2020年03月07日

りすた前夜

夕張遠征編2020
2020年1月28日、14:16、「夕張神社」停留所で
夕張市石炭博物館からやってきた夕鉄バス「新夕張駅行き」に乗車。
ここから自分を含めた2人がバスに乗り込み、
バスは夕張市立診療所に向かっていく。

病院帰りの方の乗車があり得ると思っていたものの、
バスは淡々とそちらの停留所を通り抜けて
栄団地から「ホテルシューパロ前」へ出る。
そこから夕張本町郵便局に進み、坂を下り商工会議所や北酒販をそばに
「本町四丁目・夕張市役所」でお一人が乗車される。
改良住宅と旧・夕張小を過ぎて待合所が設けられている「本町六丁目」に向かい
坂を上がって右にカーブし、セイコーマートの前に出た後
左折して道道38号に入り、エネオスのガソリンスタンドのそばから
ホテルマウントレースイを前にしたロータリーに着く。

旧・夕張駅の代替停留所のこちらでスキーヤーの方々6人の乗車があり、
屋台村を通って「夕張郵便局」でもお一人の乗車があった。
山光堂時計とみのわ歯科を過ぎ「末広一丁目」に至るとお一人が下車。
末広改良住宅とマイショップおおたを左にカーブして坂を下ると
「鹿ノ谷一丁目」。そばには旧・鹿ノ谷浴場がある。
そこから「鹿ノ谷郵便局」を経て
道営住宅の先を右へとカーブし「鹿ノ谷三丁目」を通り
夕張支線の線路跡とともに坂を下り「ときわ入口」へ。
ここでもお一人が下車され、
こまめな停留所設定があることで非定期需要とはいえ、
各地域内に移動にバスを選択肢て下さる方がいらっしゃる。

夕張第一交通と加賀谷商会を過ぎて
14:27、夕鉄バスターミナル3番乗り場に着き、
ここでもお一人が下車をされる。
スキーヤーと自分を除くと本町周辺からのバスを利用された方は
こちらで一通り降車されたことになる。

県道に復帰して「若菜九番地」に向かい
沿道に建物が並びこすげ薬局のそばから「若菜市街」停留所に出て
小倉屋をあとに左へとカーブし、
柳原技研と平和公園から坂を下って右にカーブ。
山間部を進んで「虹ヶ丘」や「温泉橋」といった停留所を通過して
洞門を潜り抜けて今度は左にカーブして「葬斎苑前」に至り、その先を左折。
道なりに進んでいくと民家が並んで来て「清水沢三丁目」に着く。
ここが旧・清水沢駅の代替停留所。3人の下車があった。

駅前食堂にセイコーマートを通って
清水沢郵便局や夕張市役所南支所に立ち寄り、左へとカーブ。
坂を下って夕張川を渡り、右にカーブして「ゆうばり小」へ。
ゆうばり小の小学生4人が乗車された。
スクールバスが一通り登下校の交通手段を引き受けていると思っていただけに
少しばかり意外な印象を受けた。

改良住宅のもとからコープさっぽろ「清陵町」に向かっていき、
坂を下って清陵橋で夕張川を渡り、
共成レンテムをそばに「工業団地入口」から道道1008号に入る。
アーバンコート南清水沢を過ぎて「清水沢四丁目」のアナウンスがあり
即座に降車ボタンを押して14:48、「清水沢四丁目」で下車をした。
夕張遠征編2020
降り立った「清水沢四丁目」停留所が
石勝線夕張支線の廃止に際して
夕張市にこちらに整備を進めていた拠点複合施設「りすた」の最寄りになる。

多目的ホールや図書コーナー、そしてバスターミナルを兼ね揃えた施設で
敷地内はまだ立入禁止ながらまもなくの供用を控えたところだった。

JR北海道は石勝線夕張支線の廃止に際して合意してもらうために
この施設に必要となる鉄道用地を夕張市に一部譲渡することを呑んでいる。
「りすた」の建設費が12億円で、
交通体系の再構築にもJR北海道は7億5000万円を捻出していることもあり
そういうものがコンパクトな街づくりを体現させていくことを
後押しすることになった。

国道452号にコンタクトをとるために線路跡を跨ぐ必要があるので
この土地を夕張市が譲渡を受けたものと思われる。

図書コーナーは財政破綻の際に廃止された図書館の機能が
保健福祉センターにあったから。これが引っ越す事になる。
夕張遠征編2020
バスで辿ってきたゆうばり小や清陵町の市営住宅を見ているところ。
旧・南清水沢駅を中心にした南清水沢地区には人口が約1400人、
清陵町には約450人ほど、そして旧・清水沢駅周辺の300人と
これら周辺の清水沢地区には約2900人の人口が集まっており
小学校や中学校をはじめ、公共施設を集約して
ここに都市拠点を置いて南北に都市骨格軸を図っている。
夕張遠征編2020
こちらが旧・南清水沢駅構内の様子。
一面一線の駅構造でヒトの出入りがある場所ではなくなってしまっているので
間近に眺めていてもやはり随分と遠くのセカイをみているような
そんな感覚に陥る部分は否めないものかもしれない。
夕張遠征編2020
スーパーフレッシュを奥に控えて
本来であれば道路を横切っていた踏切は
既に軌道も撤去されており、
線路敷地とはこちらも柵で隔てられている。
夕張遠征編2020
国道452号側から見ている旧・南清水沢駅駅舎。
駅舎壁面から駅名表記が剥がされている。
公衆電話は雪の前に出入りができない状況にあったものの
鉄道駅廃止後も機能できる状態にあるのだろうか……。
夕張遠征編2020
これも国道452号に出て眺めている「りすた」の様子。
道路工事が行われていたので車道越しに見ているところで
先ほども触れているように
国道から敷地内に入るのには線路跡を跨ぐ必要があるので
これを用地譲渡によって解消するのとともに
進入しやすい道路構造を実現しているようだ。
夕張遠征編2020
「りすた」へと役割を移すことになると思われる
「中学校前」停留所をそばにした❝バス待ちスポット❞。
平日は12:00〜19:30まで、
つまり新夕張駅行きの最終便が出る直後まで
その利用が可能になっている待合所。

建物自体はシンプルなプレハブながら
維持運営は夕張高の方々がこれをプロデュースされている。

所詮愛好家の好奇心の次元で見ている話なので
たかが知れている程度の踏み込んだ観点しかない身にとっては
非常に奥行きのない見物に留まってしまうのだった。
機能面では明らかに「りすた」の方が立派で
より充実しているのだけれども
このような試みができる、託すことができることの方が
遥かに地味でありながらも夕張市や高校生の
底力を垣間見た気がする。
少なくともターミナルはおカネがあれば
うちの街でもできる。
これは真似ようとしても簡単なことじゃない。
つづく
posted by 小林 慶太 at 23:58| 千葉 ☁| Comment(0) | 旅行編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする