市の担当部局から挙げられた技術的な精査と
警察協議における指摘点について列挙するよ。
「○つめの案」という表記については前話を参照して欲しい。
まず警察の指摘点。
現状で考えられる意見であることを前置きされて
市役所の方がさりげなく聞いている。
まだ確定段階ではないので、「さりげなく」という表現を僕が使わせて頂いた。
「現状で考えられる」という見解に
市民の運営委員会と警察のギャップがあったので
話がそこで終わってしまったのだけれど、
こういう話が出ているということで。
・計画する際の注意点として「安全で円滑であること」
「駅を利用する人や車の視点であること」を念頭に計画をすること。
⇒補足して置くと「安全で円滑」というのは
初富駅のアクセス道路と広場に限った話ではなく、
近隣にある初富交差点をはじめ国道464号や県道57号線などに
渋滞を招くような構造になってはいけないということ。
立体交差事業の主題は渋滞解消が第一だから。
⇒「駅を利用する人や車の視点であること」というのも
市民側にしてみるとやっぱり自分たちも使っているのに!!という部分があるから
ちょっと納得できない部分があるかと。
・県道57号線に右折車線の設置が出来るのであれば右折入りは可能。
⇒つまりここ。
写真右側を走る自動車が左にできる新初富駅方向へ入るためには
右折車線をつくらなければいけない。
現実的な話として地域を考えて
それを確保するスペースはどうだろうかを踏まえると、
実現させるハードルは高いかと。
・安全、円滑を考慮すれば右折出は不可。
⇒同じく写真右側の道路に左から出て行くには
反対車線をまたがなければいけないから、渋滞のおそれが出るというのは
必然ということ。
ここまでの提示条件はビックリするというものではなく
普通に生活していれば、思い浮かぶ話であるかと。
これを踏まえつつ、簡単にできると要望していたりするのであれば、
用地買収のために資金を提供されてもどうでしょう。
それで事態が停滞しているなぁ、という指摘であれば
仰る言葉も最もだと思いますが。
・一つ目の案は都市計画道路7・7・2号線に接して住んでいる人が
駅前広場を利用する時は帰り道が遠くなってしまうのではないか。
・一つ目の案と三つ目の案の県道57号からの左折は
鋭角になっているので隅切りが必要となる。
・二つ目の案と三つ目の案は車両交互通行部の歩行者動線を考慮した方がいい。
・駅前広場には施設を造れば必ず自動車が入ってくるから、
円滑な交通を確保するために乗降スペースを
身障者、タクシー、一般それぞれ2〜3台分確保するべきだ。
⇒この点について決定的に運営委員会と警察で価値観が違うので
あくまで伝聞を伝える市役所の人が苦労することに。
そんな(車が来る)わけない!!とか思いつつも、
やはり「まさか」となってしまった時、
広場のロータリーを簡単に広げることができるわけがないから
何とも言えない。
で、広場が出来たあと結果だけを見れば、
客観的な市民たる人は「何やっているんだろう」としか映らないと思うんだけど、
ここが最大の問題点であって、
なぜそういう構造になっているのかとか、
色々と分析した上で、それに対応した行動をとることによって
自分たちが望む街の姿を引き寄せるしかないのだと思う。
自ずとその建設の意図を酌めば
新鎌ヶ谷駅や北初富駅、鎌ヶ谷駅に交通を分散させるなどを
心がけをしなければいけないし、
しないとこの指摘をそのまま受けると
ロータリーが広場の空間をほとんど埋めてしまう事もあり得る話。
だからといってまるっきり使えないという
「交通結節点」であってはいけないし。
・高齢化への対策としてコミュニティバスの乗り入れが必要ではないか。
・市道2347号線には車両進入をさせない方がいい。
⇒従来どおり生活者の自動車以外はまず入れない予定なので
この点については無理なく解消がなされるかと。
ただ、周辺の人がどう使うのかを考えると、
標識があっても破る人はいるとか、そういう意見もあって、
何か本当に人間が嫌になるよね……。
って初富1号踏切横断歩道にしている人間に言われたくないか。
(ちゃんと今日は初富交差点や伊勢屋さんのところに
迂回したじゃないですか!?でも1日じゃダメなんだ。毎日じゃないと)
運営委員会の場で踏み込めなかった市役所担当部局の指摘について。
それぞれにメリット・デメリットが提示されている。
やりとりで現実味が乏しい点があったりするのにも関わらず、
意図を評価してもらっている部分もあるかと。
一つ目の案は
歩道が東西にあり、歩行者と車両が分離でき安全な一方で
入口となる交差点が鋭角なので民地の確保が必要になるそうだ。
技術面では
駅前広場から県道57号に右折する軌跡が右折車線に被ってはいけないこと、
高架下を利用して右折車線を設ける場合もシフト量を考慮すると
相当の用地買収が必要になること、
初富交差点との距離が近すぎるため、(写真下には)交差点を設けることが
出来ない可能性があること、
そして歩道と車道の位置関係を考えなければいけないことが
課題として挙げられた。
2つめの案は
交差点が集約されている一方でアクセス道路となる車道を
歩行者が歩いてしまうだろうということ、
県道57号に右折レーンが出来ないこと、右折レーンができなければ
県道57号からの右折入りができないことが指摘され、
右折車線を設ける場合、こちらもシフト量を考慮すると
相当手前まで用地買収を行う必要があること、
鎌小通りとの交差点の距離が近すぎるため
現在の初富駅への改札の道路に交差点を設けることができない可能性があること、
加えて(鎌ヶ谷ショッピングプラザへの)横断歩道は交差点に
集約すべきという点が課題として出ている。
どれも厳しい。
3つめの案は
これも交差点が集約されているものの、車道を歩行者が通行してしまうこと、
入口の交差点が鋭角なので民地確保が必要になることが指摘されている。
そして課題は他2案と同じく、県道の高架下に右折車線を設ける場合は
シフト量を考慮すると相当手前まで用地買収をしなければいけないこと、
初富交差点との距離が近すぎるため交差点を設けることが出来ない可能性があること、
都市計画道路8・7・1号と都市計画道路7・7・2号の通り抜けを防ぐ
直進禁止にするために具体的にどのような交差点の構造にするのか、
構造的に可能なことなのか予測不能であると指摘されている。
とまあ、何度もいうけど、市役所の人もアイディアを出していて
これだけの指摘が他の部署から出てくるというのは
それだけこの地区の道路事情と土地利用の複雑さからなるものなのだ。
同時にこういう指摘で、なぜ、そこがそうなっているのかって
パッと思い浮かぶ場所が出てくるんじゃないかな?
知らなければただ不便だ、の一点張りだけどさ。
東武野田線高架に沿って伸びるあの道路。
そういうのを知ることによって納得できる要素とかは
出てきたりとかするような気がするんだけど……。
加えて鎌ヶ谷駅近辺の信号機の整備についても
その特殊性がわかるのではないかと。
しない?
そうなると僕は何かどんどん人間キライになっていく気がする。
市議会は市民側にそういう意図的なはたらきかけを求めることに
あまり機能しないだけに我々がはたらきかけていく必要はあるのではないかと。
何も知らないで出来上がった新北初富駅広場と
色々と課題を知ってしまってできた新初富駅広場。
たぶん課題は解消できないかもしれない。
そういう中で幸せなのはどっちなんだろうね。
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