2020年02月15日

食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020

食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
この間の建国記念日(2020年2月11日)に公休が入った。
川口市にある寝台特急北斗星の食堂車グランシャリオ、スシ24-504を用いた
レストランが土休日は予約不要でモーニングを食べることができるので
そう頻繁にある機会ではないので、即座にこれを思い立ち、
今回は早起きして東京メトロ南北線から埼玉高速鉄道を経由して
東川口駅へと現地入りしてしまうのだった。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
やっとようやく、ついに、初めて埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線に乗った。
終点・浦和美園駅までの1駅を残しているけれども
地下を走行していく路線、荒川の下を通って
ず〜っと川口市を進んでいくので窓の外はまるっきり、というものであっても
体感的にその市域の広さを改めて思うものがあった。

昨今は駅構内のデザインやホームドアの構造とかにも
興味深いものがあるし、トンネルも敷設年代で差異があるので
何だかんだ会社線跨ぐと初乗り運賃が加わっていくというものを
ズシリズシリとのしかかりつつも、
今まで通らなかったところを辿っていくというのは
非常に新鮮味があった。

復路で武蔵野線の運賃表を見て冷静になる自分がいたりするのも確かだけど。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
北口ロータリーに面した埼玉高速鉄道の東川口駅2番出入り口を撮影したところ。
構内は各駅にイメージカラーが施されていて
ホームからコンコース、そして地上へと出てくるまで
空間構成にリングしていた。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
北口ロータリーのプール部分には
埼玉高速鉄道2000系が描かれたシールドを模したオブジェがある。
あくまでもオブジェだけれども、
これでトンネルを掘削してきたところに今日の列車が往来する姿は成り立っている。

建設年代や敷設背景など、加えてその兼ね揃えたインフラを踏まえると
運賃というのは比較対象となるものを照らし合わせれば
自分の収入の多い少ないを基準にしなければ、納得するものがある。

国際興業バスが岩槻駅や新越谷駅(南越谷駅)などへと路線バスを
こちらを拠点に設定している。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
高架駅の武蔵野線東川口駅を通りぬけると
南口にあたる埼玉高速鉄道1番出口のもとへ。
こちらには絵を描く子犬と
それを見守りパイプを持って寛いでいる紳士風の犬のブロンズ像。
地下に駐輪場がある南口のロータリーからは
京浜東北線の川口駅や西川口駅を結ぶ国際興業の路線バスや
コミュニティバスみんななかまバスが設定されている。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
東川口駅から県道381号を道なりに南下していく。
埼玉高速鉄道が地下に延びているので
引きかして歩いていくといった格好になる。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
ホンダカーズ埼玉や夢庵を過ぎてアズ企画設計のもとにやってくると
前方には戸塚陸橋が架かっていて
これを潜り抜け、セブンイレブンをまあ絵にした左側にあらわれるのが
プアヴィレッジなぐらの郷のスシ24-504グランシャリオだ。
脇にはミニシャリオと名付けられた自動車を従えている。

東オク、東急車輛昭和48年、JR東日本新津車両所昭和63年改、
JR大宮工場平成元年改といった履歴銘とともに
「25-11大宮総合車セ」の文字が入っている。
以後は新たな数字や銘を刻むことはない。

寝台特急北斗星の運行終了が2015年8月のことなので
さらに歳月が流れて5年の時計の針をそこまで巻き戻す必要がある。
デビューは1989年3月、ここまで30年超。
それ以前の経歴を持っていながらも良好な状態を
足元に至るまで保って頂いている。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
側面部からミニシャリオとともにスシ24-504グランシャリオを撮影。
車内、もとい店内への出入り靴にはEF510の顔出しパネルが設置されており
それに合わせて
「電車レストラングランシャリオ営業中焼き立てパン食べ放題」の幟が
はためくようになっていた。

モーニングはベーカリーグランシャリオで申し込む。
350円までのドリンクとスープ、サラダがセットになっていて
これを500円で買い求めてこれにパンをプラスして手配し、
「乗車」するという手続きをとる。

維持費のため、
長く存続してもらうための買い物というものを意識することになる。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
動かない外の景色は別にしても
この車内に足を踏み入れる感覚というのは
リアルタイムで体験したり、近いところにいた人にしてみると
何度でも甦る記憶や感覚があると思う。

内装は現役時代そのもので、歳月が流れていても変わらない状態にあるし、
厨房や冷蔵庫なども現役で使って頂いているのは
非常に傍から見ていてもありがたいし、
譲渡された立場からも本望なのではないだろうか。
何よりもそれが立ち上げられ、続いていることが素晴らしい。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
今回は2人がけのテーブル席でモーニング。
エアコンのところにはカシオペアと北斗星の時刻表があって
本来であればどの辺を走っているところで
このモーニングを食べているのだろう、というところに突き当たることができる。
そういうものを目にしたら意識しないことはない。

注文したサラダやスープを待っている中でパチリと。
現役時代は晩ごはんに奮発した時の緊張感に対する思い出が一番強い。

東北新幹線で福島駅へと「北斗星」を追いかけた時に
その食堂車で食事を楽しむ方とそれをもてなす方の姿を見て
選択肢として思わなかったものに対する価値観が変わり
そう頻繁に出来るものではないとはいえ、
それを果たせたからこの感慨があるのかもしれない。

同年代の方がお子さんを連れていらっしゃっていた。
5年時計の針を戻すと、お子さんは物心がつかなかった年齢だったのだろう。

歳月は随分と流れたけれども、変わらない感覚がある。
奥もそういう境遇にはないけれども
果たせるべき夢は適えた人だったりする。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
役者がそろったところで、頂きます、と。
こうしてまた夢と再会して至福のひと時を過ごさせて頂いた。

譲渡を申し出てこのような活用をなさって下さったことや
そういうところで食事を提供して頂けたこと、
遡ってはそこに至るまでのリアルタイムな旅路で
その空間を彩って下さった当時の方々に改めて感謝。
食堂車(グランシャリオ)は今もなお2020
そういう感慨に浸る一方で時計の針は確実に刻まれているのは確かで
武蔵野線も世代交代が着実に進んでいて
205系がやってくる場面というのも次第に少なくなり
転属してきた209系や231系の活躍の場が広がっていくのも
大いに実感する日だった。
posted by 小林 慶太 at 22:45| 千葉 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする