2020年02月16日

天空ノ鉄道物語その2

天鉄
その過度なくらいに都市開発が進んでいく有り様もさることながら
列車型式が統一されることで運行間隔が過密化しているものを
さらに、というところまで大量輸送を可能とし、
それを必要とするだけの需要が絶えることのない光景というのは
スゴイという感覚を超越するものがある。

京葉線の東京駅って有楽町駅に近いよね、といわれるくらいの
乗り換え距離なのだというのを
ようやくここで実感した。武蔵小杉駅。

あの台風を受けてから実にここで初めて多摩川も見た。
可能にする沿線開発とそこを拠点にされるライフサイクルも。
日常ではそれがウソだったかのように思えるくらいだけれども、
やはり報じられていたことは確かだったと伺わせる部分も
今もなお河川敷に見受けられるところにあった。
天鉄
あらゆるものが特化したところに集中していく傾向が顕著で
そういう追い風を受けて相乗効果を弾き出していく光景。
ミライトワとソメイティのラッピング車両も登場している埼京線。
気の遠くなるような先の話だと思っていたものは
既にカウントダウンへと入り、
スポーツイベント以上にその先の経済動向を懸念しなくもない。
それだけのものを特定のところは補えるだけの感覚を手元に持っているし
事実そう感じさせるだけの訪問客が国内外からあるのだろう。
自分の近辺にはない感覚。
ほかの人は微塵も疑わないところに持っていたりするらしいけれども。
天鉄
母校(大学)に行った。あくまでもついで。
こちらも埼京線のホームが山手線とのホームと距離があったものが
東京五輪の開催に前後してこれを並ばせるために
350mほど移動させるために日々終電から初電までの3時間を用いて
この移設作業がなされているのだという。

またこれにガンダムのスタンプラリーのフォウ・ムラサメスタンプ台が
新南口改札に設置されていて、
非常にその移設の模様を体感できるような仕掛けがなされている。

登場人物のポスターのセリフはソレに因んだもので
リアルタイムな世代にしてみるととても秀逸。

山手線基準で巡ってもらうことを前提にして
原作準拠のセリフをアレンジしているから
思わず吹き出してしまいそうだ。
天鉄
学校には要はなく、あくまでも近くまで来たので、という程度。
在籍していた頃から校舎が大きく様変わりしているので
そばの区立図書館の方が変わらないこともあり、
むしろ安堵するものがあった。

ともあれ目的はこの犬に因んだところにある。
いうまでもなく忠犬ハチ公像。
大館駅のソレと違って天下の往来でひっきりなし。
とにもかくにも外国人観光客の方がカレに引っ付いて
記念写真をされていくことの多いことといったら。

何とか合間を縫って撮影したところになる。
天鉄
ハチ公のそばにある観光案内所として利用されている
青ガエルが渋谷駅から忠犬ハチ公の出身地である大館市に引っ越すことになり
そのプロジェクトが立ち上げられた
今回は久しぶりにこちらへと足を延ばすことにした。
秋田犬の里に設置されることになるらしい。無償譲渡。
ハチ公の存在が渋谷区と大館市を結ぶ縁になっていて
防災協定を締結したりしている。

かつては東横線は桜木町駅までだったものが
今は、というのを掘り起こさなければならないほどに歳月は経過している。
天鉄
しばらく来ない間に大きなエポックがあって
東京メトロ銀座線の渋谷駅が東急百貨店から若干移設されて
新たに明治通りの上部にホームを有する構造に変わった。
この年末年始の間にその引っ越し作業が行われた。
背後にそびえるのは渋谷ヒカリエ。
天鉄
旧・ホームの方を見ているところになる。
大がかりな工事がまだまださらに続いていき、
それに見合うだけの人びとを引き寄せる磁力を持っており
限界に近いようなところにおいても
なおも成長余地を広げるような開発がなされていく。
どこにでも真似のできるものではない、非常に特殊な場所。
天鉄
渋谷駅から都営バスで六本木駅前まで向かい、
六本木ヒルズ52階の森アーツセンターギャラリーで開催されている
日本テレビ主催の特別展、「天空ノ鉄道物語」の後期展示の見物をした。
天鉄
後期展示もさることながら
1月に出かけた旅で史料としての時刻表を紐解く必要性に駆られた部分もある。

1982年の東北新幹線開業前後の時刻表によると
今日1日1本しか列車が来ない駅は当時は7本の列車設定があり、
国鉄末期は3本に絞り込まれ、
そこからJR北海道は2016年まで3本の列車を
旅客人口の減少を受けながらも維持に努めてきた事になる。
それもまた2020年5月の廃止に廃止を迎える。

牽引する産業の情勢や道路構造の更新、
そして高速道路網の整備や人口動態を照らし合わせると
よりその背景に突き当たるものが浮かび上がるわけで
当時は意識しなかったものを
改めて照らし合わせることは今日を再確認することにつながる。

1964年時刻表復刻版などは
オイルショック以前の物価を反映しているから
そういうものを意識して読みとると
ただの列車記載の雑誌に留まらない史料的な価値を帯びていたりする。

大きな天空ノ鉄道物語をモチーフにした表紙の
JTBと弘済出版社の時刻表、いずれも表紙デザインは変わっていないけれども
来訪時期にちゃんと合わせて月表示を変えている。
天鉄
北海道の路線図、上は国鉄時代のもの。

石勝線が登川駅止まりで新得駅までつながっていなかったり、
上茶路駅までの白糠線だったりするので1970年前後のもの。

下は夕張支線がなくなっているので2019年5月以降のJR北海道。
線路はあっても不通区間を抱えていたり
既に廃止を前提に話が進んでいるところも含めて
これだけのものに絞り込まれている。
天鉄
新規展示の一つ。
0系からN700系、H5系に至るまでフル編成の新幹線車両の模型が一同に勢ぞろい。
16両の長大編成から6両〜7両編成まで圧巻。
あらゆるものにおける進化の過程とともに
走行路線ごとにおけるその必要とする輸送量を物語っているものでもある。
天鉄
やっぱり500系を中心に見てしまう。
何で新幹線ごとに車両の編成数が違うんだろう、と
そんなことを述べられていた方がいらっしゃった。

旅客需要に見合う輸送量に準拠しているということを
とりあえず引き合いに出しておけば宜しいでしょうか?
新幹線に限ったものでもないけど。
天鉄
以前も触れている話ながら
石炭産業をはじめとした国内産業の隆盛とともに
それを担ってきた貨物輸送、
一時はトラックの前に過去のものになるという
そんな評価を受けていたこともあったけれども
大量輸送を必要とする特定の条件を満たすと
やはり二酸化炭素の排出量が少ないことや、
それを運ぶにあたってたくさんのドライバーを必要とするものを
運転士一人で済むことによるコストダウンや人員の制約などから
むしろ将来の展望を見据える上で
まだまだ可能性があるものとして評価をされるようになっている。
天鉄
これが一番見たかった。
「ウエストエクスプレス銀河」!!
6両一編成、117系の改造とはいえ
大幅にリニューアルを遂げて生まれ変わった寝台列車。
デザインをされているのは他ならないイチバンセンの川西康之さん。
この特別展のデザインを受け持たれている方。
そういう縁もあって、
ここでエクステリアデザインのお披露目となっていたようだ。

列車は3つのフリースペースをもっている。
先頭と最後尾がグリーン車。うち1両は個室になってる。
天鉄
外周の天空駅と段ボールによる原寸大1号機関車。
祝日は子ども連れの方がかなりいらっしゃって
制服を着て記念撮影、という企画やシュミレーターは
非常に賑わいを見せていた。
カフェも長蛇の列が出来ていたり、駅弁の販売もなされていた。
天鉄
天空駅から東京タワーととうきょうスカイツリーを一コマにまとめたところ。
限界を超えるくらいに高層ビルがそびえ立つところに
さらに、というくらいにプロジェクトが立ち上げられていく。
そういう一方で集約化が図られる程、
どこかの集落や町村レベルの人口がそれらから消失しているのも確かなことで
大枠で括れば発展の余地をまだまだ持っているという
そんな形容をあてはめることができるとはいえ
全てを物語っているものではない。
天鉄
実物大のものをつくりあげてしまうから
ディフォルメしたものは造作もないことなのかも。
大井川鉄道のパネルを前にD51も段ボールで再現がなされていた。
線路も段ボールで出来ている。
天鉄
地方交通線の廃止に伴う最終列車のヘッドマークには
三江線のヘッドマークと構内案内図が加わった。
ほかのヘッドマークに比べると小ぶりで地味だけど。
天鉄
前回は触れなかった私鉄紹介コーナーにおける
京急と京成電鉄のそれぞれのボード。
やっぱりお世話になっているところなので。

いずれも所有している路線図を記載していて
京急は京急ミュージアムの紹介を、
京成電鉄はスカイ〇イナーの20分間隔の運行と時間帯の拡大、
そして3100形の特徴について触れられている。
それぞれ各事業者が独自でボード構成を練り上げているものと思われる。

東武鉄道のものは、親子連れの方が夢中になっていて
なかなか退いてくれなかったから記録するのをあきらめちゃった。
SL大樹が代名詞的な存在としてピックアップして
そちらへの観光を呼びかける構成になっているものだ。

個々の列車にスポットライトがあたるのは
最晩年まで活躍をしていた夜行列車。
天鉄
いわずと知れた寝台特急「北斗星」
天鉄
急行「はまなす」
天鉄
そして「トワイライトエクスプレス」
天鉄
いずれも青函連絡船から北海道新幹線に至るまでの
津軽海峡における輸送形態の変遷で不可欠な存在という
そういった共通項を持っていた。
昼間の輸送を担っていたのは789系「スーパー白鳥」。
今日では活躍の場を変えている。

前回は地元の全11万人が総力を注ぎこんで具現化した
高架工事の進捗把握をしてからこちらにやってきたので
非常に駆け足染みた部分があったものの、
休工日にも重なったので時間を注いで見物する事ができた。
posted by 小林 慶太 at 23:18| 千葉 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする