こちらが札幌市が整備した南北自由通路。
運転所や工場がある上に、
貨物と旅客を分離する駅構造を基盤としていた
都市構造を持っていたところに市街が発展してきたため、
橋上駅舎化に伴って南側にしか改札がなく、
別途跨線橋を跨いでアリオのそばに向かう以外に
北側に向かう手段がなかったものが
これによって解消されることになった。

改札を前にしたところにはみどりの窓口が設置されており
セブンイレブン北海道ST苗穂店も営業を行っている。
いずれも7:00〜20:00までの営業時間。
また移転に伴って旧来のロータリーに立地していた
ローソンは営業をとりやめており、
全てが全てに陽が差し込んでいるわけでは必ずしもない。

照明の配置、点字ブロック、上屋のデザイン
やっぱり「気にしてしまう」わけで……。
スタイルにこだわっていながら温かみを感じさせるアクセントが
どのように施されているのかも見ていくと興味深い。

「熱意」とか叫ぶ方はそれぐらいの着眼点があって然り。
駅前広場を持つ隣の駅がそばにあるのに
工事がはじまって10年近く経って気付くような着眼点しかない方に
どうこう言われる筋合いはない。
札幌遠征編2020
あくまでも橋上駅舎化とそれに伴う移転というエポックを迎えただけで
まだまだ市街地の再開発は行われていくので
そのインフラ面での完成形をイメージした模型が飾られていた。
南北に駅前広場を持つ構造になり、
高層建築物とはいずれもペデストリアンデッキで結ぶことが
この模型によると思い描かれているらしい。

あまり考えもせずに自分のところも
同じように財源を全うして
捻出できるものと考える方がいらっしゃらないことを願って止まない。

行政の財政基盤、周辺地域の企業立地や土地利用、
そして人々の営みなど総合的に考慮すべきものがある。
なおかつ人口減社会の中でこれだけの集約化を果たすことは
その代価として何を伴うのかというのも
広域的に踏まえる時代に身を置いているのも確かなことだ。

工事受注を受けた企業が札幌市に模型は寄贈している。

階段は自転車にも配慮した勾配を確保しているので
段差が非常に緩く、
上り下りにはそれなりの距離が生じる設計になっていて
これは岩見沢駅駅舎をモデルにしているものと思われる。
エレベーターも設置してあるから
歩くのを負担に感じる方にも措置が講じてあり
そういったところからも設計の意図が読み取れる。
札幌遠征編2020
インフラ面を中心にした街づくりのあらましを紹介しているボード。

北口改札と南北分断(分離)解消といった人々の要望をもとに
地域の人たちと行政、さまざまな関係者と協働ですすめており
苗穂駅移転橋上化事業、街路事業、再開発事業といった3つの事業で
都心居住の推進、回遊性の向上、(札幌駅の)東側の拠点形成を意図している。

移転橋上化に伴って苗穂駅は300mほど札幌駅に近くなり、
これに伴って電気設備などの鉄道施設を再配置している。

駅前広場は南口の方が広く5000u、北口は3800uを確保。
ここからアリオのもとへと100mほど幅員16mの道路をつくり、
再開発地区を横切って線路を跨ぎ、
北3条通りにアクセスする道路を設けるのが街路事業。

再開発は民間が主体になっていて
南側には25〜27階建てのマンションを建て、
北口の方にもマンションとともに病院が整備されることになっている。
400戸くらいの住宅提供を見込んでいる。
札幌遠征編2020
駅舎の出入り口には
鉄道の街を象徴するような刻印レールプロジェクト。
全部で1200枚、街づくり協議会が企画されて実現している。
まちづくりへの思いや活動を次世代に継承するために
住民参加で何かできないかというものを可視化したもの。
個人のみならず企業でこちらに参加されているところもある。
札幌遠征編2020
北口に出たところでロータリー向こうに建設が進んでいるのは
我汝会さっぽろ病院。
奥に控えているのはアリオ札幌で、
これらを立地させている土地利用はJR北海道の研修施設の存在があった。
アリオ札幌もまたサッポロビールの工場の土地利用と関わりが深いわけで。
札幌遠征編2020
北口で建設をしているマンション、ザ・グランアルト札幌。
27階建てで300戸の住宅供給を果たすものとなる予定だ。
旧来からそびえるマンション、パシフィック北五条は
苗穂駅の移転で駅とロータリーが非常に間近なものになっている。
札幌遠征編2020
それらの建設現場側から苗穂駅駅舎・北口とロータリーを撮影したところ。
タクシーが乗り入れる事ができるようになった。
やはり身障者用の駐車スペースがシェルター、
特に駅舎出入口間近に配置されている。
札幌遠征編2020
アリオ札幌への短絡路が整備されたので
そちらから大日本印刷の工場へと向かい、
北8条通からサッポロビール園の正面にまわり込む。
北海道遺産に指定されている博物館と開拓使館。
明治開拓における殖産興業によるビール工場が今日の礎になっていて
1890年に建築がされた建物。
札幌遠征編2020
開拓使館と博物館の2棟を別アングルで。
今回は博物館内の総合案内所で受け付けを済ますことになった。
以前受け付けをした場所は
グッズショップスペースはそのままにカフェスペースに様変わりしていた。

重要文化財指定は国の申し出があったものを辞退しているらしい。
内装などに国の許可がいるためとか。
企業として観光施設だけでなく文化施設として保全をしていく責任を
同時に背負っている事になる。
札幌遠征編2020
奥にアリオ札幌を控えての一コマ。
それに加えてファイターズの室内練習場まで往時は工場敷地だったという。
間近に苗穂運転所があるというロケーションは
大量生産と輸送を可能にしていたのとともに
国内市場を拡大させていくのに絶大なものであったことが伺える。

これら企業がまちづくり協議会に関わる企業として貢献をしているし、
その根底にあるものを掘り起こすという作業も
新しい街をつくりあげていく上で必要不可欠なものであり
そういった精査のもちに計画がつくりあげられ、
具現化をしているところにある。

最終的に体現していくのは住んでいる、はたらいている、
接点を持っている個々人の人びとの意識や姿勢。
札幌遠征編2020
今回は開拓使館のトロンメルホールで
生寿司アラカルト食べ放題コースに挑戦した。

注文がこの4年の間にタブレット端末で受け付けるようになっていて
ちゃんと現在時刻と残り時間まで表記され、
一括で注文を捌くことができるスグレモノであったのにビックリ。
ジンギスカンの焼き台のテーブルや雰囲気はそのまま。

仕事の終わりに、というヒトから国内外の観光客に至るまでの来訪があり
近隣に高校や大学があって学生の方がいらっしゃり、
アルバイトの場所が確保されて好循環が導かれているところであることを
相対的に実感するものがありつつも
どこもみな同じように果たせることができるわけでもないのも
確かなことで。

急行「はまなす」の出発時刻に照準合わせてペース配分していたものが
一切気にもしないでよくなってしまったので
我ながら良く食べられたものだと思うというくらいに堪能させて頂いた。
ひとりだと全然テーブルスペースに遠慮しないから拍車がさらに。
漬けのジンギスカンが改めて何だけれども、非常にくせになった。
札幌遠征編2020
ジンギスカンに加えてチーズケーキにプリンまで平らげてしまったあとは
アリオ札幌を見物して、苗穂駅の自由通路を跨ぎ
南口と旧・駅敷地へと足を運んでいく。

苗穂駅の南口周辺における民間主導の市街地再開発地区は
北3東11周辺地区が該当している。
完全なカタチで駅前広場は供用に至っていない状況の中、
通路には苗穂地区周辺における北海道遺産の紹介がなされていた。

すなわち、開拓使時代の洋風建築や工場記念館群。
こういうものが地域内に点在、
広域的にみると苗穂地区に集積されていることが伺える。
札幌遠征編2020
開発事業者が主体となって開設している情報案内所「N3E11」。
街づくりに対して行政が体現している情報提供を
民間主体で同じように切り口を変えて行っている施設。
これを主眼とするのであれば
明るい時間帯に来るべきだったと後悔をしないでもない。
あくまでも目的はジンギスカンを食べる、お風呂に入る、だから。
札幌遠征編2020
苗穂駅南口の駅前広場を撮影したところ。
完全な状態で供用を迎えているわけではないとはいえ
タクシーがロータリーに常駐している。
路線バスは旧来通り、移転しても駅舎前には乗り入れをしない。
札幌遠征編2020
周辺は4つの街区に分けて
25階建てのマンションと27階建てのマンションをつくり
約400戸の住宅供給をしたり、商業施設や寺院、高齢者住宅を整備し
ペデストリアンデッキで結び付けていくことになる。
ちゃんと街づくりのイメージ図とともに理念が強調されているんだ。
来街者や地域住民が集い交流する交通結節点や、
地域住民にとって歩きやすい快適な街の実現という目的のもとに
歴史や景観を踏まえて複合型の高次機能交流拠点と歩行空間を
どのようにしたいのか文言で仕立てて
これを事業者が噛み砕いて体現していることをしっかりと示している。
札幌遠征編2020
旧・苗穂駅跡地を見ているところ。
空き地となっているその敷地越しに
苗穂運転所に営業投入を控えたピカピカのH100形が控えていて
否が応でもそのデビューに期待感を勝手に抱いてしまいそう。
ローソンは閉店。
引き続き札幌ハイジ保育園は場所を変えずに
そちらで利用者の方の受け皿となっているようだった。
最寄りのバス停留所は「北3条東13丁目」。
札幌遠征編2020
駅舎が移転しても最寄りであることは変わりないので
「駅前温泉」を引き続き名乗っている蔵の湯。
こちらでやはりお風呂に入っていくことに。
札幌遠征編2020
苗穂駅1番線から21:44発小樽駅行き
普通列車731系3両編成に乗車して札幌駅へと向かっていく。
見事に普通列車3回とも違う形式の車両に巡り合えた。
ロングシート主体になっている。
札幌遠征編2020
アリオ札幌にサッポロビール園、ファイターズの室内練習場を通り
左にカーブして北ガスアリーナ札幌46や札幌中央郵便局を過ぎると
ベガスベガスやエスタ、秀英予備校があらわれ
21:47、札幌駅2番線ホームに列車は滑り込む。
列車は13分、こちらで停車していくことに。
やっぱり乗客はほとんどここで入れ替わる。

急行「はまなす」が廃止されて
特急「すずらん」12号を優等列車は残すのみとなっていた時間帯、
四季彩館は変わらずに22:00までの営業となっていたり
構内のミスタードーナツも23:00までお店を開けており
帰宅に向かう人々がチラホラといらっしゃった。
札幌遠征編2020
札幌駅の駅名表示板を撮影したところ。
苗穂駅のソレと設置時期が違うので照明が異なっていたりする。
栄光の「01」のナンバリングが入っている。
札幌遠征編2020
札幌駅北口から駅舎を見ている一コマ。
ここから宿泊するホテルに向かう。
札幌遠征編2020
お世話になった某鉄道会社系列のホテル。
JR東日本ホテルメッツ札幌だ。「JR東日本」が出店しているホテル。
大体同じところにお世話になる人だけど
以前札幌市街で泊まったところは満室だったので
奮発してこちらに転がり込むことに。
札幌遠征編2020
何分にも出来てからまもない上に
JR東日本はマーケティングに長けていることもあり
自分にとってあらゆる最先端の技術と対面して驚きの連続に加えて
どのような人たちをターゲットにしているのか考察するのにも
興味津々なものとなった。

チェックインからタッチパネルで精算とともに
カード式のルームキーをうけとり、
エレベーターの乗り降りにもこれを使うというのにいきなり衝撃を受ける。
フロントの方がカウンターで付き添って下さってはいても
ほぼ無人で何もかもができてしまいそうな勢いのところに
物事は推移しているような気がする。

部屋のテレビはYouTubeは見れてしまうわ、
レストランやランドリーの込み具合までわかってしまうわ
そのそばに無料スマホはあるわ、というものに感嘆するばかりだった。

というわけで生涯初スマホを「ご自由にお使いください」とあったので
ここで手にとることになったものの、
それもまた言語設定を前提としていて外国人観光客に対応、
むしろそういった人たちの需要を見越して
ソフト面が整備されていること、
実際にそのような勢いで
札幌圏の観光を中心にした経済が組み立てられていることを
痛烈に感じるものがあった。

深夜帯なのでせっかく手にしたスマホでも
我が家に電話すると(寝ている時間帯)両親に怒られるだけだから
地図機能で辿ってきた道のりにおける
不明瞭な施設を照合させる作業に費やすだけだったとさ。

アプリはJR東日本のものがインストールされていた。
そりゃJR東日本のホテルだから。泊っているのは北海道札幌市。

というわけで札沼線で新十津川駅に向かうという
一大イベントを控えて翌日無事に起きれるのかだけが
不安なままに就寝するのだった。
つづく
posted by 小林 慶太 at 23:33| 千葉 ☀| Comment(0) | 旅行編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第1工区バラスト撤去作業 旧・初富1号踏切到達

立体交差事業2020年3月11日
高架駅舎改札の供用を迎えても変わらずに
3月11日、初富駅をはじめとした新京成の各駅には
東日本大震災で犠牲になられた方を悼んで半旗が掲げられた。

生きることを望まれていても
災害によって叶わなかった方がいらっしゃる以上
生きることを無碍にしたり、命を粗末にすべきではないことを
改めて心に刻まなければならないと思う。

「死」に対してだけでなく「生」(生む)についても、だ。
30年経っても変わらないことをたぶん述べると思う。

生きている人は果たせなかった人が立ち会えなかった未来に
何としても立ち会わなければならない責務がある。

京成グループの鉄道事業者各社は14:46に合わせて
大地震を想定した列車停止の訓練を行った。

走行中の列車が駅を待たずに途中で停止するという
可視的にはそれだけの事ながら
指令系統まで広げると万が一の事態に対して
乗客を含めて意識するものがあったと思う。

ないことに越したことはないけれども
そういうものを体験した人にとっては
周到な心構えや対応の覚悟を持っていたい。

鎌ヶ谷消防署も新鎌ヶ谷駅構内で新京成の駅員さんと担架とともに
入念な確認作業をなさっていたので
視野に入れたものであったと思われる。
立体交差事業2020年3月11日
2週続けて公休日が雨だったのでちょっと遠のいていたけれども
旧・クリーンセンター敷地内、先々代・初富駅駅舎脇のヒマラヤスギを
鎌ヶ谷五中校門そばから撮影したところ。
そういえば市役所の写真展にこのヒマラヤスギの話題がなかった。
シンボルとして親しまれていた、といわれる割には。
立体交差事業2020年3月11日
くぬぎ山3号踏切から
旧・上り線との切り替え地点方面へと上り線を撮影したもの。
この付近、ビームが3本の線路を跨ぐ構造になっている。
バラストもなくなっている線路跡は路面が一部剥がされている。
立体交差事業2020年3月11日
国道464号に面した先々代・北初富駅構内へのゲートから
先々代・北初富駅構内を見たところ。
北総鉄道高架橋寄りの進入防護壁のもとに
撤去したバラストを野馬除けの土手のようにしてまとめている。
手前に物置が置いてある。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富1号踏切から
先々代・北初富駅構内へと旧・地上線跡を撮影したもの。
バラストが撤去されている場内、信号機も一通り撤去してある。
車歩道間近ではアスファルトを引き剥がしているので
その瓦礫が手前にまとめてある。
立体交差事業2020年3月11日
「北初R4」付近からスロープにかけての線路跡においては
進入防護壁のもとへとショベルカーが複数台稼働していた。
そちらにあった電気系統の設備を解体しているようだ。
並行して切り替え地点側からアスファルトを剥がし出している。
立体交差事業2020年3月11日
現・北初富交差点から
旧・北初富2号踏切と旧・北初富駅駅舎と現・北初富駅駅舎を見ているところ。
手前地上部の旧・駅舎は足場と幕でその外観が一通り包まれ
解体作業に着手されている。

左に位置する現在の市道1560号、あくまで仮の道路だという点、
それなりに押さえておきたい。

車道挟んだ富栄ビルのもとにも
テープが張られ
「迷惑駐車はやめましょう」の掲示が出されている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富駅駅舎を撮影したところ。
進入防護壁で正面出入口を完全に遮断し、
そちらに周辺地域の案内図を引き続き掲出してある。
その向こう側で旧・駅舎は足場で囲まれ、
幕で包まれているものの、基礎部分のみとなっている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富2号踏切から旧・北初富1号踏切へと見ているところ。
バラストとケーブルが撤去されている。
立体交差事業2020年3月11日
高架・北初富駅駅舎と並行する
旧・北初富駅2番線ホームと旧・上り線跡並びに旧・地下通路を撮影。
バラストまで一通り撤去されている。

駅舎は基礎部分を残すのみで、周囲の一部に足場を組んで幕を張っているだけ。
ホーム部分は土台を構成する骨組みばかり。
また架線柱だった柱も撤去してある。
立体交差事業2020年3月11日
高架・北初富駅駅舎出入口から旧・下り線跡越しに
旧・北初富駅駅舎を見ているところ。
骨組みにあたる部分は一通り解体してあり、
基礎だけが残されている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富駅2番線ホームを見ているところ。
土台を構成する骨組みだけが残されている。
パンザマスト鉄柱を前に土台の骨組みは既に途切れており
ほぼ視界に入る範囲に完結している。
そこから奥は脚のみが残るばかり。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富3号踏切脇から
旧・北初富駅2番線ホーム裏手へと撮影したもの。
こちらにはホームを支えていた脚が残るだけ。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富駅1番線ホームは完全に脚を成していた支柱だけとなっている。
立体交差事業2020年3月11日
線路跡を挟んだ高架駅舎寄りでも
旧・地下通路部分の解体作業がなされている。
立体交差事業2020年3月11日
北初富駅駅舎地上部、コンコースから改札方面へと見ているところ。
駅務室を前にモニター付きインターホンが設置されており、
向かい合うように引き戸を設けてある部分が
旧・地下通路への迂回路にあたる部分になる。
これに絡んだものが撤去されているのでがらんどうになっている。
そちらを侵入防護壁で仕切ってある。

上部には案内表示器とデジタルサイネージが取り付けてある。
路面はそれぞれの乗り場へと色分けをした上で
目的地を記載して矢印による誘導をしている。

モニター付きインターホンは改札外にも設置している。
立体交差事業2020年3月11日
北初富駅2番線ホームへのエレベーターの脇から
コンコースへと突き出ている仮設壁面に設けられている引き戸は
地下通路へのエレベーター部分を内包したところに設けられている。

旧・下り線跡に面して侵入防護壁で遮っていた箇所には
仮設壁面と引き戸を取り付けてある。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富3号踏切から旧・北初富駅と
それに並んでそびえ立つ北初富駅を見ているところ。

旧・北初富3号踏切を前に瓦礫が積まれており
脇に撤去したビームが置かれている。

一通り構内からこちらまでバラストが撤去されている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富3号踏切〜旧・北初富4号(先々代・6号)踏切間では
バラストの撤去を進めており、
旧・北初富4号(先々代・6号)踏切に向けて展開されている。
並行するヤードにはバラストが積まれている。
立体交差事業2020年3月11日
野馬除けの土手のように積まれているバラストを
上り列車から見ているところ。
進入防護壁向こうは鎌ヶ谷総合病院駐車場。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富3号踏切〜旧・北初富4号(先々代・6号)踏切間における
バラストの有無の境目付近を撮影したところ。
この先は旧・北初富4号(先々代・6号)踏切までバラストが続いている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富4号(先々代-6号)踏切から地上線を高架橋とともに
旧・北初富3号踏切方面へと撮影。

旧・上下線ともに踏切部分を前にしたところから撤去がなされている。

並行するヤードとともに線路が敷設されている敷地は
いずれもかつて北千葉線の敷設を予定するために確保された土地だ。

こちら側まで列車防護柵の撤去がヤード側、高架橋側ともに及んでいる。
立体交差事業2020年3月11日
旧・北初富4号(先々代6号)踏切から旧・新鎌ヶ谷駅構内を見た様子。
搬入路は先々代の北初富6号踏切だったもので
いずれも軌道を撤去した後、整地を行い、
旧・上り線跡側には鉄板を一部に敷いている。
また通路部分を三角コーンで仕切ってある。

駅構内では旧・上下線ともに撤去がなされており
架線柱も既に消え、ホームもほぼ解体されている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷駅地上ホーム、
残されているホーム部分は東武線乗越仮橋梁寄りの一部のみで
ほかは跡形もなくなってしまっている。
第1工区以外で唯一残っている架線柱はココ。
立体交差事業2020年3月11日
南北自由通路のもとへと北総鉄道新鎌ヶ谷駅駅舎出入口を撮影。

駅名表示板は黒を基調とし、
ラインカラーの北総ブルーはナンバリングにのみという
旧来のイメージを大きく覆すものとなっている。

ここの駅名表示板を大きくしているので
広告スペースを別途駅舎壁面に設けている。

南北自由通路を含めて点字ブロックが一直線につながってはいるものの、
高架下通路の所有者や整備年代がいずれも異なるので
三者三様のデザインになっている。
立体交差事業2020年3月11日
新鎌ヶ谷駅南口交通広場から
新京成・現・新鎌ヶ谷駅と
それに並行する新京成・旧・新鎌ヶ谷駅跡を撮影。
立体交差事業2020年3月11日
地上の旧・ホームは高架駅舎の新鎌ヶ谷駅の文字の下あたり、
東武線乗越仮橋梁周辺の一部のみに
わずかばかり残るだけとなっている。
線路も高架になった区間で残っているのはここだけ。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷1号踏切から東武線乗越仮橋梁を見ているところ。

基本的に交差箇所は地上部を走る事業者が
工事を受注して作業を行うということなので、
東武鉄道がその上部に架かる仮橋梁やホームの撤去をしていくことになる。
現・高架部分も工事を起こしているのは他ならない東武鉄道。
北総鉄道においてもこの部分は東武鉄道が工事を起こしている。
費用はもちろんそれぞれ当事者の負担だけど。

駅として一番古いのは北総鉄道ながら
線路敷設が一番最初なのは東武鉄道。
そこに新京成(鉄道連隊)、そして北総(開発)鉄道が
上を跨ぐように線路を敷設しているという順番を経ている。
立体交差事業2020年3月11日
駅舎内では壁面が旧・地上ホームへのスロープがあった付近を
高架駅舎と遮断しており、
関係者用のドアが設けられている。
これと別にスロープ解体を受けて仮設壁面を施してある。

こちらの方がドアがある部分よりも
背丈が高く、天井まで及ぶものになっている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・地上ホームへの階段部分も仮設壁面で仕切り
路面には点字ブロックの切り替え形跡が残っている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷1号踏切から
高架橋並びに新鎌ヶ谷駅ホームと並行する
地上部の旧・上下線跡を旧・地上新鎌ヶ谷駅ホームへと見ているところ。
線路が敷設されていた部分にはバラストが残るばかり。
立体交差事業2020年3月11日
こちらは旧・新鎌ヶ谷1号踏切から旧・新鎌ヶ谷2号踏切方面へと
地上部の旧・上下線跡を撮影した一コマになる。
バラストと補助信号は残っている。
立体交差事業2020年3月11日
高架下に交通規制の機材が用意されている。
立体交差事業2020年3月11日
続いて旧・新鎌ヶ谷2号踏切から地上線跡を
旧・新鎌ヶ谷1号踏切へと見ているところ。
こちら側においても線路は撤去されバラストが残るのみ。
高架橋の脇には補助信号が立っている。
立体交差事業2020年3月11日
こちらは旧・新鎌ヶ谷2号踏切を旧・新鎌ヶ谷3号踏切方面へ見たところ。
バラストと補助信号が撤去されている。
信号機の設置されていた柱は台座だけが取り外され、
柱自体はまだ残されている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷3号踏切から旧・地上線跡を旧・新鎌ヶ谷2号踏切方面に撮影。
バラストの撤去された線路跡には高架橋のそばに
信号機が設置されていた支柱だけが残されている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷3号踏切から旧・新鎌ヶ谷4号踏切方面へと見ているところ。
旧・地上線の線路跡はバラストが
旧・新鎌ヶ谷4号踏切のもとまで撤去してある。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷4号踏切から旧・新鎌ヶ谷3号踏切方面を見たところ。
旧・新鎌ヶ谷3号踏切方面からフェンスの足元まで
線路跡からバラストが撤去されている。
トラックを手前にしてその前方ではショベルカーが稼働中。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷4号踏切から
旧・初富駅2番線ホームへと旧・上り線跡を見ている一コマ。
旧・新鎌ヶ谷4号踏切手前までバラストの撤去がなされている。
架線柱も既にない。
立体交差事業2020年3月11日
市道11号では
コーシンに隣接する個人宅敷地内で工事車両が稼働して
家屋の解体作業が進められている。
トラックがこれを受けて廃材を搬出するべく控えている。
立体交差事業2020年3月11日
市道2347号から旧・初富駅駅舎を見たところ。

旧・駅舎は壁面で覆われており
「移転しました」の文字とともに現・初富駅の案内が掲出されている。

駅舎の照明がないので侵入防護壁に街灯を設置してある。
券売機付近も作業用の照明を取りつけている。

侵入防護壁で囲まれており、
旧・駅舎は出入口部分のシャッターが開いているのがわかる。
立体交差事業2020年3月11日
初富駅と市道2347号を結ぶ暫定通路から
ケヤキのある駅前広場用地と旧・駅舎を撮影。
高架駅舎への連絡通路は解体されている。
また旧・初富駅舎と高架駅舎への連絡通路の接続部分にドアを設置している。
立体交差事業2020年3月11日
旧・駅舎への連絡通路部分を
高架・初富駅駅舎地上部から見ているところ。
通路は既に解体されているけれども、野ざらしで点字ブロックが残っている。
立体交差事業2020年3月11日
県道57号、旧・初富駅駅前立体駐輪場跡地のところの
工事車両搬入口から旧々・下り線跡にそびえる
高架橋躯体「初富R1」付近の様子並びに
ヒマラヤスギや先々代・初富駅駅舎があった付近を撮影。
もちろんヒマラヤスギと
先々代・初富駅駅舎の存在を意識してもらうためのもの。
立体交差事業2020年3月11日
旧・初富1号踏切から旧・初富駅2番線ホームを見ているところ。
ホーム先端には階段を設けており、
市立図書館に面した一部のみ残されており
少しずつ裁断されてホーム延長が縮小している。
立体交差事業2020年3月11日
焼肉きんぐ並びに丸源の駐車場から
旧・初富駅2番線ホーム周辺を撮影した一コマ。
フェンスに白い幕を張る範囲は既にホームがない。
立体交差事業2020年3月11日
市立図書館に面して侵入防護壁が施されている一部に
まだ旧・初富駅2番線ホームは残されている。
こちらも裁断解体がはじまっていて脚を中心に
土台部分の骨組みだけになりつつある。
路面を持つ範囲は更に狭くなっていることがわかる。
立体交差事業2020年3月11日
旧・新鎌ヶ谷4号踏切側から旧・初富駅2番線ホームを撮影したもの。
こちらは脚となっていた支柱が連なっているばかり。
立体交差事業2020年3月11日
ショッピングプラザ鎌ヶ谷2階サイゼリア前テラスから
旧・初富駅2番線ホームと旧・上り線跡を撮影した一コマ。
裁断を重ねているので
ホームの総延長がどんどん短くなっている。
立体交差事業2020年3月11日
旧・初富1号踏切から旧・上り線跡を
地上部、旧・初富駅2番線ホームへと見た一コマ。

旧・新鎌ヶ谷4号踏切側から
旧・初富駅2番線ホーム部分を跨いで
旧・初富1号踏切を手前まで
一通り旧・上り線の線路とバラストを撤去している。

また旧・新京成スタシオンセルビス初富駅前売店店舗は
しっかりと高架下に収納されている。物置として使っている。

踏切間近にした部分を残して列車防護柵を撤去してある。
立体交差事業2020年3月11日
県道57号、ウィルパートナー付近から旧・初富1号踏切を手前に
架道橋を撮影したところ。
交通規制機器が警報機が置かれていた付近に設置してある。
立体交差事業2020年3月11日
旧・初富1号踏切からショッピングプラザ鎌ヶ谷へと
旧・上り線をみているものになる。
フェンス向こうの線路は撤去されている。
バラスト撤去を担うショベルカーが間近に迫ってきた。
車道部分を跨ぐ架線はない。
立体交差事業2020年3月11日
この模様をショッピングプラザ鎌ヶ谷2階
サイゼリア前テラスから見ているところ。
歩道間近からと従業員用駐輪場付近から2台体制で
挟み撃ちするようにバラストをかきだしていった。
立体交差事業2020年3月11日
鎌ヶ谷ショッピングプラザ2階サイゼリア前テラスから
先々代・初富駅跡地と旧・初富1号踏切、県道57号、
そして旧初富駅前立体駐輪場跡地を見ているところ。

段階的に縮小してきた踏切からは設備が撤去されているので
自動車は一旦停止をする必要がない。
立体交差事業2020年3月11日
ショッピングプラザ鎌ヶ谷、2階サイゼリア前テラスから
「大仏R10」高架橋躯体ならびに旧・上り線跡を見ているところ。
地上部はショートカットされたビームを持つ架線柱が並んでおり
その下でショベルカーがバラストを撤去中。
高架下にはバラストがまとめてある。
場内通路を用いてバラストの搬出も行われた。
立体交差事業2020年3月11日
かきだしたバラストをダイレクトにトラックに積み込んで
場内から搬出していく様子をズームアップ。
立体交差事業2020年3月11日
かくして第1工区の旧・上り線跡から一通りバラストが撤去された。
立体交差事業2020年3月11日
旧・初富2号踏切から旧・初富1号踏切方面へと見ているところになる。
富岡側第1工区詰所付近までバラストの撤去をしており、
撤去を行ったところには高架橋寄りに鉄板を敷いている。
旧・踏切を間近にしたところには大きな袋がまとめてある。
トラックがやってきていた。
立体交差事業2020年3月11日
初富1号踏切(旧・初富3号踏切)方面側も
バラスト撤去部分の手前と高架下に鉄板を敷いている。
立体交差事業2020年3月11日
初富1号踏切(旧・初富3号踏切)から旧・上り線跡を撮影。
ケーブルが線路跡を横切っている。
高架・上り線の防音壁は先端部の金属籠部分に整備余地がある。
これに沿って鉄パイプが組まれて板をあてがわれている。
立体交差事業2020年3月11日
こちらは作業に主眼を置いてみているところ。
躯体金属籠の脇に擁壁を仕上げている。
板をあてがって鉄パイプをそちらに施し、ネットを被せている。
立体交差事業2020年3月11日
そして上り線の脇に用意されているものは
まだ出番がない。2019年製のものと2020年製のものがある。
立体交差事業2020年3月11日
初富1号踏切(旧・初富3号踏切)から
切り替え地点付近を見ている一コマ。

高架線が敷設されているところが
本来の線路があった場所なので、
高架線へと直線上に線路が延びている。

新型コロナウィルスの感染対策に万全を期することが
現況では非常に難しいところにあることから
毎日新聞が主催している春の選抜高校野球が
無観客での開催を前提にしたものから中止へと決断する事になった。

そしてオリエンタルランドはTDRの休園期間を3月いっぱいまで延長するなど
長期化が否めない状況になっている。
JR北海道はダイヤ改正後の定期列車の減便や減車を決めた。

こういう状況下で賃金の上昇を単純に思い描ける方というのは
どのような発想なのかつくづく不思議でならない。
減税をしても、それを凌ぐだけの経済活動を果たしたり
脱却しても盛り返すだけの余力を持ち得ないところにおいては
もうそれを受け入れざるを得ないのだろう。

修学旅行は文部科学省が中止ではなく延期をするように要請をしている。
子どもたちに配慮している以上に
中止した際に欠落してしまう経済の対象となるところが
思っている以上に大きく、
個人のレベルでは到底補えない次元にあることが推測される。
果たせる方は果たせるのだろうけれども。
列車やバスに乗る、ホテルに泊まる、食べる……
あらゆるものが経済に直結している。
念頭にそういうものを思わないことはない。

で、新型コロナウィルスで思い知った方もいらっしゃるとは思うけれども
首都圏で大地震が起きた際には
混乱が生じるから帰宅をしないでその場に待機するように
呼びかけがなされているとはいえ、
両親がともに働いていて、
小学生の子どもが家にいたり、学校に行っていたりしたら
いずれもその場に待機するという選択肢は非常に考えにくい。
預ける相手方にずっと負担を強いることになってしまう。
そういう場面からも脱却しなければならないというのに
あまりに余力が削ぎ落とされているもので、非常に難しいものだと。

早い段階でカードを切ってしまうというのが
ここまで脆弱に物事をしてしまっているというのは。
posted by 小林 慶太 at 23:13| 千葉 ☀| Comment(0) | 立体交差事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする