2019年12月01日

踏切の音というこの街のリズム

しばらく踏切は「旧・北初富6号踏切」以外、
従来通り「〜〜〜踏切」表記ということで。

高架・上り線供用開始に伴い、
各地点では踏切の警報音が鳴らなくなり遮断機が下りなくなったので
くぬぎ山1〜3号踏切と初富3〜9号までの踏切の警報音が
ここまで心地良いものだと思わなかった。

東武野田線(当時)の踏切が中心市街からなくなった時は
さほど思わなかった、まだ新京成に踏切があったのもあるけれども、
生活習慣に染みついていなかったことも大きいのかもしれない。

停止線でもう自動車は止まらなくてもいいのに
生活習慣として止まってしまう自動車を見る度に
そのドライバーに染みついているんだなぁ、という思いを抱いてしまう。

というわけで、信号がなくなった市街地、
自動車の走り心地はいかがでしょうか!?

渋滞知らずで抜群のスムーズさ!
「みたか高架工事に否定的な見解を示していた愚かな公共交通愛好家め!」
そんな声が各地で湧き立ったものと思われる。
いくら踏切がなくなっても
みんながみんな集中的に自動車を運転すれば
やっぱり渋滞が生じてしまう。

実際は高架工事が始まった当時から
感応式とはいえ、信号機が増えていたり、
商業施設は広域的な自動車での集客を図っているから
「実数値」を示されると「さもありなん」と思う程度で
あぁビックリ、というところまでは至らないところにある。

とある商業施設を3つなくすと交通渋滞が格段になくなる。
同時に関係者の顔が青ざめる。
それぐらい渋滞と商業施設には関わりがあるくらい無縁ではない。
売上などは別問題で集客などにおける話。

前話で本編の主役の一つである初富駅が出ていないことにお気付きだと思う。
これを夜にキャッチアップしているので
除去された踏切の状況とともに辿っていく。
一部例外があるものの、ほぼいずれも「段差あり」の看板が設置されている。
立体交差事業2019年12月1日
旧・北初富交差点から北初富1号踏切を撮影したところ。
前方がさくら接骨院と北初富1号踏切になる。
初富交差点方面から来ると
この場所に交通誘導器具が配置されている。
掲出場所がこの位置なのは
市道の道路幅の兼ね合いと土地所有の関係と思われる。
立体交差事業2019年12月1日
北初富2号踏切。
実は高架・北初富駅駅舎供用に先駆けて
踏切構内脇を舗装して少しばかり歩道の幅を確保するようにしていたりする。
細かいところに手が届く配慮をしてもらっている。
誘導器具は車道挟んで向かい側。
立体交差事業2019年12月1日
夜の旧・北初富駅駅舎。
シャッターは半開きで駅務室には明かりが灯っていた。
立体交差事業2019年12月1日
高架・北初富駅駅舎と並行する
旧・北初富駅2番線ホームと上り線を撮影。
うって変わって真っ暗だ。前日までがウソのよう。
立体交差事業2019年12月1日
現・北初富交差点から
北初富2号踏切と旧・北初富駅駅舎や高架・北初富駅ホームを見ているところ。
立体交差事業2019年12月1日
北初富3号踏切は一部警報機が黒いシートで覆われている。
遮断機は竿自体は取り外しながらも
これも黒くテープで覆ってある。
一気に踏切廃止とともに照明がなくなったので
不気味なくらいに真っ暗となってしまった。
立体交差事業2019年12月1日
新京成の高架下から北初富4号(旧・6号)踏切を
鎌ヶ谷総合病院方面へと撮影したところ。
警報機と遮断機は撤去してある。
左に見えるのが「段差あり」の看板。レンタルなんだよね……。
立体交差事業2019年12月1日
こちらも真っ暗。
奥に控える鎌ヶ谷ショッピングセンターの明るさがまばゆい。
旧・新鎌ヶ谷駅地上ホームを見ているところになる。
立体交差事業2019年12月1日
鎌ヶ谷ショッピングセンター側から見ている新鎌ヶ谷1号踏切。
三角コーンが置かれているところに
遮断機と警報機が置かれていた。
立体交差事業2019年12月1日
そして洋服の青山を控えた新鎌ヶ谷2号踏切になる。
立体交差事業2019年12月1日
新鎌ヶ谷3号踏切はシグナルや竿が取り外されながらも
その設備は残されたまま。
構内と線路脇は柵で仕切っている。
立体交差事業2019年12月1日
新鎌ヶ谷4号踏切。
ここも三角コーンが置いてある場所が遮断機と警報機が置いてあった場所だ。
立体交差事業2019年12月1日
高架・初富駅、上下線が高架上になったこともあり
列車がデータイムは同時発着する光景が再び見受けられるようになった。
立体交差事業2019年12月1日
旧来の連絡通路は侵入防護壁で遮断し、
誘導員の方がこの付近に配置されていた。
立体交差事業2019年12月1日
高架・2番線ホームの供用開始とともに
階段には昇降の矢印と番線表記並びに目的地が表記されるようになっている。
立体交差事業2019年12月1日
高架・初富駅駅舎地上部改札付近を
旧・初富駅前立体駐輪場跡地方面へと撮影したところ。
この段階でインターホンは調整中。
自動改札は旧・駅舎から引っ越したものになる。
立体交差事業2019年12月1日
こちらはコンコース方面へと改札を見たものになる。
改札内外、それぞれにインターホンが設置されている。
窓口には連続立体交差事業全線高架化記念乗車券の見本が貼り出されていた。
それとともに休憩時間にあたる業務を扱わない時間帯の案内もあり
有人時間帯においても駅員さんの配置が削減されている事も
ここから伺える。
立体交差事業2019年12月1日
初富第一架道橋側と駅前広場用地側に
それぞれ設置された駅名表示板を撮影したところ。
ケヤキのある駅前広場用地と旧・初富駅前立体駐輪場跡地は
この通路を挟んでそれぞれゲートで遮っており
点字ブロックが市道2347号につながるようになった。
立体交差事業2019年12月1日
ケヤキのある駅前広場用地への工事車両搬入口に掲げられていた
初富駅の案内表記が市道2347号と暫定初富駅アクセス道路との
交差付近に掲出されるようになった。
これも引っ越し作業が行われたからで。
立体交差事業2019年12月1日
供用を迎えた暫定初富駅アクセス道路からケヤキのある駅前広場用地と
旧・駅舎への連絡通路を見ているところになる。
立体交差事業2019年12月1日
通用口を確保して侵入防護壁で周囲を塞ぐようになった
旧・初富駅駅舎を市道2347号から撮影したもの。
少しばかり現・高架駅舎と距離があるので
そちらにも誘導員の方を配置して頂いている。
立体交差事業2019年12月1日
初富1号踏切から旧・初富駅2番線ホームへと旧・上り線を撮影。
こちらも静まり返っていて非常に淋しい。
立体交差事業2019年12月1日
ウィルパートナー側から県道57号、初富1号踏切を見ているところ。
誘導機材が歩道と踏切脇に跨って置かれている。
旧・上り線と構内は柵で仕切っている。
立体交差事業2019年12月1日
初富2号踏切。こちらはフェンスで仕切ってある。
三角コーンが置かれている場所が警報機と遮断機があった場所。
立体交差事業2019年12月1日
「大仏R1」躯体の足元に撤去されたこれらが保管されていた。
立体交差事業2019年12月1日
高架・上り線と旧・上り線の切り替え地点付近を見ているところ。
防音壁先端付近の信号機が点灯するようになった。
未点灯だった他の2箇所の信号機もいずれも点灯している。
立体交差事業2019年12月1日
地元広報誌2019年12月1日号(通算1268号)は運行開始日にあわせて
やっと新京成の上り線高架運行開始が表紙を飾った。

今後は側道整備や駅周辺整備、高架下の利用を勧め
さらなる魅力あふれるまちづくりにつなげていきたいとしている。

この完成によるメリットは
踏切の一日平均遮断時間が4時間48分あったものが0分になり、
分断されていた市街地が一体化し
利便性の向上と魅力あるまちづくりが可能になることを触れている。

「魅力ある」って聞こえはいいけど非常に曖昧だし
捻出するコストがあってこそ体現できるわけで。

新鎌ヶ谷2号踏切、初富1号踏切、まなびぃプラザ付近の今昔のスナップ写真と
高架駅舎のイメージカラーの紹介、
記念式典が行われたのでそのテープカットのスナップ写真が
それぞれ掲載されている。

初富駅のテーマは文化で、窓ガラスは紙飛行機をイメージしている。
北初富駅のウェーブの窓は風や雲をイメージし、
共生をテーマとしている。

で、新鎌ヶ谷駅は創造がテーマ。
横長の外観に縦方向のラインを強調することで
未来に向けて力強く成長することを表現してあるらしい。
立体交差事業2019年12月1日
3駅それぞれ普通に帰ってきた時も売ってたよ……。
連続立体交差事業全線高架化記念乗車券。

熱意と悲願の文字があれば瞬殺される勢いで完売したり
長蛇の列ができるというのに。
立体交差事業2019年12月1日
記念乗車券は3駅それぞれ200円区間の硬券で構成。
年表はちゃんと関連側道整備予定と2024年度の事業完了予定まで
しっかりと記載がなされており、
地上駅だった時代を示す写真は
いずれも仮線への切り替えを行う以前の駅舎が取り上げられている。

ともあれ、「初富駅周辺の将来像」がより具現化されていくことが求められている。
けやきネットの意見はそちらに反映されていると
首長の方が以前、市議会での答弁で自ら仰っていたので
率先してそれを導かれていくものと思われる。

協議会が開催がなされることが現実的ではないし、
構想案は広く共有される状況に至らなかった上に
牽引役となるべき存在がいないので懸念するものは多い。

それぞれがごく自然に体現できるものであればいいのだけれども、
鉄道、行政、市民という3枠が
お互いにそれぞれ意識しながら歯車をかみ合わせて行って
ようやく、というところなのに。

将来像を描くこと、高架化すること、が
それぞれのゴールではない。
ここからがはじまりだ。心してあたるように。もとよりその覚悟があってこそのもの。
posted by 小林 慶太 at 23:59| 千葉 ☀| Comment(0) | 立体交差事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高架・上り線供用開始 要望をしたキミはもちろん一番列車に立ち会ったか!?

寝言は寝ているのを確認してから呟くようにしないと
真に受ける方々がいらっしゃったり
それに大いに翻弄される方がいらっしゃるのでくれぐれも留意するように。

最後の1時間半くらい調子よくやって来た身だけど
それ以上に図々しく強い要望を掲げて
歴史的瞬間を迎えるに至っても夢の中にいる人ばっかりで
「強い要望」とか「悲願」という言葉は
この期に及んでも薄っぺらいものであることを見事に証明して頂いた。

作業の光景に立ち会えばそこから受ける
街を営んでいくバトンの重さというものをより思うものがあるというのに。
そういう感覚を抱かないから
どこまでも無責任な要望を「悲願」とまつり上げることができる。
それで「実績」とされてしまう人もいるし。
立体交差事業2019年12月1日
2019年3時過ぎ、くぬぎ山2号踏切から
切り替え作業がなされているくぬぎ山3号踏切へと営業線を撮影したところ。

関連側道やアクセス道路の整備なども控えているとはいえ
やはり目に見えるものとしての新京成・高架工事も最高潮。
2019年11月30日深夜から
12月1日早朝にかけて各地で切り替え作業が展開された。

これに伴って12月1日未明の上り列車3本
京成津田沼駅発くぬぎ山駅行きはいずれも鎌ヶ谷大仏駅行きに。
代行バスが講じられた。
さほど多くないとはいえ6両編成の列車、
こういった特別な日、という中でも旅客需要に見合うバスの手配や
その経路設定とともに3本の列車はどこで夜を過ごしたのだろう、という事すら
何ら思う事もないとこの作業を大したことのないものにしか映らないのかもしれない。

まぁみんな夢の中で「熱意」「悲願」と呟いていたんでしょうが……。
立体交差事業2019年12月1日
くぬぎ山2号踏切から上り線沿いに設置していた夜間作業用の照明が灯り、
踏切構内を跨いでこちらの方へと
架線と電気系統を主に整備をする作業が
始発列車(鎌ヶ谷大仏駅を基準で5:15発松戸駅行きの列車)運行という
タイムリミットを抱えながら展開がなされていた。
下り線の始発列車がくぬぎ山駅基準で4:35発京成津田沼駅行きなので
若干の余裕があるとはいえ、時間制限があるのは事実で
そこまでに安全運行ができる体制まで総動員でこれに取り組んでいた。

何か知らないけれども、
アパートをはじめとした民家の明かりが消えているような気がする。
熱意とか強い要望とか述べていれば
当然、見守るくらいの姿勢があって然りだというのに。
立体交差事業2019年12月1日
ベル壱番館付近での
陸軌車を用いての架線整備作業を撮影したところ。
立体交差事業2019年12月1日
工事車両のバックアップとヒトの技術力で時間との制約の中で
確実な作業が求められている状況下での作業光景。
下り線沿いには大きな袋が並んでいる。
立体交差事業2019年12月1日
中ノ峠第3公園側からくぬぎ山3号踏切周辺作業現場の様子。
踏切構内の埋設物を施したのを受けて
これを埋め戻し、再舗装をしようとしている場面にあたる。

中ノ峠第3公園、出店が出たりするくらい
近隣の人々が集結していると思いましたよ。(思いっきり皮肉)
アクロスシティのロビーもこちらの作業現場が見えるところにあるのに
誰もいなかったような気がする。
立体交差事業2019年12月1日
くぬぎ山3号踏切における架線切り替え作業を見ているところ。
踏切構内では同時並行して再舗装作業が展開されている。
また右下、線路の下を潜っているケーブルも作業対象となっていた。
立体交差事業2019年12月1日
これは架線の切り替えをしたあとに
地上部との高さを測量して調整している場面にあたる。
列車を通過させるのには適度な高さを維持しなければならない。
立体交差事業2019年12月1日
今度はそちらに陸軌車がやってきたところ。
文字通り流れるように阿吽の呼吸で作業が進められていく、という
そんな言葉があてはまる光景だ。
踏切構内のアスファルト舗装作業とタイミングを合わせて
この場面が成り立っているわけで。
立体交差事業2019年12月1日
こちらは構内再舗装作業に着目した一コマ。
作業開始前に施されていた再舗装形跡と上り線を挟んで
手前、中ノ峠第3公園寄りを対象としていた。
構内の脇に袋が積まれている。
立体交差事業2019年12月1日
この作業もショベルカーと作業員の方々の連携を伴って
集中的に黙々と執り行われているものだった。

踏切構内を跨いで北総鉄道高架橋の足元、
簡易トイレが用意してある。
これもこの作業に備えて事前に準備したのものだ。

あと土木作業は男性ばかりだというイメージがあるかもしれない。
でも新京成も東急テクノシステムも女性の方も
この切り替え作業に挑まれている。
こういった部分でも社会はボーダレスになってる。
立体交差事業2019年12月1日
これも同じく踏切構内を横切る再舗装の作業現場を見ているところ。
立体交差事業2019年12月1日
お役御免となったショベルカーはトラックに積み込まれて
北初富交差点の方へと運ばれていくようだった。
昼間だと交通量に配慮して通行できない可能性がある道路構造でありながらも
こういう時間帯での作業というところで
工事車両の搬入出をやりくりなさっている。
立体交差事業2019年12月1日
都合よくやってきて「いいとこどり」している身だから
もうこの段階ではくぬぎ山3号踏切から高架・上り線へと線路がつながり、
旧・上り線は線路下を潜っていたケーブルを前にしたところで途切れていた。

なお陸軌車はいずれもここの覆工板を経由して
国道464号並びに旧・北初富駅構内から搬入、搬出がなされている。

ちゃんと近隣の道路構造とか踏まえていたりするだろうか?
何度も組み立てている作業といっても
そういうものを踏まえた上での作業が成り立っている。
立体交差事業2019年12月1日
もう一コマ、
くぬぎ山3号踏切からの上り線が高架上へと延びている中で
線路の状況や電気ケーブルの点検がなされているところ。
立体交差事業2019年12月1日
こちらは中ノ峠第2公園側から
高架・上り線と切り替え地点付近へと撮影したところ。
これは試運転列車通過後に記録している。

作業中は絶対の必要がある歩行者には配慮して頂けるとはいえ
好奇心で立ち会う身としては憚るものがあるので
前後関係を考慮してこれを捉えてもらいたい。

あからさまに緊張感を持つ雰囲気が違う。
まだまだ延長線上にあるところであっても
これは試運転列車通過後の場面だ。
立体交差事業2019年12月1日
時間制限が着々と迫ってきても
然るべき安全のための測量や点検は怠る事がない。
立体交差事業2019年12月1日
こちらはくぬぎ山3号踏切脇のケーブル作業の様子。
立体交差事業2019年12月1日
くぬぎ山3号踏切構内だけでも多種多様な作業が
多くの人びとを動員して同時並行でなされている上に
他の踏切や初富駅、新鎌ヶ谷駅、初富3号踏切側の各地点でも
同じように作業がなされ、
これと別途設置されている本部と連絡をとりながら
進捗状況の推移の共有が図られていた。
立体交差事業2019年12月1日
踏切構内再舗装形跡の最終確認を行っている場面になる。
4:15を過ぎたところで
高根公団駅から試運転列車が
切り替え区間を走るべく出発を迎えることに。
というわけで一編成はここで夜を過ごしたらしい。
立体交差事業2019年12月1日
段階的に各地を巡って
下り始発列車4:35発くぬぎ山駅行きが出発を控えて
そちらへとスタンバイを迎えようとしている中で
こちらくぬぎ山3号踏切の警報機が鳴り、
上り列車の到来のシグナルが点灯する。
立体交差事業2019年12月1日
4:33、高架・北初富駅を試運転列車が出発。
旧・北初富駅構内を進んでこちらへと向かってくる。
切り替え区間は「試運転」であらゆる状態を
目視で運転室から関係者が点検確認をするので
非常にゆっくりと走行がなされていた。
立体交差事業2019年12月1日
試運転に充てられたのは8810編成だった。
くぬぎ山3号踏切にゆっくりと進入してきたところ。
スピードが遅いので周囲が暗くても
走行列車をこれぐらいのレベルで撮影ができた。
このコマに映っている踏切脇の人たちが
くぬぎ山3号踏切で夜間作業を立ち会われた方々。
立体交差事業2019年12月1日
このあとすぐにくぬぎ山駅4:35発京成津田沼駅行きがやってくる事になる。
タイムリミットが下り列車に比べて多少なりとも余裕があるとはいえ
ここに至るまでずっと緊迫感が漂っていて
警報機が鳴り、列車が来て、見送り、異常がないことが確認されたところで
張り詰めた空気が幾ばくか和らぐことに。
一番列車を見送るまで作業員の方々も業務を控えていらっしゃる方もいた。
立体交差事業2019年12月1日
北総鉄道高架下通路から
高架・上り線の防音壁先端付近に設置された信号機を撮影。
切り替えに伴い×印が解除された。
エステハイツ鎌ヶ谷、階段部分を除いて真っ暗だ。
立体交差事業2019年12月1日
国道464号、旧・北初富駅北口付近から北初富交差点へと
北初富1号踏切を見ているところ。
同時並行の夜間作業で警報機や遮断機が撤去され、
両端部分にフェンスが施され、旧・地上線と道路が遮断された。
立体交差事業2019年12月1日
北初富1号踏切から旧・地上線を北初富2号踏切方面へ撮影したもの。
高架下、場内照明が灯っており
相対的に薄暗くなった旧・地上線の存在がかえって印象強いものに。
踏切構内は車道部分に停止線は残っていても
自動車はそのまま通り抜けることができるようになったので
誘導機器にて「段差注意」「スピードダウン」を呼びかけていた。
立体交差事業2019年12月1日
こちらはさくら接骨院側から北初富1号踏切を見ているものになる。
立体交差事業2019年12月1日
旧・北初富駅駅舎。駅名表示板に白いシートが施された。
市道に面して点字ブロックのもとに
マルーン塗装のN800形が描かれた
「新京成線北初富駅」の所在を示したボードが立てられ
北初富2号踏切の先を矢印で指している。
シャッターが開いているのは地下通路を閉鎖したことと
階段があることなどの兼ね合いで
自動改札の引っ越しをこちら側から行ったためと思われる。
だから既に看板の奥に自動改札はない。
侵入防護壁のもとにある「新京成線を高架にします」のボードはそのまま。
立体交差事業2019年12月1日
スロープと階段向こうにシャッターが開いて
営業を開始するようになった高架・北初富駅駅舎を撮影。
北初富グリーンの帯と券売機、運賃表が視界に入るところに。
立体交差事業2019年12月1日
旧・駅舎から引っ越して来た自動改札をコンコースへと見ているもの。
本来であればこの時間帯は窓口が閉じているところにあたるけれども
移転業務が引き続き駅務室内で行われていた。
遠隔通信のスピーカーの最終点検などもなされていたので
営業に近いところでないと行えないものもあったようだ。
誘導員の方が構内には引き続き配置をして頂いていた。
立体交差事業2019年12月1日
対向式ホームの本格供用に伴い
改札内通路には色分けして路面に目的地と誘導線が施されるようになった。
立体交差事業2019年12月1日
旧来の地下通路へのエレベーター周辺は仮壁面で囲まれ
そちらには引き戸が設けられた。
新旧のエレベーターが並ぶように撮影したものになる。
もう一つ、旧・下り線跡に面して引き続き引き戸が設けられている。
立体交差事業2019年12月1日
高架・北初富駅2番線ホーム、ここで時刻表の掲出となった。
アドボードは……、北初富駅、
枠を確保していても広告主になってくれる方が少ないので
無地のままでこの日を迎えている。
立体交差事業2019年12月1日
高架・北初富駅1番線ホームのインターホンも
この段階では調整中ながら利用説明の表記が取り付けられた。
立体交差事業2019年12月1日
営業一番列車を前に2本目の通過列車となる回送列車、
8808編成が4:50、北初富駅2番線ホームに入線。
くぬぎ山車庫へと「朝帰り」となる。

立体交差事業2019年12月1日
このあと鎌ヶ谷大仏駅へと向かい、
鎌ヶ谷大仏駅2番線ホームから営業上り列車1本目、
5:15発松戸駅行き、8813編成を迎え入れた。
人だかりが見えるような気がするけれども
ほとんどが関係者だった。

車掌さんは「この列車から高架区間を走ります」と
関係者が同乗されている中でアナウンスされていたものの
窓の外を取り立てて食らいつくように見入る方は
乗り合わせた車両にはいらっしゃらなかった。

現在は再び不通区間を抱えているものの
東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道が全線運行再開に至った際
待ち侘びていた人々はそれまでの歳月を記録したというし
一番列車を旗を振ったり、沿線から手を振って
その走る姿に感嘆したといわれる。

悲願とか、思い入れが強いとか、熱意があれば
それぐらいの姿勢があるべきであって
九州新幹線開業のCMや
新幹線変形ロボシンカリオンの第74話で各運転士のもとに
沿線から人々がエールを送り、挿入歌のSTARTRAiNが流れるように
コープ野村初富、サンクレイドルレジデンス初富、ベルトゥムールや
鎌ヶ谷総合病院にバースクリニック、アクロスシティ、エステハイツから
人びとがその一番列車を見守る、ということもなく、
ジョゼファッション付近に
自転車止めて見送られていた方がいらっしゃったくらいか。

ギャラリーがいなかったから
鎌ヶ谷大仏駅から大勢の人々が1番列車に乗車されたり、
初富駅、新鎌ヶ谷駅、北初富駅で
これを迎え入れるために集結されている可能性も
よもや、と思いつつも、やっぱりよもや程度だった。
立体交差事業2019年12月1日
そして初富駅を経て新鎌ヶ谷駅へ。5:21着。
駅に滑り込むタイミングで下り列車とすれ違い。
高架上で列車が行き交う光景がここで実現するようになった。
立体交差事業2019年12月1日
新鎌ヶ谷駅2番線ホームの時刻表もここで登場となっている。
フェンスはもちろん撤去。
塞いでいた案内表記や
列車到着案内表示器の「調整中」の文字も解除されるようになった。
立体交差事業2019年12月1日
旧・地上ホームを結んでいたスロープは侵入防護壁で遮断された。
立体交差事業2019年12月1日
こちらも通用口となるドアを確保しながら
旧・地上ホームへの階段部分も侵入防護壁で遮るようになっている。
いずれもあくまでも仮の壁面。今後の展開、整備余地を残している場所にあたる。

高架化される3駅の中では新鎌ヶ谷駅が
一番早く連続立体交差事業完成記念乗車券を販売していたので
列車到着とともに降車された方が買い求める光景もなかった。
駅員さんがそれを待っていたような気がする。
心の声が聞こえる……。

僕はこのあと仕事に行きました。

ちゃんと7時の窓口開設時間に合わせて
初富駅と北初富駅には連続立体交差事業全線高架化記念乗車券を求める
長蛇の列ができて瞬殺される勢いで各駅では完売されたでしょうか?

仕事の身ですらわざわざ足を運ぶのに、
夢の中にいる人に「熱意」とか「悲願」とか安っぽい言葉が言われたくないし
そういう言葉を受けてのこれらに挑まれた作業員の方々の
準備から当日を迎えるに至った業務だったとは思いたくない。

求める社会には然るべき責務が伴う。

記録しているから足を運んでいるんだと思うのであれば
ご自身も自分の熱意を体現するようになさると宜しいかと。

不本意なものを抱えつつも
作業員の方々の姿勢を目に葛藤するばかりだ。
お世話様です。

だから未来は重いんだ。
みんなが思う程、安くないし安くしてはいけない。

首長や議員の方はどちらで夜間作業に立ち会われたのでしょうか!?
今日はご公務はなかったかと思われますし
ねぎらいの言葉をかけて頂けたはず。

(無責任に)「要望する」なら誰でも出来る。
その要望を叶えるために努力された方々に対して
何らかのカタチで報えるものをつくり出さなければならない。
常日頃から思われているとは思うけれども。
posted by 小林 慶太 at 23:42| 千葉 ☀| Comment(0) | 立体交差事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする