地元広報誌2012年5月15日号(通算1087号)が発行された。
この紙面に於いて市の2012年度予算の概要が取り上げられている。
一般会計予算278億3000万円で前年比0.4%増で、
特別会計の合計は197億200万円ほど。こちらは前年比6.1%増となっている。
まず確認しておきたいこと。
ご自身の収入と照らし合わせて
この予算比の増加というものはいかがなものと映るだろうか?
収入が増えていて、それに見合う形で税金が納められて、この予算、という
そんなシナリオであれば、さほどムリなく将来を展望する事ができるかもしれない。
少なくとも社会がそういった傾向に位置していたり、
この予算を受けて自分たちの生活がそういう風に伸びていく事が見込めればまだしも
現実には楽観できる要素は乏しいのが現実。
かといって予算は縮小されれば、地域経済は多かれ少なかれこれに反映されて
より縮小傾向を強めていくので、
世の中ってのはどうにもならないようなところにあるようにしか
思えなかったりする。
今年度の予算で新京成立体交差事業に3億8036万円が計上されているほか、
鎌ヶ谷駅西口地区整備事業に1億3682万円を充てている。
また新鎌ヶ谷駅高架下のピコレール保育園に8500万円の予算。
特化した予算編成が続いている。
放射性物質対策や地震・災害に強い街づくりと「子育て・教育」に
投資する傾向が強いのが特徴といったところ。
また既存施設の改修を伴っていくというのも付きまとう事になっている。
で、初富駅周辺街づくり構想案のパブリックコメントの告知記事は掲載されていないけれど、
同日に発行された議会だより(158号)にて2012年3月の定例会一般質問において
この初富駅前広場などが取り上げられているので触れておきたい。
某市議会議員さんがこの議会にて一向に公表されない理由を尋ねている。
これに対して2009年度(=2010年3月ころ)に取りまとめを終えているが
駅へのアクセス道路の位置関係などで関係機関(新京成・千葉県)と調整していて
公表する段階に至っていない、と市役所の方が答弁を行っている。
そして次の質問。
何かわざとらしい印象が否めないけど、やはりそういう意図が見え隠れするような。
(現状=インフラ並びに調整状況を知っている人間がそう思うだけで気にしないで下さい)
市が購入した駅前広場(ケヤキがある広場用地)に県道57号線から
車道がつながらない可能性はあるか、という問いかけが投げかけられている。
市役所の人は「実現できる方向で鋭意努力しています」としか答えようがない有様。
最終的に初富交差点付近からの都市計画道路が完成すれば
確実に車道はつながるのだけれど、調整が如何ともし難い状況となるとねぇ。
駅前広場周辺が第1種低層住居専用地域で
商業利用できないが、不都合はないか、という設問もなされている。
行政は軽々に変更は難しいと答えるに留めている。
人口が限られている社会で、
既存の旧鎌ヶ谷ショッピングプラザの建物を核とした街を考えると
この商業利用できないという制約はこれを保つことに一役を買う一方、
これ以上の「賑わい」を求めることには難しいものであるのもまた確かな事だ。
高層化住宅が建設可能になれば、人口の集約も可能だ。
同時に初富駅界隈並びに新鎌ヶ谷地区の店舗維持に関わる需要を賄う事もできるから
飛躍的な、というのは大袈裟にしても活路を切り開く事はできるかもしれない。
人口が増えていく時代であり、幅広い年齢層で構成される個々の地域が
それぞれに存在するのであれば、僕もその選択をとりうるだろう。
でも現実にはそういう状況下に社会は存在しない。
初富駅の賑わい創出のための人口を賄うというのは
他地域の犠牲を伴う事を極力回避した上でのものであって欲しい。
こういうものを僕は望まない。
都市計画道路や初富駅交差点改良など20年以上前(30年は遡る)の計画で
現在広場を利用する人の利便性が向上しないのはマイナスであり、
時代に合わせた都市計画の見直しはトップリーダー(=市長)が判断することではないのか、と
某市議会議員さんはこの場で詰め寄っているけれど、
これは「後期基本計画に盛り込まれた施策を具体化してよりよい街づくりを行う」という
回答で交わされるに留まっている。
ちなみに都市計画の見直しは同感だと思うものの、
市長の判断だけではどうにもならないのも確か。
これ以上の議論を踏み込まなければならないし、
相手方がある中で、そちらも尊重しながら、どうやって解決の糸口を見出すのか、というものが
このように問われる某市議会議員さんの脳裏にはあるのだろうか?
それぐらい難しい状況下で広場を望んでいた、という点も忘れてはいけない。
大体、生え抜きであればこの辺りの状況を考えていて、
それらが制約になるという事が、高架工事を行う以前に想定していて
猛烈に反対したりしていればまだしも、
高架工事がここまで進展していて、その叱責を問うというのは。
(昨日今日やってきた人が「どうしてそんなのやっているの?」というのは理解できる)
自分自身の落ち度というのはどのようなものだろう。反省すべき点も多いのではないかと。
それを背負った上での街をつくっていく必要性がある。
都市軸に何を実現させるのか、というものも思うものはいかに?

本日(2012年5月15日)の早朝、初富1号踏切から
都市計画道路の施工ヤードを眺めているところ。
線路をつくる作業のための重機が目の前に、というところなのだろうか?

新鎌ヶ谷4号踏切から見ている仮ホームの様子。
鎌ヶ谷ショッピングプラザ建て替えについても
別の某市議会議員さんが踏みこんでいる。
中央公民館を含めた一体的な土地利用を提案し、市長に見解を求めている。
文化ホールの設置に強い要望を持っているのは認識しているとの答弁。
建て替えを期に複合施設として取り組むことは
相手との協議が前提になり大変な事が予想されるが、
将来の街づくりに重要な位置づけになる事についても見解が問われている。
これに対しては綿密な協議を進めて文化施設の実現に取り組む決意があるとの回答。
で、仮にそうなると中央公民館は役割を終えてしまう事になるのだろうか?
加えて協議が商業施設の「空白期間」に及ぼす影響はいかに。
たぶん、この辺、特需とまではいかないまでも
既存店の需要が新鎌ヶ谷地区や鎌ヶ谷地区などに一部流れていると思われる。
そんな中でそれに対応するべく人員補強などがなされた時、
いかにして雇用を守っていくのか、というのが課題になっていく。
(商業施設が出来れば雇用は失われたり、縮小するから。
もちろんそれを凌駕する人口増が体現されれば問題ないけど)
「(他人の)子育てに(も)やさしい社会を!!」っていう方は
この辺にも配慮に基づいた購買や地域経済を鑑みているのではないかと。
自分の感覚としてインフラの拡充はもう限界に近い気がする。
最後に北初富駅の話題。
2012年5月14日の午後、予定通り2番線ホーム裏手の通路の切り替えが実施された。

こちらは2012年5月15日、早朝撮影。おかげさまで明るい時間帯。
従来は右折するところが、左折迂回、という経路に変更された。

新設通路の様子。

新設通路から既存通路方面を見ているところ。
下水管強化工事が行われた上部付近にこの通路が設けられ、施工ヤードは一時分離されたということに。

中の峠第2公園並びに北総鉄道高架下の工事の様子。通路部分に鉄板が敷かれた。
※予算審査特別委員会での審査で
人口の減少が街の発展の阻害要因である事や新たに生産年齢に達する人口の2倍の
高齢者を抱え込むことになる事など踏まえなければならない言葉が多々。
この辺踏み込んで貰いたい。